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「airiさんは誰を救いたいんですか?」

先日、ライフコーチとして活動されてるaimiさんのコーチング相談会に参加しました。

ずっとフォローしていたaimiさんと直接話せる機会、ポストを見て真っ先に応募しました。

そして念願叶ってお話しする日。zoomが繋がって、aimiさんがパッと現れて「画面の向こうはドイツなのか〜」と一人感動してました。笑

aimiさんはイメージ通り柔らかい雰囲気の方で、終始安心してお話しすることができました。
結論から言うと、私の気付けていなかった問題に踏み込んでもらい、とても有意義な時間となりました。その時の学びを残していこうと思います。

私って誰を救いたいんだろう?

ドイツでライフコーチとして活動しているaimiさん
私の目指す道を行くロールモデルのお一人!「どうやってビジネスを始めたの?」「通ってたスクールは?」「フリーランスとしてどうしやって生計立ててるの?」せっかくのチャンスなのでたくさん聞くぞ!と意気込んで臨みました。

「ライフコーチになりたいんです!」
「そうなんですね?なんでライフコーチなんですか?」
「うーん。やっぱり一人の人と、人生というスパンで長期的に伴走したいから…?」
「なるほど。ライフコーチングを受けたことはありますか?」
「キャリアコーチングを数回、それと自己理解のコーチングを受けたことはあります。ライフコーチングはまだないです」
「そうなんですね、どんな人と関わっていきたいですか?」
「うーん…」

airiさんはどんな人を救いたいんですか?

私は答えることが出来ませんでした。
いや、実際は「えっと、自分と同じ社会人で…やりたいことがあるのに動けない人…かな?」とゴニョゴニョ言ってた。頭で一生懸命考えて捻り出そうとしてた。

今思えば、そういう迷いや表面上の言葉だってことを見透かされていたんだと思います。だって相手はプロのコーチだもん。

そんな私の様子を見てaimiさんは「せっかくの機会なのでお商売の話ではなく、airiさんの内面をもっと深掘りする時間にしましょうか」と提案してくださいました。

自分を癒すこと

「もしかしたらairiさんはもっと自分が救われたいし、自分を許したい。ありのままで生きたいんじゃないんですか?

aimiさんからの、優しくもハッとさせられる問いでした。確かに私にはまだ向き合いきれていない過去、暗い感情、コンプレックス、そういったものを抱えていて。それらに蓋をして、対峙しないまま進もうとしていた。他人への価値提供を意識するあまり、自分のことが見えなくなっていた。
「そもそも私って、ライフコーチング受けたことなかったな…」と前提の部分も気付けました。
自分と向き合ってないのに、人にコーチングすることって出来ないですよね。もっとコーチングを通して自分と向き合いたい、癒したいという思いが湧いてきました。


価値観、そして違和感

前から抱えていたもやもやをお話ししました。

自己理解プログラムで出した価値観ピラミッド。どの価値観も私にとって必要不可欠で大切なものです。これを完成させた時は感動すらありました。でも、同時に浮かんだのは「これらをイメージした時、他人が全く浮かんでこないな…」という焦りでした。

もう少し詳しく話します。
私の価値観はすべて主語が「自分」であって、人がそこに存在しないんです。

一人で黙々と「没頭」したい。
自分を「成長」させたい。
自分の中で「気づき」を得たい。
「ありのまま」の自分でいたい。
人として「美しい」自分で在りたい。

清々しいくらい自分にしか矢印が向いていない…と感じています。自己理解プログラムの受講生と話すようになって、他の人の価値観を見たときに気付きました。人と何かすること、居ることに価値を見出しているんだ。「つながり」「関わり」「調和」「共有」なんて温かいのだろう…。

自分の内側だけで完結していて良いのか?私は他人に対してエネルギーを注げるのか?
仕事とは他人への価値提供? 他人に矢印が向かないひとはどうしたらいいんだろう…

人という視点がなくても私

「airiさんは自分のためにエネルギーが回る。それで良いんじゃないですか?」と、aimiさんは言ってくれました。

自分という視点だけでOK。
人という視点が無くてもいいんだ…。
文字にするとなんだか当たり前のことを書いているようで、拍子抜けしますね。

散々ここまで「一人が心地よい」と言うようなことを書いてきましたが、きっと私は誰よりも人と繋がりを求めているんです。だからこそこんなにも「人がいるのか」なんてことに執着してしまう。大好きな人たちから拒絶されたくない、離れてほしくない、本当はあたたかな人間関係を築きたい。
私は上手くできないから。無意識にひとりの世界を作ってしまったのかもしれない。
でも、この静かで美しい世界を守ることも心から幸せを感じるし、強がりではなく本心だと思う。人間関係のコンプレックスも反映されてるのかもしれない…?
答えには辿り着いてないけど、こんなことを考えるきっかけにもなりました。


ライフコーチって生き方なんだ

aimiさんは肩の力が抜けていて、自然体で、ただただ凄いなぁ…と思いました。
きっとこの人は心に正直に従って生きている」言葉にせずとも、aimiさんの佇まいから伝わってきました。だからこそこうやって本心を引き出す質問や、コーチングができる。そうか、コーチングって自分自身の内面がそのまま現れるんだ。この気づきを得たのが大きかったです。

加えて「コーチングに出会ったのはきっと自分のためだった」と仰っていたのが印象的でした。コーチングとはコミュニケーションの技法であり、日本人はまだまだそこが苦手だよねと。
目から鱗でした。他人の価値提供の手段としてコーチングがあると思ってた。自分のためにコーチングがある…。そう思うと本当に奥が深い仕事だと感じますね。


自分らしさの解放へ

心がしっくりきて、道が決まったら後は型通りにやっていくだけ。技術や商売のやり方はいくらでも後から身につけられる。最後にアドバイスをくれました。
まず私のやるべきことは、商売の基盤となる自分を磨くこと。目を逸らさずに向き合い、豊かにしていくこと。自分のために生きていくというわがままを自分に許すことだ。

速く行くんじゃなくて、遠くまで行きたい。そのために遠回りをしよう。そうして歩んだ道のり、生き方、人としての在り方がライフコーチとしての自分に繋がっていくのだから。

aimiさんに先を急ぐ気持ちと、凝り固まった思考をほぐしてもらいました。素敵なお時間をありがとうございました💐

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airi💐
「人の心を動かす文章を書きたい」という思いで執筆しています。サポートをいただけると大変励みになります🪽✨