才能ね…
なんか自分の才能って
あんまり自信ないけど…
ぜひ話を聞かせてくれ。
いきなり
難しい話だな…
そうだなあ、
「才能」というと、
個人が持っているもので、
遺伝とか生まれつきのもので、
持ってる天才もいれば、
持っていない凡人もいる。
野球の才能があるとか、
スゴイ奴はやっぱり才能がある。
(そして自分には才能がない)
(なぜかそんな気がする)
こんな感じか?
不正解ってことか?
まあ、
「才能とは何か?」
って聞かれたところで、
大した答も持ち合わせてないし、
ぜひ教えてくれ。
あーーー
そういうとこあるな。
「才能」
って便利な言葉だし。
普段なんとなく
「才能あるじゃん」とか
「自分には才能ないんで」とか
使うけども、
「定義は?」
って言われると
確かに曖昧な言葉で、
よくわからないまま、
使っている言葉なんだな。
うーん、
理解が追いつくか心配だが…
まあ
よろしく頼むぞ。
お、おう
長くなりそうな気がするが…
まあ
腹をくくるか。
「才能は現象である」
…ん?
そうなのか?
才能っていうと、
「○○さんは野球の才能がある」
「××サンは絵の才能がある」
みたいに、
「人が所有しているモノ」
だと
思っているんだが。
「才能がある」
っていうのも違うのか…
現象とか
認識とか
ちょっと難しいから、
もう少し教えてくれ。
なるほどな、
抽象的ではあるが
少しわかった気がする。
「その人が持っているモノ」
じゃなくて、
発生した現象ということだな。
(なんかそのままだけど)
才能が生じるには
色々な条件がそろわないと、
いけないってことだよな?
環境?
環境っていうと、
「自然環境」
「環境問題」
とかの環境?
「才能が生じる環境」
って
どういうことなんだ?
ん?
”才能”を持っていても
才能が発生しない、
なんて状況もあるのか?
なんかこじれてきたな…
そりゃ真空なら
火は起きないだろうな。
なるほど、
これまでは
「自分には才能がないから」
うまくいかないと
思っていたんだが、
才能は持っているけど
「才能が生じる環境にいない」
から
才能がないように感じていた
ということなんだな。
要は、
「才能は環境次第」
だと。
ここまでくれば、
話は何となく分かるぞ。
「誰しも才能がある」
つまり
誰しも持っている才能があって、
それでさっきの話でいえば
環境が悪いから、
場が整っていないから、
才能が発揮されていない、
ということだよな?
確かに
「才能は個人の所有物」
みたいなイメージは
どうしてもあるからな、
だから
「才能がない」
みたいな言い回しになるわけで。
ただ
ここまでの話だと、
「持っている”才能”」
っていうのも、
存在しているんだよな?
「個性」?
「気質」?
それが今まで言っていた
「才能」
っていうこと?
なんか拍子抜けというか…
「野球の才能がある」
とか
「歌の才能がある」
とか
「○○の才能がある」
って
ことじゃないの?
「気質」とか「個性」
なら
言葉の意味は、
大丈夫だと思うぞ!
別に普段から使う言葉だし、
気質
ってのは性格みたいなもので
個性
っていうのも性格というか…
…ん?
「性格」とは違うのか?
…
なるほどね、
気質・個性・性格
これならさっき言っていた
「誰しも才能がある」
というのも、
納得がいく気がするな。
気質・個性・性格なら、
誰しも持っているだろうからな。
なるほど。
まあ、
「誰しも才能がある」
というのは分かったが、
それにしても
これまで使っていた
「才能」という言葉と
乖離がありすぎる、
というか、
やっぱり世の中には
「才能がある奴」
というか
「成功者みたいな奴ら」
が
たくさんいる気がして、
自分とは違うというか、
「持っている才能が違う」
ってどうしても
思えてしまうんだが…
うーん…
スキルとか
知識とか
強みとかって、
よく使われる言葉だけど
これについても
言葉の意味が違うってことか?
うーん、
まだよくわからんな。
具体例とか挙げてくれ、
じゃないとわからん。
「個性・気質・性格」
は
先天的なものね、
これについては分かる。
ということは、
「スキル・知識」
は
後天的なものってことか?
そうなのか…
この
「スキル・知識」
×
「個性・気質・性格」
が上手くいけば
最終的には
「強み」
が発揮されると、
こういうことだな。
なんとなく
全体像はつかめてきたぞ。
ただ、
じゃあどうすればいいの?
という一番欲しい答えというか
そこまでは
たどり着けていないんだが…
そこまでは
案内してもらえないのか?
せっかく
才能の話をするんだからな、
どうせなら
「才能を発揮する方法」
まで知りたいに決まってるさ!
長くなってもいいから話してくれ!
