(豆柴日記004)犬に聞け-Only dogs know
とある少年の人生
その少年は、3歳になる頃、突然母親の元から連れ去られました。その後3畳一間の牢獄に入れ、一日二回の食事が唯一の楽しみでした。5歳になる頃、少年は言葉も通じない異国に売られてしまいました。何をされるのかも分からず不安な毎日を過ごしています。
まめた(四ヶ月は人間の五歳相当)はひょっとするとこの少年の様な状況なのではないかと考えました。少し大袈裟かもしれませんが、ワンコの立場からすればきっとこんな感じに違いありません。そうだとすれば、突然飼い主だからという理由だけで、信頼してくれる、噛まないなんて都合良すぎるよね。
まめたが欲していそうな事をやってみた
大袈裟で短絡的かもしれませんが、まめたは、親犬的な存在との関わりを欲しているのではないかと推定し、出来る限り取り入れていこうと考えました。それが不足して少しキレやすい子になってるのかなと。いわゆるスキンシップをどんどん取ることにしました(皆さんやってる様な事を大袈裟に書いているだけかもしれません)。人間と犬のスキンシップではなく、母犬と子犬のスキンシップを観察しました。出来る限り母犬になりきる事にしました。
①体勢
当たり前ですが、先週までは立って、もしくは座ってまめたを触ることが多かったのですが、四つん這いもしくは寝転がり触るようにしました。まめたとの物理的な距離はめちゃくちゃ近くなりました。
②ペロペロ
寝転び距離が近づく事で、まめたからのペロペロ舐め舐め攻撃が格段に増えました。主に顔や首腹部等などにです。
さっきウンチ食べちゃってたやん!と思いつつも、顔など舐めるに任せてます。噛み癖が割と強いので、ガブっと顔など噛まれたら嫌だなと思いつつも覚悟を決めて舐めるに任せています。
ムツゴロウさんばりに、まめたを少し舐めてみましたが、流石に一撃で口の中が毛まみれになりこれは無理でした(ごめん、まめた)。
③甘噛みの許容
甘噛み=駄目ではなく、母親にちょっかい出している位の噛み方にはなにも言わない事にしました。むしろそのタイミングでは櫛等で毛繕いをお返しする事にしました。もちろん櫛は噛んできます。
④叱り方
これまでは、何か駄目な事をした時は「駄目」、「あー」、「め!」等でしたが、犬語に統一しました笑。警告は唸る。痛くてこれは駄目というレベルには「ウー、ワン!」と私が吠える、です。唸る際にも、本やYouTubeで犬が怒っているとされる、上の歯を見せ鼻に皺を寄せた表情でやります。私が吠えた時はほぼ、噛むのをやめ体をすり寄せ、顔を舐めてきてくれます。
暴れる君の変化
まだ噛みつきはゼロではないですが、かなりおさまりつつある様に感じます。当然噛むのですが、かなり加減がわかってきている様に思います。
その他の興奮を和らげるコツの発見
①テンションマックスは厳禁
テンションが上がりきると対応が難しくなるので、ある程度でクールダウンさせる様にしました。以下の②から④を織り交ぜてテンションをコントロールする様にしてみました。
②おやつの音
いつもボーロを入れている器。カラカラと音がします。テンション上がりつつある時に、器を揺らしてこの音を聴かせると少し落ち着きます。
③おすわりとおいで
人の合図で出来る様になった動作を指示すると少し落ち着く様です。
④なぜかキッチン
ほぼ100%の落ち着きをみせるのが、キッチンに誘導する事です。理由は全くわかりませんが、落ち着きを取り戻し目が変わります。
最後に
二週目はこんな感じで過ごしていました。噛み癖は割と柴ちゃんにとって大きな課題の一つのようなので、今のやり方が正解かはわかりませんが少し試してみようと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございますU^ェ^U
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