家族の権利って何?
コロナの影響で面会制限や外出外泊が制限され、家族との交流時間が極端に減っています。
病院や施設でコロナが出ては患者さんや利用者さん達のほか、職員の命に関わる問題になります。
感染拡大が収まらないと連日報道されています。
病院への定期受診の際に、診察後は寄り道をせずに施設に戻って来てほしいと家族にお願いしております。
理解のある家族は施設の指示に従ってくれますが、中にはそうでもない家族もいます。
利用者本人がどこどこに行きたいと言うから。
たまにしか会えないから。
自分達は熱とかないから。
様々な理由をつけて施設からのお願いを毎回毎回無視します。
今は感染のリスクが高くなっているため、感染状況が下火になるまで受診を延期してほしい。もしくは、施設で対応させてもらいたい。と家族に電話で相談をしました。
家族は『必要な受診であるため延期は出来ない。施設でお願いします』と返答しましたが、暫くして電話がありました。
『受診の結果をきちんと聞いておきたいし、付き添うのは家族の権利ですよね』
何を言ってるのかさっぱりわかりません。
コロナの影響があるからと説明をしているのに、付き添うのは家族の権利?
モンスター家族には何を言ってもダメなんだと思い知らされました。
受診後に外出されるのを防ぐために、病院への送迎と施設の看護師の同行の了承を得ることは出来ましたが、何とも腑に落ちません。
病院では、入院患者や家族、面会者に問題があれば強制退院が可能ですが施設ではそうはいきません。
不思議ですよね。
1人で生活が出来ないのであれば、後見人やケアマネを探すところから始めなければなりません。
家族がいても、家族は文句は言いますが対応出来ないからと介護拒否を平気でします。
そのくせ、気に入らないことがあれば市役所(市区町村)や県(都道府県)に報告しますと言ってきます。
報告を受けた市役所や県は、施設に電話か職員を派遣するなどして事実確認をすることになります。
その対応をしなければならないのはとてもストレスです。
そうならないためにも、モンスター家族がいる場合には、予め変な家族がいて対応に困っていることを市区町村や都道府県の担当窓口に相談しておく必要があると思います。
今後更に増えていくであろうモンスターへの対応は、市区町村や都道府県にも考えてもらいたいと思います。
モンスターに振り回されることがストレスで足りない職員が更に足りなくなれば、介護崩壊は明らかですから。
クレーマー規制法を早く作ってくれー!!