
【マイソングス】 姐さんの選ぶニャンソン5選😽
2月22日のネコの日に発表の猫好きカフェオーナーの記事に寄せて。
オーナーの言うとおり、猫好きによる経済効果を考えるならば、いつもの姐さん通り多少出遅れたとしても、それに便乗して猫好きのための記事を書けば、noteのスキ数も上がるのではニャイか!?
と、姐さん的経済学で猫にまつわる音楽をアナタに。
題して、『姐さんの選ぶニャンソン5選』でごニャイます😸
まずはグイグイグルーヴィーなハモンドオルガンB-3がアツい。
オルガン界の神ジミー・スミスの『The Cat』。
まだ若気の至りであっちこっちすっ飛んでるニャンコの様子。知らず知らずにリズムをとって。
元々は1964年の映画『危険がいっぱい』(オリジナル仏題『Les Félins』、米題 『Joy House 』) のサウンドトラックでもありまして、サスペンス映画の音楽の巨匠ラロ・シフリンが全体的に編曲してるんですが、オルガン界の神ジミーともぴったりなよじれっぷり。
Les Félinsとはおフランス語で、「ネコ科」を表しますのでこれもまたぴったり。
そして主演は、ちょい悪からの成り上がりでお姉様に可愛がられる、という体がぴったりなアラン・ドロン様。

この帽子の被り方は元祖イケメン俳優マーロン・ブランドからのご教授でしょう。
・ちょい悪
・お硬い制服
・甘いマスク
・小慣れた仕草
・素直な従僕度
というイイ男5条件 (姐さん調べ) をすべて満たして、見事ハートを鷲掴み! なアラン・ドロン様でごニャイます。
ま、詳しくは別の機会に譲るとしまして、今日は音楽ネタで。
ちなみに神は ♪『ドロンのテーマ』も演っちゃってるんですよね。
ということで、2曲目。
こちらはゆっくりテンポで相当な老猫とお見受け。トロンボーンの微妙な揺らぎ具合が、貫禄のある年増猫を見事に表しよじれます。
元々変わった楽器で演るジャズ、みたいなのが好きで探していた時期がありまして、その時にハマったトロンボーンという楽器。
クール過ぎるトランペットに疲れる方には、金管ながら優しい音色とこの独特のゆらぎ感が心地よいこちらがオススメ。ニャン体を表すにはぴったりな楽器間違いニャし。
ミュージシャンの鈴木弘さんはそれ程有名ではありませんが、ラスベガスに移住し、ドラマーバディ・リッチ等とのセッションもこなしたアツい実力派。
1975年のアルバムが、近年のコロンビア再発にてカルト的ファンを集めたらしいですニャ。納得。
同盤には『エビのダンス』(=evidance ?)も入った美味しそうな一枚ニャリ。
そして、3曲目。
激しく歌い上げるテナーサックスは南米の気性の荒い野良猫番長を思わせるような。猫は猫でもイリオモテヤマネコか。
自らガト (=スペイン語で猫を表す) を名乗るアルゼンチン出身のラテン・サキソフォニストの1975年のアルバムより。
しかもニャンというジャケ!
精力的な録音活動のおかげでたくさんの演奏が聴けますが、やはりガトの代表作と言えば、映画『ラスト・タンゴ・イン・パリ』の音楽。
WOW、カリエンテ♥
パーカッションの効いた、他のラテンチックな初期の作品も興味深いガトのアルバム。またいつかご紹介しましょう。
続いて4曲目。
ルロイ・アンダーソンの『ワルツィング・キャット』。こちらはジャズではなくセミクラシック。
ジョン・ウィリアムスに「アメリカ軽音楽の巨匠」と言わしめたルロイ・アンダーソン。
ちょっぴり気取ったニャンコ達が舞踏会でニャーオ、と言いながらワルツを踊る一曲。
他にも、
・シンコペーテッッド・クロック
(ビルボード11位)
・ブルー・タンゴ (ミリオンセラー)
・タイプライター (初の楽器としての登場)
・そりすべり (クリスマス定番)
・トランペット吹きの休日 (運動会定番)
など巨匠のヒット曲は数多し。
絶対猫好きだったことは間違いニャし。
猫好き作曲家は他にも多く、オペラを数多く作曲したロッシーニも『ネコのデュエット』を作ってます。
こちらは歌詞もなくひたすら鳴き続けるという技。
パフォーマーの技量がうかがえます。
そして5曲目。
こちらはパウワウというオサレなおフレンチ・ポップスボーカルグループが歌う『ル・シャ』。
姐さんもネコになりた〜い😺と思うほどに女性っぽいイメージですが、おフランス語の場合ネコは男性名詞でル・シャと申します。
ついでではございますが、ラングドシャは「猫の舌」を表します。
1990年代初頭に活躍したドゥーワップ系イケメン(?)コーラスグループです。
ちなみに彼らは、同系ネコ科の『ライオンは寝ている』も歌ってますニャ。
ハイ、これでニャンソン5選出揃いました。
結構毛だらけネコ灰だらけですよね。
それだけ癒やしの効果もあるというモノ。
ニャニャニャーんと!
姐さんもう一曲忘れてまっせ。
そう、これこれ。
ニャンソンと言えばこれでしょう。
イタリア人の同僚に試したら、見事に多重2言語でハモれました!
もちろん姐さんは日本語版でお馴染みです。
さすがにイタリア人は「アジの干物」とは歌ってませんけどね。
マイソングスを聴きニャがら😽
ニャ〜ン♥
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