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♯01ウィッシュリストの作り方 【ノート術】

バレットジャーナルと自己理解を組み合わせた『自己実現伴走ノート』を実践しているairiと申します!今回からnoteで私のノート術を紹介していこうと思います💐📖

第一弾は「ウィッシュリスト」です!

airiの2024年ウィッシュリスト

一年の初めに書く人も多いんじゃないんでしょうか?ウィッシュリストを考えている時間は本当に楽しいですよね。
リストをすでに作った皆さんに質問です。そのウィッシュリスト、見た時にワクワクしますか?達成出来ずにモヤモヤしてませんか?
ウィッシュリストを数年間作り続けてきたからこそわかる注意点や、考え方を皆さんにシェアしたいと思います。ぜひこちらの記事を参考にして作ってみてください!

ウィッシュリストと目的

ウィッシュリストとは一言で言うと「やりたいことリスト」です。

ディズニー行きたいな〜

行きたいところ、欲しいもの、食べたいもの、会いたい人、叶えたいこと…やりたいことなら何でも当てはまります。頭の中に留めてある願いや夢を可視化し、ビジュアルで確認することで自分に意識させるのが目的です。

ウィッシュとタスクの違い

やりたいことを書き出すうちに、願いと目標を混同してしまうことがあります。
例えばこちら。

「5キロ痩せる」
「ジムに週4以上通う」
「TOEIC800点取る」

これを見てどう思いますか?
なんだか「っしゃ!!頑張るぞっっ!!!」って感じしません?(伝わる?)

これは私の過去のウィッシュリストに書いたものです。年始は一番やる気がある瞬間なので少し無謀なゴールを掲げがちです(書いたことで気分は上がる)

書き出した内容を見たときにワクワクより「やらなきゃ」という義務感が出てきたら要注意です。それは本当の願いではなくて手段(タスク)の可能性があります

ウィッシュとタスクの関係性

先ほどの「TOEIC800点」で考えてみましょう。
TOEICの勉強自体が楽しいのであれば問題ありません。もし、スコアを上げた先で達成したい目標があるならそれは手段に変わります。もしかしたら「英語のコミュニケーションを上達させたい」「外国人と話したい」「転職を成功させたい」という願いが出てくるかもしれませんね。これは願いなのか?手段になってるか?と掘り下げるのが効果的です。

ここで一点注意です。同じ内容だったとしても、人によって手段になるのか、願いになるのかは変わります。一概にこの内容は必ずタスクになる!とは言えないので柔軟に考えましょう。
大事なのは見たときにワクワクするかどうか!
心が躍らない場合は「何でそれをやりたいんだろう?」と自分に問いかけてみましょう。

ウィッシュリストを作ろう〜!

ここから早速作っていきます!まずは紙とペンを用意してください。

①紙にやりたいことを100個書き出す(制限時間20分)

頭に浮かんだものをどんどん書き出していきます。時間制限を設けることでより直感的に想いを引き出せます。この時、できる/できないは一旦考えずに出してください。自分にとってワクワクするもので埋めていきましょう!

②整理する

整理に入る前に、やりたいことの性質について説明します(ここが大切なところです!)
ポイントは「時系列」と「抽象度」です。

図をご覧ください。
左右の軸は現在から未来にかけて時系列を表しています。
ウィッシュリストの中には、明日できること〜死ぬまでにやりたいことまでごちゃごちゃに書かれていると思います。やりたいことが現在寄りなのか、来年以降なのかを時間軸でざっくりに分割します。

次は抽象度です。上下で分けたうちの、上にいくほど抽象度が高く、下にいくほど具体的なものになります。
抽象的とはフワッとしているもの、習慣や考えが当てはまります。一方で、具体はイメージがしやすく行動がベースになっています。例えば「韓国に行く」は具体、「スマホ断ちをする」は抽象に分類できます。
具体の分野のやりたいことは達成するのがわりと簡単です。なぜなら行動をすれば終了するからです。その一方、抽象的なやりたいことは達成基準が曖昧です。主観的な判断になるので、いつまで経っても達成できないということがあります。従ってリストを消す難易度が高いという性質があります。

