暗い夜道に、灯る光が人を惹き付ける
こんにちは!
藤井雅範です。
暗い夜道を歩いていて、フッと明かりが灯っているのを見ると、なんだかホッとしますね。
最近はなかなか、そういった場所が減ってきているのかもしれませんが。
以前、ドイツに視察に行った時に驚いたことがあります。
「これは国民性の違いなの?」とまで思ったこと。
それはウインドウ・ショッピングです。
夜でも、定休日でもお店のウインドウは照明が灯されています。
街を行く人々は皆、熱心にそれを覗き込んでいます。
ドイツのディスプレイは職人技です。
ウインドウの中はとてもバランスよく、キレイにディスプレイされている。
テクニックが上手い!
そして一つ一つの商品に必ずプライスPOPが付いているんです。
聞くところによると、夜間やお店の定休日にウインドウでチェックした商品を、後日買いに来る方がとても多いそうですよ。
日本ではそこまで徹底されてはいません。
シャッターを設えて、物理的にお店の中が見れないお店も多い。
また、せっかくガラスがあるのに照明を消しているお店も。
コレはとってももったいないです!
暗闇の中だから映えるショーウインドウ
暗い夜道だからこそ、灯る光が人を惹き付けるのです。
明るい昼間とは全く違った魅力を発する。
周りが暗いだけに暖かみを感じます。
店内が暗いだけに、ウインドウだけが浮かび上がって幻想的でさえあります。
ドイツとは共通点も多い日本。
もっともっとこういったカルチャーが根付いて欲しいなぁ。
まだまだ『見せる・魅せる』ということが、おざなりにされています!
まずは売り手サイドが『見せる・魅せる』といったことの重要性を理解したいですね。
だって、お客様にお店や商品の価値を、高く伝えることが出来る技術なんですから。
『見せる・魅せる』技術を向上させると、消費者の意識も変えていくことが出来るはず!
今日も読んでいただいてありがとうございました。