しゃっくり
しゃっくりを医学用語で言うと『吃逆』と書いて『きつぎゃく』と読みます。
しゃっくりは100回すると死ぬと言われていますが、実際には死にません。
と、言いたいところですが、脳出血か何かでお亡くなりになった事例もあるとかないとか。
原因
しゃっくりの原因は肺の下にある横隔膜の痙攣と言われています。
しかし、なぜ痙攣するのかはよくわかっていません。
便秘、精神的ストレス、暴飲暴食、睡眠薬や抗がん剤の副作用とも言われています。
治療法
民間療法では大きく息を吸ってしばらく呼吸を止める。びっくりさせる。水を一気飲みするなど様々あります。
便秘なら便秘を改善するために下剤を。精神的ストレスならストレス改善のための気分を落ち着かせる薬が処方されます。
まぁ、放置していても治る事は皆様もご存知かと。
私の体験
施設に入っている利用者が昼頃からしゃっくりをし始め、面会に来ていた家族からしゃっくりをしていると報告がありました。自然に治るため家族に様子を見てほしいことを伝えました。
利用者の妻が夕方に「しゃっくりが止まらない。100回すると死んでしまう」と訴えて来ました。
昼からしゃっくりをしていてもう何時間も経っているのだから、とっくに100回は超えていますよと言いました。心の中で。
その日は祝日で医師が不在だったため、翌日報告する事を伝えました。
一晩中しゃっくりをしていましたが特に命に別状はありませんでした。
翌日受診した結果、便秘であるためしゃっくりが治らないと診断。下剤が処方されました。
便秘は改善されましたが、時々しゃっくりをしていました。
しゃっくりが止まらなくてもまずは民間療法で対応してみてもいいのかもと思った出来事でした。
しゃっくりが治らない時は何かの疾患があるかも知れません。その際は受診してみましょう。
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