ねつき

寝たら忘れる派

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最近の記事

飯豊山で父と繋がる

2泊3日の山旅から1ヶ月がたった。 小さい頃から山にたくさん連れていかれてきていた私だけど、山の中で2泊した記憶というのは、中学1年生の時の白馬岳。これは私の中で家族5人の最大のイベントとして鮮明に記憶に残っている。 それは山に2泊したからなのか、それともハプニングで旅を締め括っていたからなのか。今回の旅が終わる時、柳原さんが「人間は生存本能で、辛い経験の方が強く残るものなんだよね。だから楽しい思い出っていうのは案外思い出せないもので、大変だったとか辛かったとかいうのばっか

    • イベントに初出展したときの話 - gear loop market

      山歩きJPとして、初めてイベントに出展した。初めての体験の時に自分が感じたことにはものすごく価値があると思う派なので、今日のこともちゃんと残したい、と思い筆を取りました。 「山歩きJP」というYouTubeチャンネルをジュンと2人で始めて、丸2年半。常に自分たちがいいと思えるものだけを作りたく、サムネのデザイン、動画の雰囲気、イラストの丁寧さなど、何度も何度も2人で話し合いを重ねながらここまで過ごしてきた。私たちは目的のすり合わせや目線合わせを、下手な本業より日々しっかりと

      • 草津ロゲイニング大会

        ロゲイニングって知ってますか? ロゲイニングはどうやら、ナビゲーションスポーツというジャンルに相当するのかと思うのだが、自然の中で地図とコンパスを使ってエリアを回って制限時間内にどれだけ多くのポイントを集められるか、という勝負をするスポーツ。 登山を趣味にするまで聞いたこともなかったことと、「山の中で行うスポーツ」という部分で、トレランのような山を舞台にした体力お化けたちのイベントなんだ、っていうイメージがあって、自分とは関係のない世界だと思っていた。トレランの話をしてい

        • 鳳来寺山 /

          ありちゃんとは、「登山の漫画家ありを」さん。 リョータくんは、ありちゃんのパートナー。 ありちゃんとリョータくんが2人でYouTuberをやっていた頃に一方的に知ってから、色々あってお友達になった。 私のありちゃんとの出会いは、こちらの記事に書きました。 ありちゃんとの登山、すっごく楽しみにしていた!! 愛知に住んでいるありちゃんと山に行きたくて、私たちが愛知方面に近づけば会ってくれるんじゃないか!?という単純明快な思いで「恵那山に一緒に登りませんか!?」と誘った。 二つ返

          鳳来寺山 / ありをさんとの出会い

          9月最後の土日、登山の予定を立てていた。 予定表の「ありちゃん登山」という文字を見るたびにワクワクするくらい楽しみな、今回の予定が立つまでの経緯は、遡ること今年の4月。 「柑橘登山娘ありちょんねる」という登山YouTuberが好きだった。 私と同年代の方言が可愛い女の子「ありちょん」の登山系チャンネル。 山の中で歌ったりふざけたりしていている様子から、純粋無垢に山が好きなんだなーっていうのと、 ありちょんの優しい言葉遣いや振る舞いから、きっと素敵な人なんだろうな、と想像し

          鳳来寺山 / ありをさんとの出会い

          旅館じゃないんだからさ

          ダウ90000の第6回演劇公演「旅館じゃないんだからさ」 今日観てきた、9月27日、昼の追加公演。 平日の昼の時間で公演を行うのは今日だけらしい。 「大阪の人が多いのかな?」と聞かれたので、「東京から来た人?」という質問の時に、ここぞとばかりに手を上げた。 わざわざ休みを取って、東京から新幹線で往復料金をかけて、来る価値があった。 来てよかったライブだった。 私のダウ90000との出会いは、ほとんどのファンがおそらくそうであるように、今から3年前のM-1第一回戦。 TOP3

