キンコーズで布に印刷をした話
「布に印刷したい!」おそらく、普通の人であれば人生に1回あるかどうか、同人誌を作ったり即売会を運営していると数年に1回出会う悩みだと思います。(人生リセマラしていたら、もっと印刷する必要があることがあるかもしれません)
今回キンコーズ様のTシャツプリントでエプロンへの印刷を行ったので、うまくいかなかった点を共有いたします。
そもそもどんなサービス?
キンコーズ様のTシャツプリントサービスでは、Tシャツに印刷をすることができます。南新宿店限定ではありますが、個人の持ち込みの衣類に印刷することができます。
今回印刷したもの
被印刷物
・ダイソーの系列店で500円(税別)で購入した黒いエプロン(綿80%、ポリエステル20%)
印刷した図案
・技術書同人誌博覧会のロゴ(白)
・画像は背景透過のPNGにて準備しました。
手順について
上記のキンコーズ様のサイトに記載がありますが、濃い色の衣類の場合は白押さえが必要になり、白押さえの前には前処理が必要です。
コロコロでゴミを除く
前処理液を吹きかける
塩化カルシウムの懸濁液をスプレーでかけます。かける量の目安は、懸濁液で布が白く見えるぐらい。びしゃびしゃどころではない。アイロンでプレス
高温になっているプレス式アイロンで前処理液を定着させます。(※やけど注意)プリンタにセット
首元が手前になるように!PCから印刷データを転送し、開始ボタンを押す。
印刷後の布をアイロンでプレス(当て紙をしながら)
ハマったところ
前処理液をアイロンした後、生地にテカリが出ていれば成功ですが、うまくテカリが出ませんでした。原因はエプロンの紐の部分を含めてプレスしていたため空間ができていたためでした。(紐の上の部分にはしっかりとテカリが出ていました)
やけどをしないように注意しつつアイロン台の裏側にヒモが来るようにしたところ、まぁまぁのテカリが出ました。布が台から浮いていると、うまく定着しないようです。
同様にして、3つ折りなどがされている部分の周りは、前処理液の定着がうまくいかないかもしれません。
一人でやるにはちょっと面倒なので、2人以上で対応する方が安全だと思いました。(そもそも成形したものに印刷をするなという話は置いておいて……)
終わりに
とりあえず印刷は綺麗にできたのでOK!