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俗称「MBTI」の信憑性うんぬん。
noteを始めたことがきっかけで、よく触れた言葉があります。「MBTI」です。
周知の通り、ここ数年にかけ盛り上がっていた、いわゆる16タイプ性格診断のことです。
わたしはnoteの魅力に気づいてからというもの、プロフィールやサイトマップなど、note初心者が書くべき記事作成にしっかり取り組んできました。
作成にあたり大勢のプロフィールを読みまくりました。すると、結構な割合でMBTI診断結果を公表しているのを目にしたのです。
ふむ、もはや令和においての自己紹介でこれは必須なんだ。
そんなことを勝手に解釈し、とりあえず真似して書いてみたアラサー。
(ちなみに、わたしの診断結果は「INFJ-T」。診断されるだけでなんとなく心落ち着く。わたしだけ?)
ただ、そんな「MBTI」。
実はこれ、信憑性に欠ける診断らしいのです。
WEB上で無料で簡単に受けられる診断の『16Personalities』に対し、『MBTI』は有料であり、かつ国際規格のトレーニングを受けた取り扱い資格を持っている専門家の支援を受けながら、自分と対話をしながら自身への理解を深めていくもので、園田さんは、欧米では最低2時間、日本では最低でも4時間かけて本人が自己分析を深めるための心理検査だと説明しました。
現在日本で出版されている日本版のMBTI(JPP株式会社刊)は国際規格に則って開発された性格検査であり、本来ホームページなどで簡単に回答はできないものですし、してはいけないものです。
(中略)
MBTIがベースになっているかのようなホームページにおいて、簡単な質問項目が掲載されており、それに回答するとタイプがでるようになっていたり、MBTIの有資格者であることの証明と有資格者の氏名の掲載もないものについては、そのどれひとつとっても、MBTIでもなく、世界規格のMBTIとは一切関係ありません。それは「似て非なるもの」です。
なんと。
巷で話題になっていたMBTIは本当のMBTI診断ではなかったよう。ご存知でしたか。
60問も質問答えさせておいて、ユングとなんら関係のなかった「16Personalities」。なんやねん。
(調べもせず、勝手に理解したフリしていたくせに文句だけは沸々とわいてきたことは秘めておきます。)
…ただ、個人的な意見で言うと、公式のMBTIとは別物の性格診断としては、かなり価値のある存在であると思っています。
個人的には、確かに当たってるような結果だったのは紛れもない事実。手軽さゆえに沢山の人数が同じ質問に回答していて、その結果を自己紹介に使っているのも事実。
もちろん、それだけで個人を区別するべきではないことは大前提ですが、世界基準MBTIではなかったからと言っても、それとは別の性格診断としての存在価値は十二分にあるように感じるわけです。
だってnoteのプロフィール欄、「MBTI 〇〇」ってみんな書いてるもんね。もう共通言語だよね、と理解しています。