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"ちょっとした"力仕事

ちょっとした力仕事をしに、横浜市にある倉庫へと向かっていた。
何のことか。
もはや趣味となりつつある単発バイトである。

実践的なキッザニアであると考えている。
パイロットは、たぶん閉鎖的な世界だ。
今のうちに、世の中を見ておきたい。

今回応募したのは、とある倉庫での、作業のバイト。
2時間半で3,400円ほどもらえるので、待遇は良いほうだろう。
気になるのは、その内容である。
"ちょっとした力仕事"
こう書いてあるのだ。

ちょっとしてるのかぁ。なるほどなぁ。
と思うほど正直な人間ではない。
この時期にも関わらず、半袖のTシャツ、水分補給用の飲み物を持ってくるように書かれている。
怪しい。激務に違いない。

しかしそれも含めて、経験である。
ちょうど練習の流れから考えても、軽めにしたい日だ。
トレーニングも兼ねて挑戦しようと思った。

結論から言うと、練習日誌に書きたくなるくらいの強度の運動であった。

と言っても、ひどい職場だったわけではない。
とてもあたたかく、とても元気がよく、素敵な職場だった。

輸出するコンテナに、ひたすら荷物を積み込む作業だ。
フォークリフトで、まとまった荷物をコンテナ内に運んできてもらう。
それを、重いものから順番に、組み合わせを考えて積み上げていく。

重いものは、本当に重い。
2リットルの飲料が12本入っている段ボールを、5段ほど積んだりする。

予想通りだ。
つらい。

でも、苦しくはなかった。

人が優しいのだ。

派遣で来ている、あと2時間半もすればいなくなる自分に対し、どこから来たのか、何歳なのか、なぜ働こうと思ったのか話しかけてくれる。
これがどういう荷物で、どのようなところに届けられるのか教えてくれる。

そして、自分にも1人分の仕事が任されるのである。
荷物をどこに置けば良いか、瞬時に判断する。もちろんわからなければ教えてくれるが、自分の作業に変に口出しをしてくることはない。
単純作業に思えるが、頭は使う。
どう組み合わせれば、隙間なく埋められるか。
重い荷物が上に来ないために順番も気にしなくてはならない。

世の中に簡単な仕事などないのだと思う。
どの仕事も、難しく、面白い。
そしてどの仕事も、カッコいい。

パイロットになると伝えたら、こう言ってくれた。
「コンテナとは少し違うけど、海外にいろいろな荷物運ぶようになるんか〜」

どの仕事も、少なからず繋がっていると思う。
視野を広く、いろいろな視点を持って生きていきたい。

いい経験をした。
明日筋肉痛になっていないことを、切に願っている。
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10月15日(木)
○IKEAで有意義な時間過ごした
○航空大の同期になる人と2時間電話✨有意義だった
○新事業のロゴのこと進めた!楽しみ
●23時に寝ようと思ったがこの時間に。。体調管理しっかりしたい
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では、また。

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