Vol.17 実は奥深い!鼻プロテーゼの世界
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皆さん、こんにちは!
水の森美容外科 広報担当 つっちーです😊
GWも終わってしまい、いつも通りの生活がまた始まりましたね…😱
・・・7月まで連休がないみたいですよ...(小声)
ここ最近は、涼しい日や汗ばむ日が頻繁に入れ替わったりと体調を崩しやすいので、どうぞお身体ご自愛ください🍀
前回の記事は、いつもとは雰囲気の異なる記事でしたがご覧いただけましたでしょうか?
いつもは明るく、楽しく美容の情報をお届けしているつっちーが珍しく
熱く!アツく!語った記事ですので、ぜひ1度読んでみてください😎
さて、今回は水の森のnoteでは初めて取り上げる「鼻」の整形についてです!👏鼻の整形もさまざまな種類がありますが、その中で「鼻プロテーゼ」を取り上げていきたいと思います🎉
“とりあえずプロテーゼ入れれば、誰でも鼻が高くなるんでしょ?”
こんな風に思っている方!
実は細かな技術があったり、気をつけなければいけない事があったりと、奥が深い手術なんです🤔
鼻プロテーゼとは
と、言いつつも。
確かに鼻プロテーゼは、鼻にプロテーゼを入れて鼻筋が通った高い鼻に仕上げる手術です💡
プロテーゼってなに?という方もいらっしゃると思いますが、
「人口軟骨」のことで、医療用のシリコンでできています!
医療現場でも、人口血管などに使われている素材と同じなので、もちろん身体に害はありませんのでご安心ください!
そして、手術の流れは“3ステップ!”
鼻の高さを確認して、削って、入れて完成!
手術時間は40分程度ですが、ほとんどの時間はプロテーゼをお鼻の形に合わせて削っている時間なので、実際にお鼻に触れる時間は5~10分程度です💡
「お鼻の手術」と聞くととても大がかりな手術のイメージになりますが、実は鼻プロテーゼはお身体への負担も少なく、比較的お手軽に行える手術なんです❣️
鼻の形に合わせる作業は、ちゃんと確認しながら進める必要がありそうだけど、なんかシンプルだし、奥深さってどこにあるの?🤷♀️
って感じてしまいますよね、、、
それでは、手術の各ステップごとにどんな工夫や注意点があるのかご紹介していきますね!
#1 仕上がりを左右する“理想値”の見極め
まずは、事前のカウンセリングで患者様に適した“理想値”を確認していきます。「理想値」と聞いて、ピンっ💡ときた方もいらっしゃると思いますが、
理想値とは、「顔を横から見て、目と眉毛の中間を鼻の高さが始まりとして、鼻先までを結ぶライン」のことを指します🧑🏫
文章じゃ分かりにくいですよね(笑)
ですので、こちらの図をご覧ください👇👇👇
図の中の赤いラインが理想値です!
1人ひとり骨格や鼻の曲がり方、凹凸などがことなるので正面・横・斜め・鼻下などさまざまな角度から確認をしていきます。
手術する側は、患者様にとっての最適な理想値をご提案していきますが、
🙋♀️「とにかく鼻を高くしたい!」
🙋「あまりバレたくないから控え目で・・・」
など、患者様のご希望もありますので事前のカウンセリングでは、患者様との仕上がりイメージの相違が無いように高さを設定していきます⭐
ただ、ここで気をつけなければいけないことがあります。
それは、あまりにも鼻を高くしようとするあまり、電気ポットのような鼻(別名:かの有名な“ア〇ター鼻”です。笑)になってしまう危険があります😱
下の図のように、眉間から鼻先までとにかく高くしようとすると起きてしまいます、、、
ちなみに、これはヒアルロン酸を鼻に注入する際にも大切なことですので、ヒアルロン酸で鼻を高くしようとお考えの方も忘れないでくださいね🙁
“客観的に見て鼻筋が通った、自然で綺麗な高さの鼻”になっていただくために、まずはカウンセリングで、ドクター🧑⚕️と一緒に最適な高さを見極めていきましょう!
#2 “世界で1つだけ”の形にプロテーゼを削る
患者様の鼻の形そして理想値が確認できたら、その形に合わせてプロテーゼを削っていきます💪
🤷♀️「削るって、そんなの誰でもできるでしょ!」
いえいえ、そんなに簡単なものではありません。
患者様1人ひとりに合わせた“世界で1つだけ”の形に削っていくのです。
微妙なラインを調整しながら、プロテーゼの形を整えていきます。
一度形を整えたら、実際に鼻のラインと合わせて確認をしてさらに微調整・・・
そして、細かなズレなどが無いように削る・・・
そうして、患者様に最適なオンリーワンのプロテーゼが完成します!
