運命的なおわり方

めちゃめちゃ平凡な日常はある日突然転機を迎えたりする。でもリアルタイムではそれに気付かないまま過ごしてしまう時の方が多い

2019/09/30 渋谷TSUTAYA O-EAST
この日僕は当時好きだったZOCというグループが所属していた事務所が主催のフェスにZOC目当てで友達と2人で足を運んだ。

名前だけ知っていて気になっていた"クロスノエシス"は18:55から。
てっきり既に有名なグループだと思い込んでいた僕はクロノスの出番が近付くと前に来る人達に立ち位置を譲りつつ、上手2列目の端の端で彼女達のステージを見た。

後になって知ったけどまだデビュー1年目のグループで、前に押し寄せて来た少数のファンの方々はクロノスの初EASTステージを前で応援しよう!と駆けつけた人達。真っ白な衣装で出て来た4人のクロスノエシス
良くも悪くも万人受けしないであろう世界観を魅せながらステージで踊るクロノスに、へーめっちゃ良いな〜 あの小さい子(メンバー)は何て子なんだろう?くらいの浅い感想だけ残してその後お目当てのZOCを見て、友達と少し話して帰宅。

それから少し経ってクロスノエシスを調べてみた。
サブスクにある音源は旧"chronicle"の1枚(現在サブスクに公開されている音源は5人のメンバーで再録した新ver)。
音源より生の方が良いなこの人たちは と謎の上から目線な感想を抱きながら当時唯一名前と顔を知っていたメンバーのsodaさん以外のメンバーのことも調べてみる。あの小さい子は何て名前なんだ?
FLAMEっていう名前らしい。読み方は分からないけどたぶんフレイムかフラメ まあ普通にフレイムなのかな?

エコムスフェスから1ヶ月と少し経っていた頃に
ZOCで知り合った友人にクロノスの事を色々教わった。彼はsodaさんが好きらしい。
ある日彼が、「12月にクロノスが新宿でワンマンやるから一緒に行こう お前が普段送ってるクソリプの謝罪も兼ねて」と誘ってくれた。当時の自分は結構フットワークが重かったのにも関わらずなぜかオッケーした あれも運命?都合良すぎるから気まぐれだと思う事にする。会いに行く言い訳は"謝罪しに行く"っていうくだらない理由

2019/12/21 新宿Marz
初めてこういう感じの(言いたいこと伝われ)現場に来た。sodaさんの卒業公演という事もあって、お客さんは皆ソワソワしているように見えた。

こういう現場に来るの初めてだから教えて〜と言うと友人は丁寧に流れを全部教えてくれた。

友人「物販でチェキ券買って、その後特典会っていうのがあるからそこに」
自分「いや、ZOC行ってたからそこは分かるよ」
友人「ああそっか 後はZOCと一緒。」
突然説明が適当になる彼も例に漏れずソワソワしている。

少し押して暗転する
オープニングムービーが流れる。
まだクロスノエシスに特にこれと言った思い出も無い僕にも分かりやすく"卒業公演"って感じがする。クロノスの為に、sodaさんに会う為に日々仕事や学校、日常を必死に生きていた彼らは皆 これからどう生きていくんだろう?なんて考えていたらもうライブも終盤で、sodaさん以外の残されたメンバー3人が新衣装で登場して新曲を披露した。
"MY LAST DANCE"という曲。最後に寂しそうに手を振る振り付けが印象的だった。

ライブを終えると僕らは近くの立ち飲みの銀だこに入って、ライブを振り返る。めっちゃ良かった〜!なんて素直な感想を僕が言うと友人は共感するでもなく否定するでも無く、寂しそうな顔をしてその後卒業した推しからTwitterにいいねが来てめちゃめちゃ泣いていた。その感情に気持ちはわかるけど共感はしていない僕はただひたすら爆笑していた。まじでごめん 何故かめっちゃ面白かったんだよなあの時

