221102 大人のコミ障は甘えと言い聞かせて

大学時代の反省から、私にしては人とコミュニケーションを取るようになった。
より多くの人と関われるような環境に対峙することを拒まず、行動範囲の広い人を見習うように心がけている。

第一前提、私は口下手だ。
そして、嘘を吐くのも苦手だ。
いかんせん感情が顔に出るタイプ。
学生時代は苦手な人間をとことん避けて生きていた。
私の気持ち良いコミュニティーで、小規模な浅めの当たり障りのない付き合いをする。
交友関係の拡大から逃避すれば、自分の心も身体も安全だ。
確かにそう。
今もできることならそうしたいと思ってしまう。
しかし、これでは生きていくには大変だ。
変化のない人生はつまらない。
穏やかさを求める人間もいることは確かだ。
しかし、穏やかさは、漠然とした心の急降下には耐えられない。

その上、苦手意識に立ち向かわないということは、成長から逃げるということである。
苦手を自覚し、そして対峙することが、人間的、社会人的成長となるのだと気づいた。
そして、あわよくば克服ができれば尚良いのだ。

もちろん基礎体力ならぬ基礎心力の無い私に、突然の交友関係へのスタンス変化は心の筋肉痛の原因となってしまう。
徐々に慣らして行くこと。
立ち止まらないこと。
今の私にできること。

しなやかさのある人を目指して生きたい。

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