どのくらい削っているか、その違いが下の画像です👇👇👇
左の削る前のプロテーゼをそのまま鼻に入れてしまったら、とんでもないことになってしまいます(笑)
右の削った後のプロテーゼはサイズもかなり小さくなっていますが、右側が滑らかな曲線になっていて、まさに職人技というような仕上がりです✨
🙆♀️「さあ!あとは鼻にプロテーゼを入れるだけ!」
ですが、、、その前に!
少し寄り道ですが、知っておいて損ではない豆知識を皆さんにお伝えします!
①プロテーゼの鼻先は低く!
鼻プロテーゼをする際には、鼻先は低くすることをおすすめします!
いや、そうしてください!😤
なぜかというと、プロテーゼで鼻先を高くすると鼻先に圧がかかるためです。そして数年すると鼻先の皮膚を突き破って飛び出てくる、可能性があります。(もはやホラーです😱)
「もうプロテーゼが入っているし、鼻先も高くしちゃった・・・」という方でも、鼻先を触って負荷がかかっている場合には、早急に抜去して入れ直しすることをおすすめします!😓
「でも、鼻先も高くしたい!したい!したい!」という方は...
鼻先に圧がかからないよう、自身の軟骨を鼻先に移植をしたり、鼻尖修正などの手術を行って、鼻先を形成する必要があります。
※鼻尖修正を正確にできる医師は多くないので、安易にプロテーゼで鼻先を高くしてしまうクリニックもありますので注意も必要です⚠️
②“L型プロテーゼ”と“I型プロテーゼ”
プロテーゼには2種類の形があります💡
L型プロテーゼとI型プロテーゼです!
クリニックによって、このどちらを使用するかは医師のこだわりなどによるので、仕上がりには大きな影響はありません。
ただし!L型プロテーゼを使用する場合は、鼻先の部分を薄くして鼻先にテンション(張力)をかけないようにする必要があります⚠️
L型プロテーゼとI型プロテーゼともに、鼻根部(眉間に近い方)を高くするだけならどちらも違いはありません。
ですが、鼻先まで高くする場合には①でご説明したように、軟骨の移植や鼻尖修正の必要な場合があります。
もうお気づきかもしれませんが、水の森ではI型プロテーゼを使用しています😊
#3 とにかくプロテーゼが動かないように!
さあ、いよいよ最後にプロテーゼを鼻に挿入します!
上の図のように、鼻の穴の内側を切開してプロテーゼを挿入、そして正しい位置に固定していきます。
「鼻の穴にプロテーゼ?それでどこに入れていくの?」
ちょっと専門的なお話になってしまいますが、どこにプロテーゼを入れて固定するのかご紹介していきますね🤨
プロテーゼは、鼻骨(鼻の骨)と骨膜(鼻の骨を覆っている膜)の間に挿入します🤔(「骨膜下に挿入する」といいます。テストには出ません)
プロテーゼが骨膜の上に挿入されてしまうと、術後にプロテーゼが安定せずに触れると動いてしまいます😨
事前のカウンセリングで、「プロテーゼを骨膜の上に入れます」と説明されたら、「動いちゃうので骨膜の下にしてください」と冷静にツッコミを入れてください🤚
これで、無事プロテーゼが入って固定されれば手術は終了です!
最後に
いかがでしたか?
鼻プロテーゼは、手順や手術の内容を聞くと簡単でシンプルそうな印象を受けますが、実は細部にこだわりの詰まった手術なんです🙂!
もちろん水の森では、これらの知識とプロフェッショナルな技術を持ったドクター🧑⚕️が、最適な仕上がりにしてくれます✨
もちろんヒアルロン酸注射でも通った鼻筋に仕上げることもできますが、
プロテーゼの場合にはこんなメリットもあります!
半永久的に持続🙆♀️
シュッとして通った鼻筋🙆♂️
術後に変形の可能性なし🙆
鼻を高くしたいけど、どのくらいがベストなのか分からなかったり、もうヒアルロン酸を繰り返し打つのはイヤ!
といった方は、ぜひ1度ご検討してみてください😊
こちらでもたくさんの症例写真をご覧いただけます!✨
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!