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森の中を歩ける遊歩道づくり

赤矢印の所が小屋

「レンタルスペース森と小屋」7.4ha(東京ドーム1.6個分)の森に全長およそ1000m程度の遊歩道を今年中に作ります。

ササを刈って道を作る、と言ってもこれは重労働です。時々、鎌もってきて手伝いますよ!なんてご厚意のお言葉を頂きますが、鎌で手刈りでは到底太刀打ちできません。

ササのように固い植物を刈っていくなら刈払機でないと。
ただ、これはとても危険な作業です。事故で大怪我を負う人も多々います。
先日は、講師をお招きしてチェンソーと刈払機の安全講習会を実施しています。基本的な操作、実践、安全管理、メンテナンス、現場での事故例などなど、一通りみっちりレクチャーしてもらっていますが、だからと言ってすぐにスイスイ刈り進められるわけもありません。ササ刈りも職人技です。

ササが茂っているので、足元の地形がどうなっているのか、地面に太い枝や幹が横たわっているのかどうなのか、分かりにくいのが怖い所。ヘタに刃が当たるとキックバックが起こって刃が自分に向かってきます。
ビビりな私はソロソロとゆっくりペースで作業しています。

しかも、今はまだ野鳥たちの繁殖シーズンです。
笹薮の中で繁殖をしているウグイスやヤブサメといった野鳥になるべく影響を及ぼしたくないので、刈る前に一度藪漕ぎをして営巣していないかチェックしてから刈り払いをしています。これが時間がかかるのなんのって。

よって、この日は1000m中50m程度の進捗。1/20しか刈れませんでした。しかも、こうした道づくりは一度刈った程度だと、まだ地際のササの茎(正確には稈)が飛び出している状態なので、二度三度と刈らなければ歩く道としては使えません。今シーズン中には三度刈りしてちゃんとした道を作りたいですが、先はまだまだ遠いです。でも、この先にシンボルツリーにしたい木があるので引き続きがんばります。

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