バッグのディスプレイ!|目を惹く表現のコツ
こんにちは!
VMDコンサルタントの藤井雅範です。
Youtubeにて「見せるもの」と「売るもの」は違う|商品だけでインパクトを出す方法!
というお話をしました⬇
その際、「カバンをデフォルメする方法は何かありますか?」
という質問を頂きました。
今日は、バッグのインパクトある見せ方をご紹介します。
バッグというものはアパレルと比べて相対的にサイズが小さいですね。
単純に棚に並べるだけではどうしても目立たない。
そこでちょっとした工夫でインパクトを出す事例です。
この事例はある大型のセレクトショップで行ったVPです。
店舗ではアパレルも展開していますがここはバッグや靴などの服飾雑貨コーナー
置いているだけでは目立たないバッグも、マネキンに持たせて高い位置で見せると目に付きます。
そしてマネキンは全て同じ白いブラウス。
その前にブルーのバッグが3っつ並びます。
マネキンの白いブラウスが脇役でブルーのバッグが主役という関係性になります。
今度は同じ服飾雑貨コーナー内での表現。
この場所はアパレルコーナーに隣接しています。
ベージュのバッグを見せながら、同じ赤いニットを3体のマネキンが着ています。
これによって普段はあまり目立たない服飾雑貨コーナーが遠目からも目立つ、という効果があるんですね。
バッグに興味を持たれた方はそのまま後ろのバッグの棚へ
ニットに興味を持たれた方は左のアパレルコーナーへ
後ろに同じ赤いニットを着た全身マネキンがアパレルコーナーの入口。
この様に夫々の売り場へ誘導しているディスプレイになるのです。
次にショーウインドウでの事例です。
棚に置くだけでは視線が低くなり目立たないバッグ。
天井から吊り下げたウッドのハンドで遠くからでも目立つようにセッティングしました。
ブラウンのモノグラムのバッグに映えるようにアクセントカラーをブルーに設定
スカーフ、シューズ、ニットをコーディネートしていくことでコントラストの効いた表現にしました。
手首には同じブルー系のバングルもはめてみました。
ブラウンのモノグラムだけではどうしても地味になりがちですからね〜
バッグをみせる場合も、どうすれば目を惹くのか?
ということを意識してヴィジュアルをプランしてみてください。
そのときに他のアイテムとのコーディネート、脇役主役の関係を意識してバランスを取っていく、この様に進めていくことです。
バッグというサイズの小さいアイテム
工夫次第で注目させることが出来るのです。
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