見出し画像

空の移ろいを楽しむ小さな結婚式

今回は、結婚式を挙げた会場の思い出話です。

前回のnote
結婚式を挙げると決めるまでの話はこちら↓

結婚式準備をはじめるにあたり、
どんな式にしたいかをざっくり決めることにしました。

私たちの理想はこちら。

・家族と友人だけの小さな式(30-40名規模)
・新郎新婦がゲストに溶け込める距離感
・ガーデンウェディング
・披露宴というより食事会のような雰囲気で
・余興はしない
・都内で集まりやすい場所

小さな式にすることは絶対条件、ホテルのような披露宴会場ではなく開放的なガーデンで…と会場を探しているなか、目星をつけたのはQ.E.D.CLUB。
恵比寿の丘の上にある一軒家レストランです。

結果的に、式場見学に行ったのはここだけ、見に行ったその日にここで挙げることを決めました。
そして、理想が全て叶った大満足の結婚式になりました。

元ハンガリー大使公邸だったこの場所。
初めて訪れた時に「本当にお庭なんかあるの…?」と疑うほどひっそりとした場所にあるのですが、美術館のような洋館と庭園を目の前にし、一気に心が惹かれました。

完全なる一目惚れです。

少人数での式ができること、貸切の館内を自由に使えること、ガーデンでの挙式ができること、これだけでも十分すぎる好条件。

お料理が美味しいことはもちろん、お仕事をされているスタッフの方々の姿から「この場所が心から好きなんだろうな」と感じる気持ちの良い接遇をうけ、即決しました。


Q.E.D.CLUBの紹介とともに、当日の思い出をここに書きとめます。


静かな住宅街を抜けた先にある門扉


素敵な隠れ家の入り口


玄関は人気の撮影スポットです。


さまざまなアートが飾られた館内


食事会場はゲストに溶け込める距離感で嬉しい。
高砂はつくらず自由に動けるレイアウトに。


私たちが式を挙げたのは6月の半ば、16時頃から始まる午後の式でした。その時期は、日の入りと式の終盤がちょうど重なるような時間帯。
これが最高だった…!!

陽ざしのなかではじまり、夕暮れ時の美しい景色の変化が楽しめるのです。

雲間からさす陽ざしが心地よい挙式
家族や友人の顔がよく見えて、思わず笑顔になれる人前式でした。
日が沈みはじめると雰囲気が変わる庭園。
父の日前日だったので
父親たちにケーキを食べてもらいました。
きらめく光とともに感謝の気持ちを届ける時間。
夫も私も家族への手紙を読みました。


式のエンディングは野外映画のような気分で。



自然に囲まれた空間で、時間や空の移ろいを楽しむことができる、なんて贅沢な時間だったのだろう。


夏の始まりを感じる西日と、夜風に吹かれる涼しさ。式を終え半年経った今でも、あの日纏った空気と景色にうっとりしてしまいます。

私たちの小さな結婚式、やってよかったな。

「家族で集まろう」という決意のもと、結婚式を挙げるきっかけを作ってくれた夫に改めて感謝です。

いいなと思ったら応援しよう!