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精霊船

今日は終戦の日でした。

そんな今日は朝の田んぼの草取りのあと
地域の精霊船の飾り付けに参加させていただきました。



飾り付けっていっても
部落の大人たちが真剣に
全力で飾り付け

都会育ちの私には、
自分の利益にならないことに真剣になる大人たちが
ほんとうに素晴らしく見えました。

正午に、戦没者を弔う
黙祷のサイレンが鳴って

昨日、これを見た私は

今日までイノチをつないでもらったこと
それは当たり前じゃなく奇跡のようなこと
なのだと痛感して

凄惨な時代を生き抜いたご先祖さまたちに
「ありがとうございます」
と、感謝が沸き起こり、
涙が止まりませんでした。

だからこそ、私は
次につないでいきたい

3年前から
ずっと、そう思ってここまで来た。

それがイノチだから。

私たちは皆、「次」のためにある。

「次」につなぐために

私たちにバトンを渡すために

命をかけて生き抜いてくれた
ヒイおじちゃんたちのように

「次」につなぐために、
自分のできることを一つずつ。

夜は精霊船を引いて、
お経を流しながら地域を回ります。

1年半前に亡くなった祖父も、
キリギリスに乗って帰ってきてくれてたけど

無事にあちらに帰れたかな。

祖父のおかげかな。
父も祖母も全力で応援してくれてる。

だから、迷いなく
「次」へ。

希望の地を、つくっていこう

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