
9月は過ぎ去った
8月に思い立って始めたnote。3日坊主どころか記事を一度書いただけで放置。それもネタ元のFP2の勉強すらせずに。
反省。
FPの勉強方法は、あちこちのブログで書かれているし、実際合格した方たちの記事はためになる。有効な時間の使い方、選ぶテキスト、便利なサイト。調べればいくらでも出てくるので、敢えてその道の記事を書く必要はないか…と思うと何も書くことが浮かばない。ここはエピソード記憶としてまとめてみようか。
■Chapter 05 相続・事業承継
きっかけは義伯父の死。未婚・子供なし。
都内のマンション、ゴルフ会員権、預貯金など少々の金額を遺して旅立たれたのだけど、それをみんなで仲良く分割、というわけにはいかなかった。
法定相続人は、
① 配偶者のみの場合、全て配偶者が相続。
② 配偶者と子供の場合、配偶者1/2、子供1/2(子供の人数で分配)
③ 配偶者と亡くなった本人の両親(直系尊属)の場合、配偶者に2/3、義両親に1/3。
④ 直系尊属がいなければ、配偶者3/4、亡くなった本人の兄弟姉妹に1/4(兄弟姉妹の人数で分配)。
今回は兄弟姉妹だけの相続というケース。義伯父の両親は再婚同士で、父親は3人の子供を伴い、母親は子供を置いての再婚、その後義伯父含め4人の子供に恵まれた。
法定相続人は父母が同じ兄弟姉妹(全血兄弟)が3人、片親だけ血がつながっている兄弟が(半血兄弟)が4人の、総勢7人。
母親が再婚前の異父兄弟とは、母親が他界した際の相続時に一度会っただけでその後は交流がなく、この度連絡をとったら数年前に他界したとのこと。その異父兄弟には息子がいて、その方が代襲相続人となる。その方は知的障害者でさらには後見人がいなかった。
連絡をとった際に「知らなかったんですか」と指摘されたらしいのだけど、思ったことがすぐ口に出てしまう私の義母のこと。異父兄弟と初めて会った際の世間話で「うちの息子は障害があって…」「ああ良かった、うちの息子たちは元気で!」とかなんとか言ってしまったに違いない。(想像に難くない)その後、交流もなく今に至る。
さて計算をしてみよう。
課税価格は50,000,000円仮とする。
相続人の数は、全血兄弟3人+半血兄弟4人(相続額は全血兄弟の半分)の7人。
全血は税率15%、控除額50万。半血は税率10%、控除額なし。兄弟姉妹は2割加算(一親等以外の相続人の場合)される。
全血兄弟 :納付額1,200,000円、相続額8,800,000円
半血兄弟 :納付額600,000円、相続額4,400,000円
障害者の方は障害者控除適用で、納付額225,600円、相続額4,774,400円。
こんな計算をして夫に渡してみる。
会ったことのない代襲相続人に、結構な額が相続される。他界した義伯父は、異父兄弟にも会ったことがない。
相続放棄をお願いしたいところではあるが、コロナ禍で、障害があるなら、いただけるものは受け取りたいだろう。法律的には権利があるのだから。
現在後見人がいなくて話が進んでいないため、マンションやゴルフ会員権など現金化したいものが動かせない。
てか、弁護士に依頼すればいいのに。
※※※おまけのおうち時間※※※
掃除は専らルンバとブラーバ任せなのだけど。
ルンバ、いつもソファ下で遭難。