7月記 これからをどうするか。
先月までのいい流れを受けながら、7月上旬、鬱が再発しかけて一旦、ペースであったり自分の状態を見直すこととなった。
身体が鉛のように重く、自己否定の幻聴がエンドレスで「なぜ生きているのか?なぜ死なないのか?」と問いかけてくる。
以前まではそれが症状だとわかっておらず、その問いかけに答えを必死に考えていたけれど、去年、切り分けができるようになったおかげで今回は「どうやら調子が悪いらしい」と客観的に向き合うことができた。
そうはいってもかなりしんどく、もう疲れたなって気持ちに満たされてしまった。
鬱との付き合いが長いおかげで、人と対面時には結構普通に話すことができる。
鬱再発した週の週末は、たまたま高校の時の友人がうちに泊まりにくる予定だった。
半年前に子供を産み母になった彼女は、7.8年振りに会ったのかな。
相変わらずエネルギッシュで、明るく、面白いまんま、素敵な年の重ね方をしているのが表情から伝わってきた。可愛くなった。
彼女とだから、不思議と気持ちが引っ張られるみたいに楽になった。
横浜中華街をくっちゃべりながら歩いた。
彼女が調べてくれた神社?を参拝したんだけど、お参りの方法として
「生年月日、住所、名前を唱え...」
と壁に書かれてたから、今どきこんな個人情報をべらべらと声に出すことの方が珍しいなぁと思いながら唱えてたら、友達が笑いを堪えて震えてて、それが面白くて3回も個人情報を唱えてしまった。
2人で手相も見てもらった。ほぼほぼおんなじ結果がでて、大体みんなそうなのか、あるいは似てるからこそ私たちは長い友人でいられてるんだろうか、なんて思った。
うろ覚えだから違うかもしれないけど、
違った場所は感情線だったかな?
わたしは納得いくまでぐちぐちいうタイプと、言われた一方、知能線を見て穏やかという診断になった。
友人の知能線は変わりものという診断を受けて、「(わたしと)逆じゃないですか?!?!」と異議を唱えていたが、わたしから見ても彼女も変わりものです。異議なし。
そんなこんなでシャチが見たいと言って彼女がリクエストしたが、実はシャチは別の水族館だったことが判明したシーパラダイスにも足を運んだ。
ショーガチ勢を自称する友人曰く、シロイルカのショーを観れるのはここだけとのこと。
どっちかというと水族館は展示がメイン派のわたしだけど、はしゃぐ友人の隣で見るショーはめちゃくちゃ楽しかった。
シャチもいつか観にいこうね。(千葉らしい)
その後、2人で家の近くの街まで移動して飲みに行ったんだけど、お腹はいっぱいだし、鬱再発して連日寝れてなかったわたしはほぼ、寝そうな顔で話してたらしい。
写真を撮ってくれたんだけど、話しながら寝てた。
ほどほどでおうちに帰って、疲れたし寝れるかなって思ったんだけど、やっぱり寝れなかった。
ここで友人にやっと鬱が再発してたことを告げた。
友人のおかげで気持ちが引き上げられたこと。
なんとかここまでやってきたけど、疲れてしまったこと。
長旅で疲れてるだろうに眠れないわたしに付き合って朝日が昇るまでおしゃべりしてくれたおかげで、眠れない夜を笑って過ごすことができ、満足するように溶けるように眠りにつくことができた。
起きて、上野へ。
浅草寺の参道を歩き、もんじゃを食べた。
昼間っからかなり飲んだ。美味しかった。
また行きたい。
もんじゃは思ったより時間がかかって、酔っ払った状態で友人の帰りの新幹線へ乗るべく東京駅へダッシュした。
旅は日常にないアクティブさが楽しい。
ドタバタのなか、見送った。
元気がなくてもまた会おうって言ってくれたこと。大阪万博や沼津水族館へ一緒に行こうって約束してくれたこと。全部嬉しかった。ありがとう。
友人の来訪をきっかけになんとか、鬱再発から持ち直し、また日常へ戻っていった。
そして、7月終盤。
今回のような鬱再発が今後自分の人生を苦しめないためにも、生活の基盤をちゃんとしようねということで、ポケモンスリープの流行りに乗っかって、睡眠強化矯正に取り組み中です。
最初の1週間は動きがなくキツかったけど、少しずつ効果が出てきたので、ここからは定着と改善を繰り返しながら習慣化させていく。
肌トラブルだったり、鬱で断念したダイエットだったり、実はいろんなことを睡眠が解決してくれることを知識では知っているので、恩恵受けてやろうじゃないか!と頑張ってるところ。
長年連れ添った睡眠障害はなかなか頑固で、入眠は少しずつスムーズになってきたけど、中途覚醒がムラがある。
頑固な悪習を作ったのはわたしなので、頑固に向き合ってくしかない。
健康的な精神は健康な身体に宿る。
変わるぞ。やってくぞ。
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