【本の選び方のコツ】読書初心者→年間100冊読了、かつ自分のものにした方法
『本を100冊読む1年にする。』
わたしにとって、このチャレンジは正直無謀でした。
「自分でなにかを決めてやり遂げたいし、なんとなく面白そう」くらいの感覚で2023年の終わりから始めた『100冊読書』。
最初の半年こそびっくりするくらい進捗が思わしくなかったし、進捗のムラが激しかったものの、だんだんと本を読むことが楽しくなったこと、Xに記録してる読書記録も楽しみにしてくれてる人や応援してくれる人のおかげで、なんとか1年で100冊、見事読み切ることができました。(2024年12月31日達成。めっちゃギリ攻めてる)
そしてわたしの読書の目的は、ただ数を読むことだけではなく、学びを得ること。おそらくこの1年読んだ本で「これってどんな本だった?どこがいい?」と言われたら、だいたいの本の感想は言えます。言い換えると世の中にある本のうち、100冊ぶんを自分の知識にすることができたんじゃないかなと思います。
そんなわたしだけど、読書がもともと好きだったのかと言われたら、実はそういうわけではありません。なんなら白状すると、それまで読書は月に1冊読めばいい方で、ほとんど本を読まない読書初心者。だからこそ、こんなチャレンジを始めたのは無謀でした。
なぜなら本を元々あまり読まないせいで、本を読もうにも何から読んでいいか分からなかったからです。
そう、本の選び方がわかりませんでした。
本の選び方すらわからない読書初心者であるわたし。
そんなわたしでも1年で100冊も本を読めたということは、わたしの本選びや読書で得たものが他の読書初心者さんにも役立つのでは?と思って、noteに残してみることにしました。
このnoteが向いている人は、読書初心者さんをはじめ、『読書してみたいけど本の選び方が分からない』『本を読んでも頭に入らない』『本を読む時間がない』そんなあなた。
ただこの先を読むためには500円かかってしまうので、この500円の価値はあるのか?ということにも触れておきます。
いわゆる良本と呼ばれる本は、筆者や著者の経験や知識からできています。「こうやったらうまくいったから真似してみて!」という成功体験はもちろん、「筆者はこうだったからこうならないようにね」のような失敗談まで知れることが本を読む魅力のひとつ。ということは、本を読むことで、すでに先人がやってきた成功体験を真似できるし、この先の人生の失敗や遠回りを避けることにつながるわけです。本を一冊読むのに新書であれば2,000〜3,000円程度、文庫本でも1000円。古本であれば500円以下のこともあります。すなわち、1冊あたり飲み会1回分以下の金額で人の経験を覗き見できるということ。そう考えると、読書ってかなりお得。
とはいえ、読者初心者にとってはそもそも本選びからハードルが高いかなと思います(わたしがそうだった)。それに、どうせ本を買って読むのなら、変な本を選びたくないと思うのは当然のこと。
このnoteは、そんな人に向けてわたしがやってきた本の選び方から本の読み方、わたしが読んできた中でのおすすめの本をぎゅっとまとめてみました。
読書の前菜がわりに、まずはカフェで飲むコーヒー1杯分の金額で、読書のコツをちょっと知ってみませんか?
このnoteを読んだあと、なにか本を読みたくなる。そんなふうになったら、わたしも嬉しいです。
前置きがかなり長くなってしまったけれど、わたしと同じように、読書初心者さんにとって、読書をはじめるきっかけになりますように。
【1章】読書初心者がまずやること
まずは質より量
本を読むことにあまり慣れていない場合、まずは読了を増やすこと、すなわち質より量を取ることがオススメです。本を読むことに慣れていない状態は、質を判断する材料がない状態。
読み始めようとして辞めたものがもしかしたらホームラン本だったら勿体無いし、仮にいま読んでいる本がホームラン本じゃなかった場合でも、次読む本選びの『質を判断する材料』になります。
では、読了を増やすためには何をしたらいいのでしょうか?
よくあるお悩みとして、①何を読むか②時間がない③紙で読むか、電子書籍で読むか。
それに対してわたしがやったことは、以下の3つでした。
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