旅先で見つけた私の好きなこと
先日、私は悩んでいました。
とあるプログラムに向けて選考書類を書いていたところ「好きなこと・特技」の欄で止まってしまったからです。
「これだけは熱を持って語れる!というものを面接で話すと良いですよ!」
直前のセミナーで聞いた言葉が浮かんできました。ここで求められるのはきっと「私の人となりを表す好きなもの」か。好きなものが無いわけじゃない(むしろ沢山あると思う)けど、どれもパッとしない。困ったなあ…
この問題は解決しないまま、私は先週一人旅に行ってきました。
遠くの街を回って、普段見ない景色を見て、ふと自分の好きなものに気づきました。
今日はそれについて書いてみようと思います。
私の好きなこと
旅先で気づいた私の好きなこと。
それは「写真を撮ること」です。
私のカメラ趣味がスタートしたのは3年前。
コロナの給付金が配られた時、当時の私はそのお金でカメラを購入しました。
社会人になって2年目。念願叶って初めてミラーレス一眼カメラ、本格的なカメラを手に入れてすごくテンションが上がりました。
カメラの画質の良さ、シャッターを切る心地よさ、構図を考える面白さ。
ただのお出かけがカメラを持っているだけですごく特別なものに感じられました。
しかし、すぐに壁にぶち当たります。
カメラで撮る写真って暗い!イマイチ綺麗に撮れない!という問題です。
カメラって普通に撮ると全然綺麗に撮れないんです。笑
加えてカメラの用語は難しい。シャッタースピード、F値、光の加減・・・本を買ってみたり、自分で調べてみたけどもよく分からない。
i Phoneでパッと撮った写真の方が普通に綺麗ということが多く、次第に虚しくなってしまいました。(i Phoneは本当にすごい)
何よりカメラは大きいし重い。kiss Mはカメラの中ではコンパクトな部類だけれど、それでもかさばるし荷物になる。たまに休日にカメラを持って出かけるものの、使う頻度も少なくなってしまいました。
本当の魅力を知る
旅の道中、私の好きな「深夜の寝落ちラジオ」というポッドキャスト番組を聴いていたら、偶然にもカメラの話が流れてきました。
「光を探し始める」
この言葉に心を射抜かれました。
そして気づきました。
カメラの魅力は決して「綺麗な写真を撮ること」だけではないんだと。
写真とは世界を一枚の絵として切り取ること。
写真を撮るというのは絶え間なく続く事象の中で、一瞬を捉えて形にすること。
構図や光の差し込み方、そこには撮影者の意図がある。それこそが感性であり、その人の世界観を表すことになるんだ。
ただ単に過ごしていたら過ぎ去ってしまう一瞬を、カメラがあれば形として切り取ることができる。つまりカメラを通して日常を、世界を自分なりの視点で捉えるようになる。自分から素敵なものを見つけるようになるし、美しい面を探すようになるのだと。
それがカメラの本当の魅力だと気づきました。
旅先にて。
こんなことを思ってから、今回の旅ではただインスタにあげるための写真ではなく私なりに世界を解釈して、感性に従ってひたすら写真を撮ってみようと決めました。そしていつもより沢山シャッターを切りました。
技術はまだまだ、構図もいまいち、インスタ映えする写真でもない。
でも私はこの光を捉えた写真が美しく、いつもより愛おしい。
見返した時にそう思えました😌
おまけ!
せっかくなので今まで撮ってきた写真を載せてみます!(ドキドキ…)
ここまで読んでくれた皆さまに一つお願いです!💫
「私の写真の世界観をどのように感じたか」ぜひコメントで教えてもらえませんか?👀📷
カメラを撮る際の参考にさせていただきます!よろしくお願いします🌿✨