「才能には定員がある」
なんか
残酷な話になりそうな
気がしてならないが…
…
覚悟して聞くから
詳しく教えてくれ。
あー
才能がないと感じるのは
そういう理屈なわけか。
才能のある奴らと
椅子取りゲームしたって
勝てないもんな…
「比較優位」っていうのは
初めて聞く言葉だけど、
「自分の土俵」
っていうのは
言いたいことは
なんとなく分かる。
ただ、
イメージがつかないな、
具体例にはどういうことだ?
ありがとう。
せっかくだから、
もうズバズバと
切り込ませてもらうが、
「自分の土俵」
ってのは
どうやって
見つけたらいいんだ?
ああ、
長々と説明ありがとう。
おかげで
今まであいまいだった
「才能」
っていうものが
何なのか
少し
分かってきた気がする。
それで、
結局
「自分のことがわかる」
というためには、
どうすればいいんだ?
最後にまとめてくれよ。
まとめてもらって、
やっと全体像が見えたわ、
ありがとう。
なるほど、
ここで3要素の1つ
「自分の興味・好きを知る」
っていうのが
繋がってくるんだな。
自分の興味や好きが
分かっていれば、
スキルや知識もつくから
「強み」
になりやすいと。
…
「自己理解」って
チュートリアルだったけど、
まだ三分の一か…
なんかこのゲーム、
とんでもないボリュームだな。
(ゲームなの忘れてたわ)
そして、
今回のボリューム感だと
次もヤバそうだな…
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作者あとがき
ああああ長くてゴメン!!
文章が長くなりました。正直この文章をいくつかに分けた方が読みやすい気もするのですが、全部まとまっていた方が全体像が分かりそうというか、自分の中でも整理がつきやすかったので結果オーライということにしましょう。これでもだいぶ省略したり、簡略化してしまいました、今後ももしかしたら編集というかアップデートが入るかもしれません。もっと詳しく知りたい方は参考文献を当たることもお勧めです。ただ、本文は私の編纂により作られていますので、「私自身の意見や支店」や「私はこれが正しいと思う」という色眼鏡満載で作られております。もちろん、その分自信をもって話が出来ているので結果としてはいいでしょう。「才能」という扱いの難しいものを、これだけ向き合って考えて、理解できたのは私にとっても非常に良かったです。これで「誰か他人の才能を発揮する方法」や「自分の才能を発揮する方法」についても考えやすくなりました。
もし「自分の才能に迷う人」がいたら助ける?助けられるけども
もし「自分の才能に迷う人」がいたら声をかけてください、是非とも才能の発揮のために伴奏したいものです。サービス化については今後展開する予定ですが、先んじて「お願いタスケテー!」という人がいれば実験台になってほしいとも思います。
こうしたコーチングは正直どこまで手を下していいのか、自主性を重んじるのか、こちらの意見やアイデアを押し付けていいのか、こうすべきを押し付けていいものか悩みます。キャリアコンサルタントとしてだと、こちらの意見の押しつけは良くない行為と思うのですが、コーチング的視点ではそれもアリだと感じますし「なんとかしてください!」という声に対しては、こちらも「こうしたほうがいいですよ!」と示すことが最適解だと思います、私は最適解が好きです。
いや、でも「自分で道を切り開けるようになる」というのが理想ではあるんですよね…そのためにどこまで手を加えていいのか、補助輪を付けてあげるのか、自動運転までしていいのか、アシスト機能ならいいのか、ナビはつけていいのか、塩梅が難しいです…。
具体的なサービスになるころには、この辺りも解消されていると思いますが、もし今すぐにでも相談に乗ってほしい人がいれば、ぜひ声をかけてくださいね。X(旧Twitter)Xはとりあえず作ってありますのでDMからぜひ。SNS運用はまだ始めていないので、フォローとかはしたい人だけしてください、多分しばらくは動きがないと思います。
主たる参考文献リスト
・『天才性が見つかる 才能の地図』
・『世界一やさしい「才能」の見つけ方』
・『Dark Horse「好きなことだけで生きる人」が成功する時代』
・『新R25チャンネル』より動画数本(つんく♂さんの話とか)
実際には他にも多くの話や書籍に影響を受けているかと思いますが、キリがないので主たる3冊と直近で見た新R25チャンネルを挙げておきました。気になる人は原点を当たってみて下さい。
もちろんキャリアコンサルタント的な考えも多少含まれているかと思います、ただキャリアコンサルタントはあまり才能という言葉は使わないと思います。というか、そもそもこういうテーマを扱わないですね。ただ、キャリアコンサルタントも「才能」というテーマに向き合うべきだとは思います。その人の可能性が最大限に発揮されることを考えるときには「才能」という概念と向き合うことが糸口になると思いますし、何より「クライアントが持つ才能についての誤った認識」に気付くためには、自分の認識がしっかりしている必要がありますからね。
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