2024年パリ五輪を調べたら楽しみで仕方なくなった
東京オリンピックが終わりましたね。期間中は、オランダ人からも「オリンピックやってるね」と声かけられたりしました。次回は近場のパリ開催なのでパリ五輪について調べてみたところ「このオリンピックは、なんてお洒落になるんだ!?(興奮)」となったのでそのわくわくを少し共有させてください!
閉会式を見られた方は、小池都知事からパリ市長にオリンピック旗を引き渡す際に、パリの街を縦横無人に巡りながら歴史的モニュメントの中で競技が繰り広げられる映像を見られたのではないでしょうか。
そう、次回のオリンピックはあの映像通り、パリの歴史的モニュメントが競技場に変身します。パリ・フランスを詰め込んだ壮観なオリンピックが待っているのです。
例えば、
エッフェル塔麓でビーチバレー
シャンゼリゼ通りで巨大な自転車競技
ベルサイユ宮殿では馬術
セーヌ川でトライアスロンの水泳10km など。
©︎ Paris 2024
セーヌ川といえば、見たことのある人なら分かるかもしれませんが、あまり綺麗とは言えません。フランス人でさえも、世論調査で「セーヌ川で泳ぎたい」と答えたのはわずか12%だったとか。パリ市は水質改善のために、上流に紫外線フィルターを設置したり、流域の生活排水が流れ込まないような設備を配置したりしています。
開会式の入場行進は選手を船に乗せてセーヌ川で行う構想も持ち上がっているそう。まったくどんなオリンピックになってしまうのでしょうか。
古き良きものを大事にするのがフランスの精神。コンパクトオリンピックをテーマに競技場の95%はすでにある建物を改造または仮設で対応。採算が取れないと言われる、スタジアムも新設しないそうです。
そしてパリは「パリ協定」に象徴されるように温暖化防止のための取り決めが行われた場所。パリ五輪でも存分に環境配慮が行われています。
オリンピック村を100%再生可能エネルギーで運営、選手の移動はゼロエミッションカーを使用、観客の移動手段は公共交通機関/自転車/徒歩のみとのこと。
余談ですが、私の居住するアムステルダムでも温暖化への規制が厳しくなってきていて「ゼロエミッション(温室効果ガス排出ゼロ)」規制が始まっています。すでに都心への一部のディーゼル(ガソリン)車侵入禁止になり、あと9年後(2030年)には郊外も含めディーゼル(ガソリン)利用の全乗用車が乗り入れ禁止です...。
新種目・市民参加
2024年から新競技として加わるのは、ブレイクダンス。その舞台になるのは、観光地としても人気なコンコルド広場(マリー・アントワネット等が処刑された場所)。東京五輪から引き続き競技入りのサーフィンはなんとフランス領であるタヒチで行われる予定です。フランスの真裏に位置するタヒチは、世界中で最も美しいビーチのひとつ。競技だけでなく、海の美しさにも目を奪われそうです。
オリンピック期間中の競技場では、競技が行われていない日程で市民が競技を行ったりすることもできる取り組みも始まるそうです。たとえチケットが取れなくても、パリを訪れるだけでも五輪を体験できそうで良いですね。(その頃には、コロナがさすがに終了していて欲しいと願うばかり..)
最後に
パリでの五輪開催はぴったり100年振りとのこと。1世紀前といえば日本は大正時代、東京も今とは全く違う光景が広がっていたことでしょう。しかし、1世紀前のパリというと、今とほとんど変わらない景色が広がっていたであろうことを想像すると...なんだか考えさせられるものがあります(パリの多く建物は200年以上前のもの)。
そんな脈々と受け継がれてきたパリの街で、21世紀の私たちが目撃する美しい五輪オリンピックは、特別で、記憶に残るオリンピックの一つになることは間違えないでしょう。フランスの本気を感じます。
一個人としては、パリオリンピックを観戦するだけでパリ旅行をしているような気分になれるかもしれないと思うと今からとても楽しみです。
閉会式を見そびれた...という方は以下から閉会式で流れたパリ五輪の映像を視聴できるので見てみてください!
https://youtu.be/Wykqg9712qI
みなさんは、2024年パリオリンピックについてワクワクされていますか?ぜひコメントかスキを押していただけると、とても嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ニケ