運転免許一発試験合格体験記①期間・費用・受験理由
やっとやーっと、30代にして先日自動車の運転免許を取得しました。今回は教習所に通わずに免許センターのみで免許を取得する、いわゆる【一発試験】で受験をし免許を取得しました。受けた免許センターは千葉の幕張免許センターです。
そこで合計3記事に分けて、その体験談を記録していきます。
本記事ではなぜ私が一発試験で免許を取ろうと思ったのか、実際に何回試験を受けたのか、費用、期間等を公開しています。どなたかの参考になれば幸いです。
一発試験とは?
教習所での免許取得よりも時間もお金も大幅節約!!
自動車の運転免許って、教習所に通って授業を受けて、教官を助手席に乗せて運転練習をして取得する方法が有名ですが、実は教習所に行かずに免許を取得する方法があるんです。
教習所に行くパターンと一発試験のパターンを簡単に比較してみるとこんな感じです。
このように、教習所に行くとどうしても時間のかかる教習の時間(合計47時間30分)が丸々カットになります。ぶっつけ本番で免許センターで試験を受けて、合格しさえすれば運転免許証が手に入る、というわけです。
それに加え、費用面も(あくまで一発ですべて試験をクリアした場合ですが)合計約2.5万円で免許が取得できちゃいます。
ただし、修羅の道それが一発試験
これだけ見るとあれ?みんな一発試験で免許とればええやん??と思います。でも、たいていみんな教習所に入学し、沢山時間とお金を投資して免許を取得していますよね。つまり、一発試験はそんな簡単にいかないんです。
私も今回挑戦しましたが特に、教習所でなら飽きるまでできる運転練習の機会がなかなかなく、そのまま試験になったこと、加えて、普段教習してくれている親しい教官が試験管で、和やかな雰囲気で行われるであろう教習所の試験とは違い、一発試験では免許センターに勤務している初対面の警察官が試験管ということで、緊張感も増します…私は特にあがり症でより緊張してしまい、なかなか普段の実力が出せませんでした。
ということで一発試験はとても難易度が高く、合格率は仮免・本免ともに5%以下だという噂も。
そういったことも考慮したうえで、一発試験に挑むのかどうかは検討したいですね。
なぜ一発試験での免許取得を目指したのか?
理由①子供が生まれ教習所に行くなんて時間が絶対なかったから
そもそも免許を取ろうと決意したのが妊娠後期でして。出産までの期間で教習所で免許を取りきることが難しい時期になってしまっていました。また、出産後は予想通り育児で忙しくこれまた教習所に行くことは物理的に無理でした。もちろん、一発試験でも半日ほど家を空けるのですが、家族やベビーシッターさんの力をお借りしてなんとかなるため、一発試験を選択(せざるをえませんでした)しました。
理由②ペーパーだったが一度免許を持っていたことがあったから
実は、今回の免許取得は再取得でした。10代のときに教習所で一度免許を取得し、10年ほどペーパードライバーでした(1年に一度、田舎の実家に帰省したときに近所のショッピングセンターまでの往復の運転くらい)。都会に住み始め全く運転の必要性がなくなってしまったのと、更新のハガキを見落としてしまい失効してしまいました……本当に後悔しています泣
(※有効期限が過ぎた免許も6ヶ月以内であれば救済措置があります。私は気づいたら失効して1.5年経過していました泣泣)
もとからペーパーだったので運転には全く自信がなかったのですが…とはいえハンドルを全く握ったことがない、というわけではなかったため一発試験を選択しました。
ただ、一発試験とは普段から沢山運転している人だけがやっと合格できる、みたいな記事を色々なところで読んでいたので、私にできるのか……と本当に不安でした。
試験回数・費用・かかった期間
試験回数
仮免学科1回(一発合格🎉)、仮免実技3回(3回目でやっと合格💦)
本免学科1回(一発合格🎉)、本免実技3回(3回目でやっと合格💦)
結局私の場合、合計8回も免許センターに通いました…。
実技試験は合計6回も受けました…。
千葉県に住んでいるので幕張の免許センターに行きましたが、片道約1.5時間もかかるところに住んでいるので、1回行くのにも大変で面倒でたまらなかったですし、落ちてなんの成果も得られず1.5時間かけて家に帰るのも悲しすぎました。
費用
と……費用については2.5万円とは全然行きませんでしたが、なんとか予算内の10万円以内で収めることができました。
そして、上記のとおり実は今回の一発試験に向けて少しだけ教習を受けさせていただきました。こちらについては次章で詳しくお話しします。
かかった期間
最初の仮免学科を受けに行ったのが10月5日、免許を交付いただいたのが翌年の1月11日でしたので、私の場合約3ヶ月で取得完了しました。実際、実技も仮に一発で合格できると最短3週間ほどで取得が可能だと思います。実技に一度落ちてしまうと次受験予約できるのが2〜3週間後(幕張の場合)になってしまうため、私の場合3ヶ月かかりました。
ちなみに、9月上旬に出産したので、生後1ヶ月頃から試験を受け始めました。私の場合体力があったのでどうにかなりましたが、なかなかハードだったなあと。年明け1月には職場復帰することも検討していたので、このスケジュールになりました。
合格に向けてお世話になったもの
要所だけ教習してくれる自動車学校
私は文字通り10年近くペーパードライバーで、ぶっつけで一発試験を受けても合格をするイメージが全く湧かず困っていました。とはいえガッツリ教習所にもいきたくない…ということで、数回希望の教習だけをしてくれる自動車学校を見つけ、そちらにお世話になりました。私はわかば自動車学校さんを利用させていただきました。
私は①仮免実技のための対策教習、②本免の本番コースを走る路上教習、③本免の所内の方向転換/縦列駐車のための対策教習の合計3回教習していただきました。運転のテクニックはもちろんですが、実際幕張の免許センターコースを走り合格をするための抑えるべきポイントを短時間でしっかりと教えていただけとても助かりましたし、教習でのアドバイスがなければ合格できるイメージは無いと断言できるので…利用して本当に良かったと思っています。また、わかばさんは学科試験のための対策Web問題集も無料で提供してくださいましたので、これまた助かりました。私と同じ境遇の方は利用するのおすすめします!!
学科教本
ちょうど、主人が教習所で免許を取得したばかりだったため使い古しの学科教本が家にありました。どうしてもWebでの対策だけだと網羅的におさらいができなかったのと、どうしても自力で学科は一発で合格したかったので、私は教本もあって重宝しました。そもそも必要無い方もいると思いますが、必要な方はメルカリ等で安く売っているのでそちらで用意いただくと良いと思います。
家族(特に義母様)
私の場合、産まれて間もない赤ちゃんの育児をしながらの挑戦になりましたので、試験の日は半日ほど(午前試験の場合は朝7時〜13時、午後試験の場合は11時〜18時)赤ちゃんのお世話をヘルプ頂く必要がありました。私の場合近くに義母が住んでいたので、都合がつく日は義母にお世話をお願いしました。
また、本免の実技試験の前に5回以上の路上練習が必要になるのですが、義母はそちらも手伝ってくれました。本当にお世話になりました。義母のサポートがなければ取得できていないと思います。
ベビーシッター
義母が都合がつかない日はシッターさんの力もお借りしました。柔軟に予定調整でき、しっかりと我が子をシッティングしてくれとても助かりました。
次回「運転免許一発試験合格体験記②」では、仮免許取得までの合格までの体験記を、「運転免許一発試験合格体験記③」では、本免試験から免許交付までの体験記を書いていきます。そちらも読んでいただけると嬉しいです。