めっちゃ泣いてる友人

友人「そういえばそっちは特典会どうだったの?ちゃんと話せた?」
自分「めっっっっちゃ緊張した!でもプレゼントは渡せた!」

人目を気にせず号泣する友人に爆笑していて忘れていたけど、ライブの前に原宿の雑貨屋さんで何かプレゼント買って行こう!って話になって2人でアクセサリーを買いに行ったんだった。

話した事すら無い相手へのプレゼントを選んでるなんて今考えたらおかしな話だけど、気に入ってくれるかなあ?なんて話しながら選んでる時間が楽しかった。別に高価な訳でもない蝶々のヘアピンだけど、似合いそうだからっていう単純な理由で選んだ初めてのプレゼント
ふらめちゃんとの初めての会話は予定通りクソリプの謝罪と、"桜雨"っていう好きな曲の話だった。


2019年も終わり、年が変わってすぐに4年間働いていた場所を辞めた。家も地元では栄えてる方の場所に引っ越して、溜まりまくった前職の有休を消化するだけの期間に入り 次の職場は3月に入社することが決まった。
予定を入れていない日は落ち着かない家の中でただ寝るだけで、何か予定を入れたくて友達を誘ってみるけどそう簡単に予定が合う人ばかりではなく なんか時間無駄にしてる気がするな〜と ぼけーっとした日々を過ごしていたある日、突然何かのライブに行きたくなって家を飛び出して都内行きの電車に乗った。
電車の中で今日渋谷でやってる興味のあるライブを調べる



頭の中に浮かんだアーティストの名前とその日の日付をGoogle検索に打ち込んではとにかく探した。けどそんなに都合良く興味あるバンドがライブをやっている訳無くて、買い物でもして帰ろうかなと考え始めたときに 「クロスノエシス 今日あるのかな?」とふと思って調べてみたらちょうど渋谷で今夜ライブがある。すぐチケットを取って会場に向かった。

2020/01/20 渋谷 TSUTAYA O-Crest
ロックバンド以外でライブハウスに行かないから、
全然都内の箱に行った事無かった自分はO-Crestのご利益MAXの寺レベルの登り階段で死にそうになる。
やっとの思いで着いた会場のドアを開ける。
もう既にクロスノエシスの出番は始まっていた。



フロア前方に人が集まっていて、後方にある柱の横の辺は人が居ないからそこで見ることにした。
初めて1人で来る地下アイドルの現場だから緊張してしまってアウェイが耐えられずクロノスの出番が終わったらすぐに外の喫煙所に逃げ込んだ。

避難所

物販が始まり列に並ぶ チェキ券のシステムがよく分からないまま自分の番が来て、ふらめちゃんとチェキを撮りたかった自分はめちゃめちゃ緊張しながら物販のスタッフさんに「ふらめちゃんのツーショチェキ券2枚ください…」と伝えると、「メンバー全員共通の券なのでフレームもこれで撮れますよ!」と教えて貰った。すげえ恥ずかしい伝え方をわざわざしたんだな自分は。今思い返すと面白いけど
新宿Marzの日は特典会のシステムが違ったみたいで今日のシステムがデフォみたい。この日学んだ、、

今にも飛び出そうな心臓の音に完全に負けた声量で
「会いにきました」と伝えると「来てくれると思わなかったからびっくりしたー!」と言ってくれて、自分の番のチェキを撮り終えたら帰るもんだと思っていた自分はチェキ券2枚を消費してすぐに家路に着いた。

この日の気まぐれから
仕事が始まるまでの約2ヶ月間、1ヶ月に2.3回くらいのペースでクロノスのライブに行くようになり
緊張して全然大した事話せないのにこれ行く意味あるのか、?と何度か思ったけど 自分は元々人と話すの得意じゃないしいちいち心臓バクバクで行ってたのが今となっては良い思い出になったから良いとしよう。

