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*DO MY BEST*
自分自身への高い期待感
慎重型でなるべく最短ルートで成功することを目指していた。
完全勝利が理想だった。
でも
受験、研究、留学
どれも思い通りにはいかなかった。
わたしなら目指してた志望校に行ける実力を持ってると思っていた
わたしならやりたい研究をどんどん進められると思っていた
わたしなら海外に行っても力強く暮らせると思っていた
でも現実はこう。
共テの点数が足りなくて、苦手な数学が克服できなくて、志望校のレベルを落とさざるを得なかった
理系の忙しい授業の合間を縫って、バイトで十分なお金を稼いで、長時間の研究に耐えうる体力も精神力もなかった
海外に行っても十分なコミュニケーションが取れずもどかしく情けない思いを何度もして心が折れた
そうやって何もかもを中途半端に過ごしてきたから、なにか自信を持ってこれをやり遂げたって言えることがない。
私に対して抱いていた期待感は非常に高く、「わたしならやりたいこと全部実現できるんじゃないか」と思ってた。でも実際にやってみると思い描いていた自分の姿とは程遠く、遠く自分が行くはずだったゴールを見つめてぽつんと突っ立っている。ゴールまで届かなかったそのたびに「あー無力、自分っていつも力不足で中途半端だ。目指したゴールに届いたためしがない」って思っていた。
いつも私は期待の下を這う
「わたしならやれる」と誰よりも自分が信じているということは素晴らしいことのはずなのに、その途中の道のりで足が止まってしまう。
途中で投げ出してしまう理由は何か。
単刀直入に言えば、私が考え得るベストを尽くせていないから
自分の人生や行動の意義などいろんなことを頭の中で考えながら生きているけど、考えすぎて、思考に時間を取られて達成に必要なくらいの行動に移せていないんじゃないか?
四六時中思考することが癖になってて、いつも頭で何か考えている
止まらない思考に囲まれて雁字搦めになって、うーん、うーんと自分で自分の腰を重くしているんじゃないか?
たらればの後悔だってどうにでもできる
「何やっても報われない。ちゃんとやってるのに、ちゃんと考えてるのに」
そうかもしれないね。あなたはあなたの力を出して、それでも届かなかったのかもしれない。でも、ことが過ぎた後、振り返って「もう少しやれる余地があったんじゃないか」そういう部分をしばしば見つけてしまうことがある。
「あの時もうちょい先生にしがみついて数学頑張ってたら」
「あの時ちゃんとスケジュール管理ができて先生とのコミュニケーションがうまく取れてたら」
「あの時もっと失敗を恐れずにいろんな人と関われていれば」
これは「後悔」である。「たられば」である。
でも考え方を変えてみよう。
「後悔役に立たず」とかいうけど、役に立つかどうかは私次第だし考え方次第なんじゃないか。
頑張ってやってるつもりで不十分な努力で今まで生きてきたらそりゃあ報われないし宙ぶらりんにもなるわって。わたしはいつもやることをやりきれてないから結果を出せないってわかったことはまず大きな進歩だと思うのです。わかったらそれだけで収穫なんじゃないですか?収穫を得るまでにずいぶんと時間やお金を無駄にしてしまったかもしれないけど、後ろを振り返ってまた前を向けたらそれでいいんだと思うことにしました。
失敗は成功のもとっていいますが、私は過去の失敗の上にできてるんだって根本から深く理解できたのは初めてでした。
どうやって前を向けばいいか?
どうやってポジティブでいればいいか?
ベストを尽くしてやりきったといえるまで自分を鍛えることだと思います。
自分は怠惰でした。
頑張っている人がどうやって頑張っているのか、
結果を出してる人がどうやって日々を過ごしているのか
それの答えは彼らが彼らの人生についてよく考え、
考えを指針に行動することに集中できることだと思います。
何を言ってるか分からないかもしれないね、でもいいんだ、これは私のための日記だから。
だから、これからは
「考える。けどそれ以上に行動に移す」
「ベストを尽くしたと胸を張って言えるようにがんばる」
行動の回数が多い人が強いのは失敗から立ち上がった回数が多いからです。
失敗したたびに、また壁が立ちはだかるたびに、前を向いて、上を見上げて、乗り越えることに集中していたから強くあれる。
私の友達はみな努力している。
わたしも頑張りたい、そう思えた。
少し視野が広がったことを感じる経験でした。
未来の私へ。
「なりたい自分になるために、全力を尽くせていますか?」
「考え得るすべての手を試しましたか?」
「考え得るすべての人の力を借りましたか?」
「自分はベストを尽くしたと胸を張って言えるくらい目標に向かっていますか?」