判断の計算式
計算で成り立つようなものじゃないな、と思うことがあります。
数年前、久々に会った友人(フリーター)が
バイト先を突発的に辞めた、という話をしていました。
バイト+いきなり辞める=最悪
・・って、普通なると思うんですが、
私はその子の性格とか、その時のお店の状況とか、いろいろ聞いた上で
『店長からしたら最悪だったかもしれないけど、総合的には良い判断だったのかも』
と思いました。
また
『△△ちゃんみたいに判断ができたら、過労とかで辛くなる人も減るのにね』とも思いました。
●●+●●=良い
●●+●●=悪い
●●+●●=幸せ
●●+●●=かわいそう
こういう式がきれいに成り立つことは少ないと思います。
この計算式の周りに、もっと小さな「●●+」がたくさん浮遊してて、また関連している。
なにかの情報も見るときも、
自分の身の回りのことを判断するときも、
「●●+●●=良い」みたいな
どこかで〝常識″と呼ばれてるような
シンプルな計算式にとらわれると、かえって何が正しいのか、自分が本当にどうしたいのか・・・
わからなくなりそうです。
一時、周りに迷惑をかけたり、おどろかせる様なこともあるかもしれないけど、
とりあえず自分ができるだけ自分を幸せにできるようにすることが大事かな~と思っています。
自分が幸せな方が、周りの自分を好きでいてくれる人もうれしいし。