必要ではないもの
美味しいものを作る人って本当にえらい、と思う。
昔東京出張で街を歩きまくって、疲れ果てたあと
やっと座れた羽田空港のベンチで
パイン大福を食べたときとても幸せだった。
今日は仕事していてパソコンずっと見てて、
ふと机に置いてる綺麗な鉱石をみたとき、
ふ、と癒された。
やっぱり綺麗なものも、すごい。
こういう力がある
美しいものを追求したり、
お洒落な作品作ることを目指していて、
時々「なんか、絶対に必要なことではないよな」って思ってしまう。
(これは服飾学生の頃から)
もっと確実に必要な物事(政治とか?農業とか?)みたいなことの方がやることとして意味あるんじゃないか
と
ふと思ってしまうときがあるけど、
でもたまに先に書いたみたいな瞬間があって
やっぱり美味しかったり、美しかったり、
無駄なくらい素敵なものって、必要だよな、と思える。
ただ
そういうことがどうしても気になってしまうからこそ、
自分だからこそ作れるものが作りたい、と思うし、
他の人では生み出せないような
何か必要性のあるもの、
何かちょっとでも何かしらの役に立つようなものを作りたいな、と常に思っています。