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鳥取大山に行って
10/23-10/25の2泊3日で、鳥取県の大山町という場所に行ってきた。
これはその、些細なレポート。
意識はあまりなかったが、どちらかというと都会生まれ都会育ちの私にとって、自然豊かな田舎を訪れる機会はこれでもまだ3回目くらいだったと思う。
レンタカーに揺られて兵庫を抜け、辺りがどんどん自然に溢れていく様子は私にとって新鮮で。
この2泊3日を通して、私は「自然と向き合う」という本当の意味での体験をさせてもらったように思う。
(鳥取大山の地域活性化に大きく貢献なさっている柄木孝志さんに撮っていただいた写真。この日はやや曇りだが、大山では星空と自身を一枚の写真として残せる「星空と遊ぼう」ツアーが目玉となっている。)
水音の中でめいっぱいの川上り
ブナの森や大山寺を視界に入れながらのハイキング
自然と向き合い、受け入れてもらうツアー達は、
私の人生にとって新しい風となったように思う。
大山に向かう前から、「この3日間は深く深く、なるべく沢山空気を取り込んで帰ろう。」と決めていた。身体の奥から澄んだ空気が循環するように、願っていた。
いざ着いてみると、どうだろう。
息をすることも忘れるほど、雄大な自然。
軽やかで開けた海、雨風を受けて振り返れば、
そこには大山の山頂。
普段、忙しない空気の中、雑多な足音に紛れて露頭に迷っていた自分には
あまりに大山は美しくて。
一種の憧憬だと思う。私は、あの軽やかで開けた、柔らかく自分を解きほぐしてくれた土地に、今もずっとずっと惹かれている。
あの3日間から、大きくて、だけども些細な
そんな夢を見ている。
いつか、あの土地にまた戻りたいと思う。
出逢い、大切な場所になった大山に。