この性質を知っておかないと、いつまでもウィッシュリストを消せずにモヤモヤ…ウィッシュリストなんて書く必要ある?と言う状態になってしまいます。
「やりたいこと」には「達成しやすい行動ベースのもの」と「達成するのに長期スパンがかかる習慣・考えベースのもの」があると覚えておきましょう。

これを踏まえて、①で出したやりたいことを仕分けしていきます。
二色のペンを用意して、時系列で二分類に分けていきます。

ピンク:今年できそう  緑:人生をかけて達成したい

こんな感じになりました。ピンクと緑は半々くらいです。ピンクのやりたいことは「2025のウィッシュリスト」緑のやりたいことは「バケットリスト」へ振り分けていきます。

★「具体」と「抽象」は仕分けしないのか?
今回は特に仕分けはしませんでした。抽象度は全体のバランスを見るのに使うのがおすすめです。リストの内容が具体ばかりだと、難易度は低いけど何だか物足りなさを感じたり、抽象的なものばかりになるとなかなか達成できない状態になってしまいます。どちらも書かれているのが理想のリストですね。

③ノートにまとめる

ここまで出来たらあとはノートに書き出すだけです!
私の場合はこんな感じになりました。

今年のウィッシュリスト 45個


バケットリスト

バケットリストは一年の中で書き足していくので見開き1ページを使っています。

ウィッシュリストを書く上でのポイント

ウィッシュリストを書くときは基本的に「〜する」と言う形にしましょう。「ランニングがしたい」ではなく「ランニングをする」のように言い切りましょう。加えて、避けたほうが良い表現もあります。

①否定:「〜ない」系

・嫌な人とは関わらない
・食べすぎない

否定的な言葉を使うと、潜在意識に「ダメ」を植え付けてしまいます。内容を変える必要はないので言葉を変換していきましょう。

・好きな人とだけ過ごす ◎
・腹八分目で食事を終える ◎

なるべく前向きな言葉にするのがポイントです!

②曖昧:がんばる、たのしむ。

・無職期間を楽しむ!

これ、私のやりたいことです。笑
悪くはないですが「楽しむ」だと達成できたどうかが曖昧です。基本的にやりたいことは具体的に書くのが大事で、具体的にすればするほどやるべきことが明確になり達成しやすくなります。理想の目標もまずは小さく出していきましょう。

ここで一点補足です。
抽象的なものが一概にダメ!と言うわけではないのです。

・創作活動を通して自己表現する

これも私のリストから引用です。
あえて抽象的な表現にとどめています。この言葉の中には、文章を書く・写真を撮る・発信活動をするなどの複数のやり方が含まれています。あえて幅を持たせることで書く項目を減らせてお得です。(お得?)
このように抽象的なものでも、やるべきことがはっきりしてる場合は表現がフワッとしていても問題ありません。

100個も出てこないときはどうしたらいい?

100個書かなくてもOK
ここまで書いていてなんですが、私はウィッシュリスト100個出せたことありません。笑 せいぜい80個くらいが毎年限界です。

そもそも何故100個出すのでしょうか?
とにかく数を出さないと、潜在意識で眠ってる願いを引き出せないからです。
100個何が何でも埋めなきゃ!とか、見栄えが悪い!とか気にして、間に合せのやりたいことで埋めるくらいなら空白のままにしておきましょう。
どうせ数ヶ月後には新しくやりたいことが出てきます!そのとき書き足せば良いのです。目的を見失わずに、柔軟に作っていきましょう。

ウィッシュリストは一年の指針

ウィッシュリストはあなたの一年の目標であり指針となります。
だからこそワクワクしたものを出してほしい。それを見たときに心がワクワクするようなものにしてほしい、達成できずに嫌な気持ちになって欲しくない。そんな思いを持っています。
今回説明したポイントを押さえて、最高のウィッシュリストを作ってみてくださいね。

ノート時間にはお菓子とお茶が必須

それでは、今年もノートを使ってやりたいことを沢山叶えていきましょう〜!

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airi💐
「人の心を動かす文章を書きたい」という思いで執筆しています。サポートをいただけると大変励みになります🪽✨