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国としての成熟(サンティアゴ→コジャイケ/チリ)
2023年11月14日、世界一周旅行の幕が上がる。
南米に始まりじわじわと日本に近づいていく魂胆。だいたい3年ほどかけて巡るつもり。
旅情80%ぐらいのかんじで緩く書いてまいります。
エルキ渓谷からラ・セレナを経由し首都のサンティアゴに移動、さくっと観光後、パタゴニア地域へと突入した話。
ラ・セレナからサンティアゴはバスで15時間ほどの道のり。
サンティアゴは大都市。
街にはショッピングモールや美術館、森林公園などがあり地下鉄で移動できる。
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道ゆく人たちはお洒落していて、派手に髪を染めたりピアスやタトューを入れている人など都会的な雰囲気を纏っている。
タバコやマリファナを吸っている人も多くてお金があることも伺える。
街には美術館が多くて国民が美術に関心を持てるというのは先進国ではないといえど国としての成熟を感じる。
さすが、南米で1番お金持ちの国。
ペルー、ボリビアときたけれど、チリが裕福であることがすごくわかった。
お洒落している人たちも地下鉄も、旅に出てから初めての出会いだった。
ボリビアから国境を越えたときもその差を感じた。
砂漠での越境、車窓から見る自然の景色はなんら変わらないのにチリに入った途端道路が綺麗に舗装されていてバスがスーーーっと動く。
乗り心地が格段に良くなったことに驚いた。
どこのトイレもしっかり水が流れるし、紙も備え付けられてある。
シャワーは暖かく安定している。
大都市サンティアゴにて、インフラ以外に違うことといえば笑顔のない店員さんが多いなと思った。
特別嫌な人には出会わなかったけれど、なんだか怠そうにしている人が多かったり、軽く無視されたりなんかもした。
都会の喧騒は疲れるよね、と共感した。
周辺国であるペルーやボリビアの人たちの優しさ、柔らかな笑顔や伸び伸びと生きる様を思い出すと、はたして国として成熟していることが豊かさと言えるのか。そう思った。(勝手に比べるのも良くないけれど)
わたしたちも忙しい街は好きじゃないので特にがっつり観光することなくサンティアゴを後にした。
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そして念願のパタゴニア地域へ。
パタゴニアは世界一周の中でも絶対に行きたかったところのひとつ。
物価が驚くほど高いらしいのでのんびりせず、ほぼ毎日アクティビティを楽しみなら駆け抜けることにした。
まずはサンティアゴからバルマセダ空港まで飛行機で2時間半。
さらに乗り合いバスで1時間半ほどにあるコジャイケという街へ。
お目当てはこの街の先にあるトランキーロという街でマーブル模様の洞窟を観ること。
トランキーロへは早朝のバス一本しか出ていないのでコジャイケでは最低一泊する必要がある。
コジャイケは小さなかわいい街。
到着してすぐランチにした。
パタゴニアは世界中の旅人が集まるのでヴィーガンやベジタリアン料理が多くそのクオリティも高い。
とりあえずで置いているやっつけ感のあるヴィーガン料理は悲しくなるので、こうゆうのはありがたい。
わたしはお肉全般食べないのでヴィーガンカレーにしてみた。
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これ、チリで食べたものの中で1番美味しかった。
ピーナッツペーストの味が主となっていて、トッピングされてある胡麻の風味との相性が良い。
野菜の出汁もかなり感じられて、胡麻が香るからか日本を思い出した。
安心する味。
色んな野菜の中にかぼちゃとか芋のほくほくがあって食べ飽きない。
さらにライスのほうにも味がついてて、ネギが混ぜ込まれている。
スパイスは強くなくて、どちらかというと食材の旨みを閉じ込めたほっこりするカレーだった。
レストランも清潔感があってとても落ち着くひとときだったな。
コジャイケは長閑で清潔で居心地のいい街。
山に囲まれており、空気が綺麗。
昨日までサンティアゴにいたからか、よりいっそうそう感じるのかもしれない。
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明日はここからさらに移動し、トランキーロへ行く。
目当てはマーブルカテドラル。
明日の朝は移動するので早めに寝ることにした。
暖かみのあるコテージ風の木造建築がたくさんあり、私たちが泊まっている宿もそうだった。
寝心地のいいベッドだったが宿の下がゲームセンターで真夜中までゲームの音が鳴り響いていた。
なんともいえないギャップに包まれながら、就寝。
プロフィール:
1996年、サブカルインドア人間として大阪にて誕生。
服飾専門学校卒業後テキスタイルデザイナーを務めるが都会的な暮らしや流行に嫌気がさし退職。
2021年、沖縄県の宮古島に移住。
趣味だったハンドメイドウィービングや料理の仕事に就く傍ら、フリーダビングにはまり毎日海で泳ぐ。
さらなる自然への興味と世界を深く解釈したい欲が矢を放ち、世界を駆ける。
ラジオとゲーム実況が好き。
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