包丁で思い出す私の青春の思い出。

おはようございます、こんにちは、こんばんは。文章を書くことに全く自信がないのですが、クリスマスだし多めに見てください。

それにしても物騒なタイトルだなぁ…。

あ、お疲れ様です、さぶれです。

今日久々に調理道具を買ったんですよ。タイトルの通り包丁です。

別に本来の料理をする時に食材を切ったり、お魚を捌いたりするために使う以外のことに使ったりしませんからね。メンヘラじゃないから。

まぁ話が早速ぶれてしまったんですが、貝印さんの関孫六「茜」という包丁を近所のホームセンターにて購入しました。大体4,000円くらいだったかな。

今の今まで使ってた包丁は私が大学生の時、当時住んでた下宿の近くの商店街のガラガラ、福引き?賞品をもらったものなんですが、もう限界。研いでも研いでもすぐに切れなくなるし、すぐ刃がちびちゃうんです。

割と料理をする方だと自負してるんですが、その包丁を使うたびにイライラが募ってきてやる気なくなっちゃうみたいな。

んで、ずっと欲しいな欲しいな、とAmazon先生をウォッチングしながらカートに入れては後で買う、削除、また入れては消して、を繰り返していたんですが、お金を下ろすついでについに買っちゃいました。

なんでそんなどうでもいいことをわざわざnoteに書いたかというと、それこそそのイライラ包丁を手に入れるよりも前、高校の頃にさかのぼります。


当時の私は実はいうとまだ生理も来てなくて、自分は本当に女の子なんだろうか、もしかしたら…なんてことも考えながら実は中学の時に先輩と性経験をしちゃってたりと、ちょっと複雑な高校生活を過ごしていましたが、好きな人は男の子で、所謂ストレートとかノンケという女の子でした。

でも女の子と遊んだり、というよりは乙女チックな男の子と遊んだり、一人で本を読んだりする方が楽しい、というどちらかというと内向的な子でした。いや、今も内向的なのは変わらないんですが、今よりももっと根暗でぼそぼそ喋る存在感の薄い奴でした。

中学の友人は高校で離ればなれになり、俗にいう量産型ぼっちの私はセミプロ陽キャみたいなあんまり仲良くはない元クラスメイトの子に半強制的に誘われるまま経験もなかった吹奏楽部の新歓演奏会に拉致されることとなり、入部。紆余曲折あり、渉外担当にさせられたこともあってか、社会人でいうところのビジネスコミュ力に相当するスキルも養われ、後輩からもそれなりに慕われたりと今までの私やら本当の内面を知らない人からは手前味噌ですが割とかっこいい先輩と映っていたのかもしれません(小並感)

そして、3年生の夏のことです。

夏になると全国、どこの吹奏楽部でも真剣に取り組む一大行事があります。

全日本吹奏楽コンクールです。野球でいう所の甲子園みたいな感じが分かりやすいでしょうか、野球よくわからんけど。

まぁ吹奏楽部も甲子園の予選大会みたいな感じのものがあるんですよ。

そのコンクールに向けてみんなで練習に励んで、涙あり笑いありの青春を経験するわけです。私の学校はあんまり吹奏楽が強いって訳ではなかったのですが、運よく県大会まで進むことができました。

そして県大会は残念ながら敗退。帰りのバスでは泣いてる子が居たり、それを見てつられて泣いちゃうとも居たりとすごいシリアスなムードで、私的には県大会まで進めると思ってなかったので、特に悔しいとは思わず、県大会まで進めて良かったな、いい経験ができたな、くらいにしか思っていませんでした。とても言える雰囲気ではなかったけど。

そして私は帰る時に違う楽器パートの子に呼び止められます。

「さぶれちゃん、ちょっと待って」

私はその子と同じクラスになったこともなかったし、体育でも一緒になることはなかったのですが、よく話しかけてきてくれて、放送中のドラマの話とか好きなアイドルの話とかよく聴いてるバンドの話とか今思い返しても色々なことを話してきてくれた子でした。

そうです、その子の名前が「茜」です。

急に呼び止められたものの、同じパートの子と帰ろうとしてたので、「ちょっと先行ってて」とだけ言ってその子のところに行くと

少し俯きながら「言いにくいんやけど聞いてほしい話があるんよ、さぶれちゃん、いい?」と。

そんな言い方で話しかけてくることなんてなかったので「どうしたん?茜。話しにくいこと?場所変えた方がいい??」と聞くと軽く頷いたので

学校の近くにある小さな公園に行きました。

茜は「今日は、残念やったね。もっと演奏したかった。」と言い出すや否や泣き出してしまい、私は抱きしめて頭を軽くポンポンしながら、「茜めっちゃ頑張ってたもんね、でも私は県大会に行けると思ってなかったからさ、もう一回演奏できただけでも嬉しかったんよ。」と素直に言うと、「もうクラスも違うし、前みたいに話もできないし…」と茜は言い出してまた泣き出してしまいました。

私は「なんでよ、また話したりできるやん。おんなじ学校におるやんか。」と笑いながら言ったり、3年間の思い出を喋ったりしていました。

ようやく茜も泣き止んで、「じゃあそろそろ…」と学校に戻ろうとした時に

「私な、サブレちゃんのこと好きになってしもた、大好きやねん」と茜が言った瞬間私に抱きついてきました。

「あっ…え?えぇ?うん??」

私は完全に動揺してしまい、どうやらこれは思ってたのと違う流れになっていることを理解しました。

「好きってどういうこと?え??」

「もう友達じゃなくて違うのがいいの。さぶれちゃんともっと一緒に居たいんよ。だからね」そう言うと私にキスして舌を入れてきたので、流石にこれはまずい、と思って制止して「ちょっとストップ!待って待って。それはダメだって。」と私が言うと…






この先は有料会員登録をすると見ることが出来ます。的な展開ですw

まぁこの続きは特にないんですけどね。


この後一応はちゃんとお断りして、これは吹奏楽部の仲間の誰にも言わずに茜と私だけの心の中だけの思い出になってるんですが、百合が好きなフォロワーの方、ゆりゆりなお話にならず本当に申し訳ありません。でもキスくらいならセーフだよね?

茜ってば男の子達の中では学内指折りに入るくらい人気のめっさかわいい子なんやで!?目はクリクリしてて、スタイルめっちゃ良くて、声もかわいくて、優しくて…。そんな子にあんなに好きになって貰えたってやばない?なかなか、というかめっちゃ嬉しくはあるんやで。

できることなら自慢したかったわ!!

とにかく嬉しくはあった、嬉しくはあるんやけど男やったらなぁ…。


ちなみに今その茜ちゃんは素敵な男の方と結婚されて、子供さんも男の子2人ととても幸せにされてるみたいです。

なおこれはインスタとFacebook情報です。

これ以上見たら巨大な自己顕示力のメガ粒子砲で私は宇宙の塵になってしまうのでここで試合終了です。

現場からは以上です。




あれ?あれ??なんでや工藤。

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