『余命10年』見て来たよ
どうも、ryoseiです。
やっと『余命10年』を見ることができました。
見に行っている友人も多く、皆高評価だったので、ずっと楽しみにしていました。
結論を言うと、満足な映画でした!
漫画や小説などであれば、何度も読み直したり、調べたりしてじっくり考えをまとまるのですが、映画は不可逆的に流れていってしまうので、正直今考えや感想がまとまっているわけではないです(笑)。だけど、軽い気持ちで感想書いていくので、よかったら読んでみてください。
多分中身についても触れるので、ネタバレありになると思います。まだ映画を見ていない人は別の記事に飛んでくださいねー。
私的評価
偉そうにこの作品の評価を書いていきます。
まず、シナリオについて。正直シナリオは斬新なところとかは特に無く、定番の難病もの、余命ものでした。私みたいに王道ストーリーでも楽しめる人には十分だと思います。
ただ、構成としては、感動シーンが波状攻撃のように来るので、じわじわと泣きそうになってくるという感じでしたので、飽きはしませんでしたね。
また、役者さんの演技と音楽はかなり良い部類に入るのではないかというのが私の感想です。
あと、げんさん(リリー・フランキー)がかっちょよかった~。
ラストは賛否両論ありそうな感じでしたけど、良くも悪くもリアルな感じではないでしょうか。変にフィクション感やハッピーエンドにしとけばいいんでしょ感が無いあの終わり方は私的にはよかったと思います。
私としては総合的に考えて、「見てよかったな」という評価です。泣きはしませんでしたけど、泣きかけることはできましたし、久しく難病ものの作品から離れていたので、懐かしい感じもしました。
何を思ったか・何か学んだか
私の場合、一回見ただけで何かを学び取れるようなことは特になかったです。
身近な人を大切にしようと思ったとか、一日一日を大切に生きようと思ったとかを改めて思うことはあっても、新しいことを考えたり発見したりすることはありませんでした。
そういった意味で、再確認にはぴったりな作品かもしれません。
良い家族や好きになれる恋人に出会えることがどれだけ幸せで奇跡的なのかは確かに改めて考え直しました。
「余命もの・難病もの」のフィクションとリアル
さて、せっかく久しぶりに余命もの・難病ものである作品を見たので、少し考えていきたいと思います。
フィクションの世界では余命もの・難病ものは正直ありふれていて、最近まで新鮮味や衝撃は特に感じなくなっていました。
そう、「最近まで」。
去年末、私の同級生が病気で亡くなりました。私と同い年の友人が亡くなるのは初めての出来事でした。
フィクションとして余命もの・難病ものは確かにありふれているけれど、リアルでもありふれているものだということを実感しました。
映画を見ながら、その亡くなった同級生のことを思い出しました。
実際、この『余命10年』の原作者の小坂流加さんも、難病の「原発性肺高血圧症」に罹って、この作品を作り上げる頃に亡くなったらしいです。
作品としては確かにありきたりで面白味が無いと感じる人も多いかもしれませんが、それでも見る意味は十分にあると思います。
寄付のページも貼っておきますね。
まとめ
作品のテーマとしては確かに重いですが、内容も分かり易く演技や音楽等がすごいので、難しいことを考えずに見れる作品と言えると思います。
私もこの作品を見てよかったと思います。
今日の記事はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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また別の記事でお会いしましょう!