見出し画像

貧困のスラム街に行ってきた率直な感想

フィリピンのスラム街に行ってきました

以前私たちがフィリピンでボランティアをした時のお話を少しここに書こう(今回はボラカイ島のお話では無いのですが読んでもらえると嬉しいです。)

私は以前フィリピンのクラークにある語学学校で学生マネジャーをしておりました。その中で以前からボランティアをしたいと言う思いがあり今回開催することになりました。
ただ1から何かを企画して自分自身がリーダーとなり何かを行うのはとても大変でした。その際1人の生徒様が助けてくださいました。Oさんはセブでの語学学校の卒業生ということもあり最初から最後まで助けてくださいました。
この場を借りて今一度感謝をお伝えします。ありがとうございました。

それではボランティアに出発です!!

写真共に振り返っていきましょう。
事前に生徒から募金や寄付を募りました。着なくなった服やいらなくなった食器やオモチャまでいろいろな物を寄付してくれました。

募金でまさかの事態発生!?

生徒の皆様から募金を募ったのですが、そこで信じられない事件が起きたおです。韓国人の生徒の1人が日本円で約1万超える募金をしてくれました。これには僕もかなり驚きましたね。

みんなで出発準備中

募るお金だけでは充分な物資を買う事ができないなと思っていたところに…おかげで十二分にお菓子、お米、洗剤、シャンプーそしてサンダルまで買う事が出来ました。(サンダル?と思った方最後まで読んでくださいね。)

出発前にパシャリ!!

合計で20人ほど集まってくれました。フィリピンでボランティアをしたいと思ってくれる方がこんなにも集まるなんて思っていませんでした。

現実とは過酷なものだと知る。

母親を待つ子供の姿

到着してすぐに感じたことそれは、私たちの生活は全く異なるということ。
最近では親ガチャ失敗 という言葉が日本では流行っているらしい。
ではこの子達は国ガチャ失敗 とでも現代の人は言ってしまうのだろうか?
誰も生まれてくる場所を選べないように彼らも選ぶ事は出来ない。

でもそれをガチャと呼ぶのはどうだろうか? 
そんな疑問を抱きながらも私は歩みを止めなかった。

向かうまでの道のりには、そこら中にゴミ(ガラス瓶など)そして犬がしたであろうウンチ。それでも靴を履いていない子供を何人も見かけた。
もし靴を履いてなかったら確実に私の足は血祭りだったと容易に想像出来ます。
事前調査をしていたこともあり、子供達へ サンダル を買ってきてよかったと心の底から思いました。これでこの子達が傷つかずに外を笑顔で走り回る事が出来る。

実は子供の参加者もいました。

寄付・購入品で頂いたものを地面に並べてボランティアスタートです!! 

開始数秒でこの人だかり、日本ではあり得ない光景に驚きを隠せませんでした。i-Phoneの新型発売でも今時はこんなことにはならんだろうとツッコミをせずにはいられなかったですね。

開始3分も経たずにほとんどが無くなりました。結構買ったんだけどな😅
と思いながら少しでも彼らの助けになっているならそれでいいと思います。

記念撮影もさせて頂きました

最後には皆で写真撮影をしました。この記憶が僕たちの中で消えてしまわないように。いつでもこの写真を見てこの時に感じたことを思い出せるように


激カワモデル発見!?

実は事前調査の時に助けてくれていたフィリピン人の子供の中にきっと将来有望だろうなと思う子がいたのでここで紹介しておこうw

可愛い写真 パート1
可愛い写真 パート2
思い出の写真

この子達が僕たちのボランティア活動をサポートしてくれました。本当に感謝ですね。是非次会った時には何か恩返しをしたいと思っています。
出会いは本当に素敵だと思いました。ただその後に少しだけ悲しい事件もありました。またそのことに関しては次回話したいなと考えています。

まとめ

このボランティア活動を通して感じた事は沢山あります。
今ならすんなり心に入ってくる言葉があります。
それは やらない善よりやる偽善 です。
この活動が偽善だなんて微塵も私自身は思っていませんが、それでもきっと誰かの目にはそう写ってしまっているのかもしれない。
ただあの時の子供達の笑顔を見ると、また私は必ずボランティア活動をしたいと思うし。そういう人間であり続けたいと思う。
何もしない事が悪い事だなんて微塵も思わない。でも何もした事がない人が誰かの為に動いた人を罵倒することだけは絶対に間違えている。

日本に生まれたこと 家があること 靴を履けて外に歩き出せること   明日のご飯は何にしようとワクワクしながら考えれること。
そんな私たちにとって普通のことが彼らにとっては夢の話。
彼らは明日のご飯でさえ食べていけるか不安の中眠りにつかなくてはならないのが現実。こんなにも恵まれているの私達は不満や愚痴を言ってしまう。少し自分が恥ずかしくなりました。

そうこの経験を通して感じたこと、今私の力で救える人は限られているけどその中でも周りの誰かが幸せになってくれるなら周りに分け合えていきたいと思う。
1人で贅沢な食事を食べに行くなら、友達を誘い贅沢な食事ではなくファミレスでもいいから奢ってあげよう。カジノやゲームに課金するお金があるならそのお金で誰かにプレゼントを買ってあげよう。
そんな小さなことでも私たちの心は少しだけ満たされるのだろうと感じる事が出来ました。
いつかに読んだ本にも書いてあった、人は与えることで幸せを感じる事が出来る。…と
今その言葉の意味が少しわかった気がする。

いいなと思ったら応援しよう!