見出し画像

MBAに行くために予備校は必要か?2校受けて分かったこと(一橋、都立大)

高校生の頃、なんとなくいつかMBAに行くつもりでいたのに、20代をジャーナリストとして過ごし、30代は3人の育児期に突入してしまい、すっかり機会を逃してしまっていた。下の双子が大学受験に向かう中、今なら私もMBAに挑戦できるのでは、と思いついた。

休職や退職は考えていなかったので、夜間に通えること、学位(修士)が取得できること、修士論文(的なもの)が必須であること、少人数制であることを条件にをいくつか比較する中で、東京都立大大学院と一橋大学大学院の2校にしぼった。

上記の条件に加え、都立大は、丸の内キャンパスがオフィスから徒歩5分だったこと、都民の学費が無料なのが魅力だ。一橋は、千代田キャンパスが自宅から通いやすいこと、学部出身者でもあるので何となく親しみがあることが理由だった。 ※2025年1月26日訂正:東京都立大MBAの学費が都民は無料というのは間違いでした。都立大大学院の学費が無料になる条件は、大学卒業後1年以内であり、24歳以下であることでした。あくまでも子育て支援策なので、社会人大学院は対象外でした。
https://www.houjin-tmu.ac.jp/topics/topics14396/

予備校は必要か?


ネットで調べると、受験に関する情報は予備校が出しているものがほとんどだ。研究計画書の書き方の動画も、合格者の研究計画書も大体予備校が解説付きで出している。

MBAに行くために予備校に行く必要があるのか? 大学受験と違って、模試があるわけでもなく、偏差値があるわけでもないので、レベル感が全く分からない。受験に関する情報は予備校が出しているので、その情報を見ると予備校に行った方がいいように思えてきたりもする。(Amazonには合格した人が自身の研究計画書を販売していて、レベル感を知るのには役立った。)

結論から言うと、私は塾や予備校には行ってない。行かずに志望校に合格できた。どのように合格に至ったのかをまとめてみたい。

ここから先は

5,772字

¥ 300

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?