詩「人生の取捨選択」

過去の亡霊に取り憑かれ、生きながらにして亡者と化していた

理屈は分かれど、戻せなかった思考

さながら、偏光レンズを通した世界のように

見えなくてもいいものを、無理にでも見ようとしていた

しかし、突如砕かれたその世界

再び見えなくなった何かは、決して消えたわけではない

でも、それでいい

無理に世界を広げなくても、元々見える範囲で十二分

ありのままが大切なんだ



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