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傍観者の感想

東京都知事選の結果が出ましたね。
まずは都民の皆さん、お疲れさまでした。
私は現在地方在住なので、結果の是非については言いません。が、今回の選挙を通した世間の流れにとても熱くなったので、そのまま書いてみます。

選挙活動序盤

最初に目立ったのはやはり、小池百合子さんですね。
選挙活動が解禁されてすぐに離島にまでポスターを行き渡らせ、講演活動も行っていたのは、さすが現職といったところですよね。
個人的にコロナ禍での迅速かつやや強硬な対応は、非常時には心強いですし、今後戦争に巻き込まれる可能性がどんどん高まりつつある中で、この人ならついていけると思わせるところがありました。

他の候補者への注目

次に注目したのが、安野たかひろさんです。
小池氏一強で終わるかと思われた中、彗星のように登場してきました。
今の政治に対する不満解消全部盛り政策は魅力的でした。20代の一人としては、世の中を変えてくれる意思を見せてほしいところがあります。
この人が当選していたら、人は見た目によらない、を体現する人になっただろうなあ。でもやっぱり、こと政治に関しては見た目も勝負どころですよね。有権者がみんな若者ではないですから。
今回は残念でしたが、今後の活動にも注目したいです。

終盤:女性候補者一騎打ちの雰囲気

これはもう熱い展開でした。
いまだに男女平等が完全になされたとは言えない状況の中で、有力候補が女性なんて、大きな進歩です!実際の結果は少々異なりますが、そのような空気があっただけでも大きな変化だと思うのです。

蓮舫さんは、事業仕分けの時のイメージが強くて、正直あんまりいいイメージがありませんでした。しかし後半戦に入り、蓮舫さんを応援する人の声が大きくなってきたところで、印象が変わりました。
とくに「女性が一人でも生きやすい東京」と言ってくれたところ。アセクシャルの私は今後おそらく結婚することはなく、現状の日本社会ではなかなか生きづらいだろうと思っていました。政策で扱われる女性は母親に限定されがちですが、一人で生きる人も取りこぼさないでくれるのは、かなり嬉しい。

がんばろう有権者!

SNS上での観測にはなりますが、選挙について言及する人が増えたこと、投票を呼び掛けるだけでなく誰を支持するかまで発信する人が増えたことも、いい傾向ではないかと思うのです。

政治について話すことがタブー視されがちな世の中が、変わろうとしていることそのものがうれしい。今回の都知事選には、それを知らしめる意義があったんじゃないかと思います。やっぱり首都ですからね!この影響はほかの地域にも来るんじゃないかなー、来てほしいなー。


ちょっと忘れかけてましたが、序盤のポスターや政見放送での色々、顔出ししない立候補者等々、あれは許されるものではありません。海外でも取り上げられちゃって、日本の恥すぎる。


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