2020/03/26 青山月見ル君想フ

この日以降僕は半年ほどクロスノエシスのライブに行かなくなる。
職場が新しくなってから、同期や先輩にナメられたくない!という気持ちでとにかく仕事を頑張りたくて月に3回だけ出せる希望休を半年間ほぼ出さずに
とにかく仕事に明け暮れた コロナ禍でライブがあまり無かったというのもあってライブが無い日常にも慣れて、たまに友達と遊んで後は仕事を頑張るだけの日々。普通に楽しく過ごしてた

10月のある日、初めてクロノスのワンマンに連れて行ってくれた彼から連絡があった。「11月にクロノスが新木場でフェス出るから予定合うなら行こうよ」
たぶんもうふらめちゃんに会う事は無いんだろうなと心のどこかで思っていたけど、まあ11月なら仕事忙しくないし良いよ〜と軽い気持ちで答えて久しぶりの現場が決まった。決まってから緊張する

2020/11/01 新木場studio coast
久しぶりに会った友人と会わなかった間の色々な話をしながらクロノスの出番までの時間を埋める
久しぶりに来る現場なのに待ちすぎたせいで最前列になってしまったおかげで緊張が止まらない僕を今度は友達が笑ってた。クロノスのライブが始まる

久しぶりに聴く曲 久しぶりに見るクロノス
初めて聴く曲 初めての最前列にきもちが忙しくて、ただただ自分を落ち着かせるのに必死だった
クロスノエシスは界隈で言うところのレスみたいなものはほぼ無い。ライブを見ながら、自分が来ている事気付いてくれてるかな?いや気付いてないか それ以前に覚えていないかも、じゃあ何に緊張しているんだ?みたいな 変な自問自答を頭で繰り返してライブを見終えた 
久しぶりのクロノスを見れた事が嬉しくて誘ってくれた友達と感想を言い合う。
君ならきっとこのノートも見てくれてると思うから
改めて言う あの時は誘ってくれてありがとうね。
あの日が無かったら絶対もう行く事無かったと思う

それからコロナ禍の対策が定着して来て
僕の仕事は5月以降は夏を除いて一旦落ち着くから一年の後半である12月は3回くらいライブに行けた。回数は少ないかもしれないけど、ふらめちゃんに会えることだけが嬉しかったから良いよね。

それから年明けもライブに行くようになった
1人でも行くし、友達とも行くし、どちらにせよ無理せず自分のペースで予定が合う日は行くようにしていた

2021/05/12 恵比寿LIQUIDROOM
3rdワンマンのこの日は初めてのワンマンに誘ってくれた彼と、僕が誘ってクロノスに行くようになってLAKEちゃん推しになった友達と3人で参戦。
僕が初めて1人で行ったO-Crestと比べても大きすぎるこの会場で見たクロスノエシスはすごくかっこよくて、僕らは終始テンション上がりっぱなしだった。
でも色々あってこの日以降またクロノスにしばらく行かなくなり、次に行ったのは

2021/12/21 渋谷Spotify O-EAST
4th ワンマンライブ
思い出の中の気持ちに嘘をつきたく無いからこそ書くけど、ライブ自体はすごく良かった。だけど行かなかった期間に増えた曲達に馴染みが無さすぎてぼけーっとただ見てるだけで内側には入って来てないみたいな そんな変な感覚でライブを見ていた。
これは行かなかった自分が悪い こまめに情報を追っていたら全てに感動出来たと思う。

そんな自分への劣等感の中から、自分は昔のクロノスの曲が好きだなあと正直に思った。これは好みの問題だと思うけど、今の曲が好きじゃ無いわけじゃ無くて 昔の曲たちが極端に好き。思い出が詰まったあの曲たちが愛おしくて それを楽しみに行ったからこそきっと情報を追えてなかった自分は合間合間にある馴染みのない曲の度に我に帰るみたいな感覚。

年が明けて2022年 年始の春頃からまた仕事が忙しくて僕はすっかりまたクロノスの無い日常を過ごしていた。 今までと違うのは、クロノスが自分の中で過去のものになっているということ

