【マイソングス】ゼッティ・エ・ブオーニ "Zetti e Buoni" ガタつくな / マネスキン (2021)
昨日もお伝えしましたが、今日はユーロヴィジョン2021の優勝者が発表されましたのでお知らせします!
優勝の決定は、各国から与えられる得点+一般視聴者から与えられる得点の2つの合計点。
昨夜の投稿時点では各国からの得点を整理した辺りでした。
その時点では、フランス最も高得点を取っていました。
そして、その後の集計での順位がこちら。
1. スイス
2. フランス
3. イタリア
更に、一般視聴者からの得点が加わり、最終的な投票結果がこちら!!
1. イタリア
2. フランス
3. スイス
なんと! のイタリア逆転優勝〜〜🎊🎊
マネスキンの「ガタつくな」。
ベリッシモ!! 🇮🇹
イタリアの優勝は、1990年以来で通年三度目。
今回の優勝グループ、マネスキンはローマの筋金入りストリートロッカー出身。
フランスのバーバラ・プラヴィは、曲としては良く歌唱力もあるな、と思いましたが、ややエンターテイメント性に欠ける衣装とパフォーマンス。そこが、審査員の得点と一般視聴者の得点を分けるポイントだったのかもしれません。
イタリアの方が、よじれ隊!、うわあっ💓、こういうのを待っていた!と思わせる部分がやはりあったのではないでしょうか。
イタリアの場合は先ず、自国のサンレモ音楽祭で優勝しなければ、ユーロヴィジョンへの切符は手に入りませんから、実力も本物。
エレクトロ・ロックにメタル系衣装で見事、一般視聴者へのビジュアル系アピールが成功。
"Il Ballo della vita"(人生の舞)と入れた入墨を胸に、「ロックは死なないぜ!」と叫んでみたり。
このライブとはまた違った魅力で出したオフィシャルMVでは正真正銘のイタリアン伊達男を気取るスーツ姿もなかなかのイケメンボーカリスト、ダミアーノ。
ベル・ラガッツォ!
そして、サンレモ音楽祭は、1951年から始まり毎年開催されているイタリアン・ポップス音楽祭。
ドメニコ・モドゥーニョの歌った有名な「ヴォラーレ」は1958年の優勝曲。
これを機に、日本にもカンツォーネブーム到来。
1964年のユーロヴィジョンでは、ジリオラ・チンクエッティの「夢見る想い」が優勝し、イタリア黄金時代。
しかし1960年代末はイタリア経済衰退のため音楽祭もやや縮小。なかなか良曲も出なくなりますが、記憶に残る曲もちゃんとあります。
こちらは、1971年の参加曲、リッキ・エ・ポヴェリの「ケ・サラ」。
今までサンレモ、ユーロヴィジョンでの優勝者は、後に大きな成功を収めるものなので、きっと彼らもビッグに成長してゆくことでしょう。
それでは、ぶおなせーら、しにょ〜り、しにょ〜れ。
アリデヴェルチ!
マイソングスを聴きながら。