          旅館じゃないんだからさ

          高速道路で車がパンクした話

          友達と4人で木曽駒ヶ岳に行こうと思っていた。 が、辿り着けなかった。車がパンクした。 私と、私がやっているYouTubeの相方のジュン、そして私たちの友達2人との旅だった。 3連休、本当は4人で東北へ登山旅行へ行く予定だったんだ。 早池峰山まで北上し、翌日休憩を挟んで最終日に月山へ。 緩めの登山を3日間の中に二回詰め込み、関東よりも少し早い東北の紅葉を味わうプランだった。 しかし、不安定な秋の空。当然3日間気持ちのいい晴れとはいかない。 土曜も日曜も結構なぐずり模様の空、

          高速道路で車がパンクした話

          山旅旅と山旅

          朝、ちゃんと目覚ましが鳴る前に起きて、ちゃんと余裕を持って準備をして出発することができた。 るん。2時間睡眠の割には元気だった。 柳原さんが時間ぴったりに迎えにきてくれた。行きの車の中では、たくさん話をした。 柳原さんはどうやら話すのが好きな人みたい。 こちらが興味を持てるようにエピソードトークをたくさん交えて話してくれる人だったので、話を聞くのが好きな私としては聞き応えがあって話しててとても満足感があった。 特に話し方と声がよくて、心に余裕のある器のでかい男性特有の話し

          山旅旅と山旅

          山旅前夜

          今回の山行は私にとって特別だった。 理由は2つ。 一つは、初めての柳原さんとの登山だったこと。 もう一つは、初めて2泊3日のテント泊だったこと。 柳原さんとの出会いは、7月中旬に行われた高倉さんのトークイベント。 お友達に差し入れを持って行こう、と遅れて到着した。 ちゃっかり記念写真の撮影に写り込んでしまい、「何もしてないのに申し訳ないな〜」とか「みんな好きな人にこんなに近くで会えて嬉しいだろうな〜」とか思いながら、 お客さんたちが各々の発信者さんたちのブースに吸い込まれ

          学校の澱み

          今日しんどかったこと。 私はある教育系のアプリを学校に導入してもらう営業部隊に所属している。 そしてその中での私の役割はカスタマーサクセス。新規で新しいものを売るわけではなく、すでに導入してくださっている学校様に対し、活用のサポートをする役割だ。 私はお金の勘定が壊滅的に苦手なので、ヨミを考えるのが苦痛だし、誰かに無理を言うと言うことがどうしても苦手なので、とことん営業に向いていない。今年は、カスタマーサクセスとしてお客さんのお悩みを解決してあげることが仕事なので、気持ちよ

          学校の澱み

          無理して歩く霧ヶ峰

          会社の人と登山に行った。 登山は私の趣味。YouTubeで登山の発信をしているし、晴れていれば毎週山に登っているのでれっきとした趣味と言える。 登山は、どこに登るかも大事だが、それ以上に大事なのは「誰と登るか」である。登山に行こうと思ったら丸一日の行程になるわけなので、ちょっとやそっとの仲じゃそんなに時間を費やせない。つまり自分の好きな人以外と登山に行きたくない。親友とか家族以外と登ることになってしまった時は、この人と登って何かメリットはあるかな?と考えてしまう。 だから逆

          無理して歩く霧ヶ峰

          会社の人

          私は、日本で誰もが知る大手企業で営業をしている。ゴリゴリの営業会社なこともあり、比較的に人格的な人が多く、またエネルギーがあり、なぜかみんなビジュアルも良く、営業なのでもちろんコミュ力が高い。そんな皆さんと共に働いている。 会社の人は好きだ。なんていうか、どの人もコミュニケーションにバグがない。基本的に頭がよく、ロジカリーなのでストレスを感じない。性格もいい。「文句言ってる時間無駄じゃね?どうしたらよくなるかの議論しない?」というコミュニケーションが好まれるおかげで明るくポジ

          期間限定の日々

          将来、本を出版したい。 この思いをかたときも忘れることなく、日常を過ごしている。 私は記録をするのが好きだ。 好きだというか、それをしないといけないという焦燥感があるという方が正しいのかもしれない。 今、今年の、2024年の、30歳の自分が感じていることにすごく価値があると思う。 もちろん、29歳の私が感じていたことにも価値があるし、20歳の時の私が感じていたことにも価値があるし、10歳の頃に感じていたことなんて、もっともっと価値がある。 その時の気持ちは、その時の自分にし

          期間限定の日々