4月に出た新しいアルバムもちゃんと聴いていない。
新しいクロスノエシス 自分の知らないクロスノエシスを受け止める自信が無くて聴かないようにしていた。

別に仕事もプライベートも普通に充実している日常を過ごして数ヶ月が経った時、上司に「次の店長になって欲しい」と伝えられ その勉強や研修が始まる。8月に渋谷で1泊2日の研修に行った
研修初日が終わり、夜にクロノスによく一緒に行っていたLAKEちゃん推しの友達を夜ご飯に誘って一緒に居酒屋に行った。

研修の感想、仕事の話、プライベートの話
色んな話が弾んで 明日の研修が終わった後にもう一泊して彼と一緒に遊ぶことになった。

遊ぶ事が決まって色々予定を立てようと話し合う
友達「明日渋谷でフェスあるよ」
自分「へー誰出るの?」
友達「にちょがけとか夜アミとか、えっ!クロノスも出るよ!?行こうよ!」
自分「えー!久々に見たいかも、行こっか!」

何となくの会話のリズムだけで予定を立てるのはいつもと変わらないけど、今思えばあれも嘘みたいにタイミング良いね。行くと決めたのは2人とも気まぐれだったかもしれないけど

2022/08/19 渋谷Spotify O-EAST
昨日の晩は久々に友達とホテルに泊まったから話が弾んで夜更かししてしまった。2人とも眠くて堪らないままホテル下のタリーズで朝食を軽く済ませて渋谷に向かった。

よくもまあこんなクソ暑い中こんなに人が集まるよな と、自分も集まっている側なのにそこは棚に上げながら思ってた。クロノスの出番までは見たいグループを友達とお互いこれは?これも見たい!と提示しながら時間を埋めて、クロノスの出番の時は2列目辺りで見る事ができた。

よく来ていた会場 よく会いに行っていた人達だけど、馴染みのない曲、初めて見る衣装。
ライブを見終えた後の正直な感想を当時の気持ちのまま言うと、「ああ もう知らないグループだ」と思った。あれだけたくさん見に行ったグループだし、好きな子が居るグループだけど もうここに自分の居場所は無いな と何となく思った。
クロスノエシスは前に進んでいて、自分は過去に取り残されてる。ついていけなかった自分が悪いからクロノスは何一つ悪く無いって事もその時思った。

僕がそんな事を考えてるなんて知らない友達(LAKEちゃん推し)が「今日イトウは(チェキを)何枚撮る?」と特典会に行く事前提で話しかけてくれたのに、「今日はやめておく」と愛想悪く返事してしまった。 あの時はごめんね。君もこの記事見てくれてると思う でも僕の腕引っ張って無理やり連れて行こうとしたり、お金払うから行こうよ!お前今まで俺にそうしてくれたじゃん!全部出すから行こうよ!って言ってくれたり 全部嬉しかったのは本当。だけどどうしても、今FLAMEさんに会っても何話したら良いか分かんないし、たぶん相手の事も困らせてしまうと思ったから強く断っちゃった

君も誘ってくれてありがとうね

結局その日特典会には僕だけ行かずに、友達は1人で行った。
でもやっぱりあの世界観貫いてるクロノスは本当に凄いなって1人の時間で考えてた

それからまた日常に戻って、友達と遊んでる時に
「クロノス一回で良いから見てみたい!今日無いの!?(調べて)あるやん!行こうよ!」とまた軽い気持ちで誘ってくれた友達と2人で行った事はあったけど
その時も特典会には行かず ライブが終わったらすぐに撤退した日はあった。青山月見ル君想フ

