macOS 12 Monterey にアップデートしたら QuickLook で EPS が見れなくなった時の対処方法
なぜ QuickLook で EPSファイル のプレビューが見れないのか
そろそろMontereyを試してみようかと、OSをアップデートしたところ、毎日何十回、いや、何百回と使っているQuickLookに問題発生。(2022年1月29日時点)
EPSファイルがプレビュー表示されない。
もともとEPSファイルのプレビュー表示は待ちが発生していたので、ちょっと待ってみてもアイコンの表示だけでプレビュー表示されない。
こりゃ業務上困ったことになった。とググったところドイツのサイトを発見。
グーグル先生にお願いして翻訳すると、MontereyではQuickLookのプラグインが無くなってEPSがQuickLookで表示されなくなったとのこと。
macOS 11 までは、EPS.qlgenerator があったので対応してくれてたんですけどね。
macOS12 では無くなってます。
それで、ドイツのサイトには対処方法が記載されていた。助かります。
それを以下に日本語で要約します。
macOS12 で EPSファイル の QuickLook を有効にする方法
/ System / Library / Quicklook フォルダを開きます。システムフォルダ内のファイルは変更禁止なので、プラグインファイルをコピーする必要があります。
Illustrator.qlgenerator ファイルをコピー。
/ Users / ユーザー名 / Library / Quicklook にコピーした Illustrator.qlgenerator ファイルを保存。
Illustrator.qlgenerator ファイルをマウスの右クリックから「パッケージの内容を表示」で開きます。
Contents フォルダ内の Info.plist をテキストエディタ(VSCode、mi、CotEditorなど)で開きます。
16行目 <string>com.adobe.encapsulated-postscript</string> の下に<string>com.adobe.encapsulated-postscript</string> を入力します。
ファイルを保存して閉じます
EPSファイルを選択してスペースキーを押して QuikLook の様子をみます。プレビューが表示されれば完了
あーよかった、締めくくり
ドイツのサイトでは締めくくりに
と書いてありました。(もちろんドイツ語なのでグーグル先生が翻訳したテキストになります)
PostScriptは古い技術なので、もう切り捨てられて復活することあるかなぁ。
でもまだ捨てられないです。業務で必須なので、なんとかなって助かったわ。
EPSがまだまだ捨てることができないDTPerの参考になれば幸いです。