蛙、井戸から出る🐸

今年は2月に人生初の海外に行ったり、新卒で入社した会社を辞めて今月からダイビングショップで働いてみたり、自分のやりたいと思っていたことにそれぞれ1歩ずつくらい進み始めている年になっている。

でもそれと同時に、なんだか若干の燃え尽き症候群になってしまった。
地元を出てやる！とか、海外に行く！、好きなことを仕事にする！みたいなわかりやすい目標について、ある程度達成してしまって、仕事もかなりのびのびとやらせてもらっている。不満を抱く必要なんてないんだけど、なんだか物足りない。達成したって言ったって、全然まだまだ序の口これから始まったばかりだから、早すぎるんだけど

上に挙げた目標って、何か抑圧に対する抵抗？反抗？みたいな気持ちが強かった。地元とか日本とか決まりきった仕事とか、そういう狭い世界にいたくない、絶対出て行ってやる！！ていう気持ちが強いゆえの願望みたいな。
だからそこから少し抜け出した今、あまりにも今までの世界より自由すぎて、どうしたらいいかわからなくなっちゃっているというのかな。

反発心の塊みたいな人間だったから、突然自由を与えられて戸惑っちゃっているんだなあ。
反抗できるうちが花というか、それは周りの人が守ってくれているからだよって言われたこともあったけど、やっと実感。
自由を手にした今、それをどう使っていくかが試されているのかも。
ちょっとの怖さと、楽しみと。ドキドキワクワク

今までは心の中のエレンと一緒に戦ってきたけど、これから必要なのはきっとアルミン。
自分の心に従って、新しい世界で生きていくために想像力を働かせないと。

こういうこと考えると、漫画家や作家って本当にすごい。
完全な無から完全な世界を作り出している。
ハリーポッターがあんなに世界中から愛されているのは、細部まで世界観が作りこまれているからだろうな。
私の大好きなワールドトリガーも、世界観から独自の組織やルール、登場人物の設定が緻密に作りこまれているから、何度だって読みたくなる。

BLAでやった、世界観や人生を創造するってやつ、今やっと腑に落ちました。私は私の世界の作家になればいいんだ。
最高の人生のラストのために、どんな物語を書いていこうかな。