また日常に戻って普通に過ごしている時に
ふと、4月に出てたけど聴いてなかったアルバム
聴いてみよ〜と仕事の休憩中に思って再生してみた

シャッフルで流れてくる曲たちは本当に全部知らない曲(当たり前だけど)ばかりでやっぱり気持ちが変わる事は無かったけど、曲が切り替わって次の曲が流れる「nursery」という曲。
鳥肌が経って、今までクロノスに通っていた時期
通わなくなった時期のことを沢山思い出した。
nurseryに出会ってからもう一度このアルバムを一周すると、あまり刺さらなかったはずの曲がぜんぶスッと入ってくるようになった。人の脳ってどうしてこんなに単純なのか 
今のクロノスはこんなにかっこいいのか、、と興奮してどうしてもライブに行きたくなった僕はまず
今までよく一緒にクロノスのライブに行っていた友達2人に連絡した。

今見返したらシカトされてるやん キレそう



2022/12/02 渋谷Milkyway

久しぶりに自分からクロノスのライブに行きたい と人を誘って、友達と2人で迎えたこの日

例に漏れず緊張が止まらない。
2021/12/21以来ふらめちゃんと喋ってないし、
自分のこと覚えているかな?まあ覚えてくれてはいるかもしれないけど、自分が来ている事気付いてくれるのかな、?とかまた不安になる
この日のセットリストはクロスノエシスの最新曲と僕が通い始めた頃の曲が混ざった全5曲。

ライブを終えて特典会が始まる直前に、
一緒に来ていた友達が僕に「いとう、今日は特典会行く?、どうする?」と、夏の現場で無理やり連れて行こうとした過去が嘘だったみたいに控えめに声を掛けてくれた。
「今日は行きたい!」って返事するとめちゃめちゃ嬉しそうに笑ってた 懐かしいね。
久しぶりに列に並ぶとすぐに自分の番が来て、
ソロで頼んだらふらめちゃんがポケットをゴソゴソし出して 蝶々のヘアピンを出してチェキを撮ってくれた。初めて行った現場で僕がプレゼントした蝶々

「本当は前来てくれた時も持ってたんだけど、特典会来てくれなかったから」って笑いながら言ってくれたの 寂しいけど嬉しかったな。
いつかの現場で僕が無意識にばいばい!って言ったらまたね!って言ってくれたの思い出した 
また会えた事がとにかく嬉しかったなこの日

僕がクロスノエシスにハマるのはこれで3回目
二度ある事は三度あるって本当だな

その後2022/12/31も同じ友人と渋谷O-nestに行って、
「今まで来れなかった期間があった分、来年はめちゃめちゃ行くから!」とふらめちゃんに謎に宣言して2022年を終えた。店長になる為に仕事頑張ってやっと1月に店長になる そしたら自分で予定組めるから前よりは少し行きやすくなるし変に自信があった

2023/01/08 東京キネマ倶楽部
初めて僕をクロスノエシスに連れて行ってくれた彼もこの日なら都合が合うと言ってくれたから誘って一緒に行った。彼もこの日までクロノスから離れていたけど結果的にめちゃくちゃ楽しそうだった。よかったよかった

それからまた1人でもちょくちょく行くようになって数回現場に行った頃にクロスノエシスからお知らせがあった


無期限活動休止

動揺するタイムラインの一部に言葉を並べる元気が無くて、
心配して連絡してくれた皆のことも一旦無視してしまった こんなに分かりやすく行かなかった事を後悔する図 滑稽すぎて笑ってしまう
今年は生誕にも、ワンマンにも行けると思ってた。

まあ現実はそう甘くは無いし、仕方が無いって分かってるけど本当に 何も言葉が出ないまま迎えた次の現場

2023/02/27 渋谷タワーレコード5F
あんなクソ明るい会場で泣いたら恥ずかしいと思って必死に堪えてたら終始変な顔してる人みたいになった。発表後初めて会うふらめちゃんはいつもと変わらなくて、普通に楽しくその日を終えた。

3月を迎えて
初めてクロノスに誘ってくれた友達、
夏に無理やり特典会に連れて行こうとしてくれた友達
この2人と沢山現場に行った 終わると分かった途端にブーストかける奴って本当馬鹿みたいだけど、そんなこと言ってる場合じゃないしとにかく会いに行きまくった。隙間だらけの思い出をどうしても埋めたくて無理やり詰め込んだスケジュール。

