つらいとき、逃げすぎな件

これダメかもしれないと気づく瞬間、全部崩れるかもなーと察する瞬間、明日からはもう頑張れないかもしれないと思う瞬間、シャンとして視界のピントを合わせようとするほど涙が出てくる。小中高、何度味わってもくるしーですねー、きっかけなんて無いですし、きっとあったとして些細なことなんですよ。またです、わたしはまた逃げ出してしまったー。何度つよくなったとおもっても、(今回は本当に自信があった。わたしは世界のどの17歳よりも強かだと思っていた)結局わたしはずっとこれなんだ。なんで訳もなく涙が滲んできちゃうんだろう。なんで昨日まで出来てたことに、涙が出てきちゃうんだろう？どうして頑張れないんだろう。ほんとに苦しい、いつでも強くいたいしいつでも優しくいたいのに、昔学校をサボってたわたしのことを「そうなりたかった」って言われた時のこと、を、思い出す。簡単に逃げ出してしまった今日みたいなこんな日は、そのセリフにどうしようもない無力感を感じる。ソレを言われた瞬間は、強がって見せたし私ってかっこいいのかもって思ったけど、私本当は、本当は、腹が立って泣けてきて泣けてきて仕方がなかった。それはもう既に誰への怒りなのか分からなかったけど、ただ悔しくて情けなくて申し訳なくて辛くて苦しくて、腹が立って、腹が立って、さいあくだった。最悪だよ、こっちの苦しさも知らないでってムカついて泣いて、最悪だよ、頑張れない(というか頑張らない)甘えてる自分を恥じて泣いて、やっぱりあの日は取り乱してしまった。自分を正当化する為だけにね。
まあ全部嘘泣きなんですけど！私が泣いてたら親も先生も爆弾を扱うみたいに優しくしてくれた。教室の隅とか駅のホームとかで必死に目伏せてる時もあれ嘘泣きだし、トイレの個室で唇かみ締めてる時も嘘泣きだし、ママから電話かかってきてダム崩壊しちゃうのも全部嘘泣き。
あーあ！わたし明日も嘘泣き使っちゃうと思う！今日はダメだったけど明日からまた行けそうって宣言しちゃったけど、きっとできない。うまくできない。わたしは人より賢い分、わたしは人よりうまくできない。つらいとき、逃げすぎな件。でも私、ほんとうに誰より気高くて強くて賢い17歳だから、きっと明後日には鮮やかな開き直り具合で構えてると思うー
私、どこまでも人はひとりって思ってる。だから、みんなが思っているより弱くないです