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電車乗り間違えてもなんとかなるOVカード

電車に乗るのが苦手だ。そもそもは電車に乗るのが嫌で電車の定期(PASMO?)を初めて手にしたのも29歳だった。

高校は自転車で5分、大学は原付で5分、社会人になってからも初期配属が北海道だったから車や自転車通勤だった。そもそも田舎では職場の近くに住めば通勤、通学電車に乗らないで住むのだ。

東京の港区に転勤になったのが29歳だった。

世田谷から港区への電車通勤。しんどかった。
それまで自転車とか車で通勤してたからギャップが大きすぎた。
あの満員電車で涼しい顔して綺麗に新聞たたんで読んでいるサラリーマンを見た時に、ここは住んでいる人種が違うなと思った。

そんなこんなで電車にはちょっとした苦手意識すらある。そしてよく乗り間違えもしてしまう。

しかしここはオランダだ。自動車は高いし、海外で事故を起こしたくもないから乗らないことにしている。自転車では行動範囲に限度がある。

そうなると遠方への外出は必然電車となる。

オランダの電車は快適だ。日本の電車と違い、なぜがガタンゴトンという振動がない。レールに継ぎ目がないのだろうか?

景色も長閑だ。都市間では真っ平な草原に時より風車があって、馬、牛、羊などが放牧されている。視力回復しそうな風景だ。

先日、娘と2人の週末小旅行に行った際、やってしまった。乗り間違え。

フローニンゲンからMeppelという街に出かけた帰り道に見事に乗り間違えた。

イメージで言えば、大宮から高崎線で群馬に帰りたいのに、間違って宇都宮方面に乗っちゃったみたいな感じだ。それも快速。

うっかりしていた。シンプルに2番線に乗るべきところを3番線に乗ってしまって気づいた時にはレーワルデンという街に向かっていた。Googleマップで確認してもどんどん違う方角へと進んでいく。

ただ、私には強い味方がいる。OVカード。


顔写真入りでキラキラしてる

このカードで週末乗り放題プラン(月額35€くらい)に加入しているからオランダ国内での電車はどこに行こうが追加費用は発生しないのだ。

腕の中で疲れてスヤスヤしている娘を抱えて引き返すのも大変だから、そのまま電車に乗ってレーワルデン経由でフローニンゲンに帰ることとした。

という事で。このカードは非常に便利。しかも平日も乗車賃は4割引になるらしいし、オートチャージだし、バスの支払いも可能だ。

あー、お仕事したい。


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