「希島あいり×福島裕二写真展-raison d'être-」へ。行ってきた。 自らが作りあげる「存在」 相手に委ねる「存在」 があると思う。 そのどちらも正しいと思う。 でも、中途半端にその両者を求めたがる人が多い気がする。 今回の展示でフライヤーに使われているモノクロの写真と対面した時、芯はあるけどとても柔らかい表情で自分のイメージを委ねる「覚悟」を感じとれました。 希島さんの作品にあまり触れた事がなかったけど、これからはアウトプットされる世界に手を伸ばしてみ
四角く切り取られた世界は、時に無表情で寂しさを感じる事がある。 けれど今日の見え方はそうではなかった。 並べられた四角い世界が、1泊2日、いやもう少し長い間「旅」をした記憶…のように無邪気で温かかった。 「チェキ」というインスタントな感覚が消えないように頭の中で組み立てられたシネマティックな回路がそう思わせたのか? いつしか並べられた過去たちと現在がシンクロし始める。 (どのチェキを選んだかは内緒です。) 今日という1日が終わり、目が覚めた時 机の上に並べられた
何年かぶりにMariya Suzukiさんにお会い出来て嬉しかった。 なぜだかMariyaさんの絵をみると安心するんだよなあ。その理由が今日分かった。 今回の個展「みつめる かく つくる」に寄せられたコメントの中にあった。 素敵な日常が切り取られた絵の展示なので、良かったら是非、足を運んでみて下さい。 Mariya Suzuki 個展 「みつめる かく つくる」 2021.12.14(火)〜 12.26(日) at KIT Gallery @ 平日:15:00 -
太陽と月の鋼 第一巻を読み終えた。 良い意味でモヤモヤする社会派作品。 固定概念…こうでなければいけない… 言ってしまえば「普通」というレールがあたかも有り難みのように創られ(実際は架空なのだが) そのレールから落ちない為に、はぐれないように生かされている(自らそう洗脳している恐怖) 日常がフィクションのようで、その世界(日常)は残酷で出口のない迷路。 どう、この呪縛から逃れるのだろうか? はたまた、逃れなれないのだろか? 第二巻に触れるのが楽しみ。 改めて、こ
モノクロームの誘惑 noteを始めようと思ったキッカケは 「Intangible」という写真展のフライヤ。 インターネットというある意味煌びやかで、速度を競う世界の中でこの写真を目にした時、心が震えた。時間が止まったような感覚だった。 それから、このモノクロの根源を見つけるべく 煌びやかな世界を泳いだ。 そして此処(note)にたどり着いた。 デジタル化された信号で創られた現代の中で 大きく手旗信号を振って「コッチだよ」 と無邪気なアナログ信号に辿り着いた時