2023/04/22 横浜中華街オフ会
この日は3人で行こう!って言ってたのに言い出しっぺの2人が落選して僕だけ当選した。正直死ぬほど心細くて1人やだなぁ、、って直前までずっと思ってた

でもこの日はふらめちゃんもそうだし、他のメンバーもいつもいるオタクの人たちも、色んな人が話しかけてくれて結果的にめちゃめちゃ幸せな日になった。外れた友達も呼んだら渋々横浜まで来てくれたからオフ会の後3人で一緒に横浜を満喫出来たし あれも良い思い出だね。
オフ会後に友達と中華街でご飯を食べようって約束していたから、オフ会中何一つ飲食してないんだよ 偉くない?もうちょっと褒められても良いと思うんだよな。

幸せな思い出が増える度に、同時に"これももう最後かも"って思う瞬間も増えた。

4月も沢山会えたし、幸せな月だった

2023/04/30 錦糸町タワーレコードでリリイベ
その後に渋谷でフェスに出演するクロノスをはしごで会いに行った。1日に2現場って実は初めてだった。最近最後の機会が多すぎて"初めて"がまだあったのに驚きだな。

初めてのワンマンに誘ってくれた彼とライブ帰りに渋谷のタワレコに寄ってクロスノエシスのコーナーを確認すると、

クロスノエシスの最新アルバムが完売してた。

僕らが沢山買ったのもあると思うけど、
それでも在庫が枯れるレベルのアルバムを出せるグループになったクロスノエシスが本当に凄いよ
クロスノエシスはいつも最新が1番かっこいいってことが証明された

初めから応援してる人も、途中から応援してる人も、また戻ってきた僕たちも メンバーの5人も 運営さんも 全員がちゃんと報われる未来を創ったクロスノエシスは2023/5/20で終わる。

皆は、この記事をここまで読んでくれたきみはクロスノエシスに出会えて幸せでしたか?
僕は心から幸せでした。



でも正直、めちゃくちゃ悲しいし 寂しい。
本当は綺麗に終わらせようと思って時間をかけてここまで丁寧に書いたこの記事も、文字数に比例しないくらいの思い出たちが自分の中で場所を取りすぎてる きっとこれからも悲しくて寂しい。
ふらめちゃんが自分の人生にもう登場しなくなると思うと じゃあ自分の生き甲斐は何に変わるんだ?ってまた一生答えが出ないような疑問が生まれる
ラストライブの特典会もあるのだとしたら、行くかどうかまだ悩んでる。
最後に手紙とか書こうかななんて一瞬思ったりしたけど、それこそ本当に過去になってしまう気がするから書かない。だからここに吐き出してる

一生推してね ってついこの間言ってくれたけど、
素直に「どうやって?」って返してしまったの思い出した。冷静に考えたら気持ち的に一生推す みたいな事は出来るのかもしれないけど、

辞めても一生推す!とか、ふらめちゃんが最後の推し!とか
クロノスが終わったらオタク卒業!とか、そういう平均的な言葉は今は何一つ思い付かないな。

でもきっとしばらく好きなまま、進めないと思う

会うことが無くなったらいつか、今感じてるこのきもちは段々薄れていくだろうし 忘れる日が来ると思うけど、そんな日が来てもこんなに好きだったんだってちゃんと思い出したいから文章にする 

初めてふらめちゃんに会いに行った時に話した
SuGの"桜雨"って曲の最後の歌詞

「もし運命じゃないとして 繋ぎ合い続ければ変われるかな」

クロノスに出会えたことが運命だったかどうかはそこまで大事じゃなくて、その数年間でどんな気持ちを知れたかが大事だったような気がする。
ぜんぶ昨日のことのように思い出せることばっか
僕達はこれから普通に日常に溶け込んで、今までと同じように生きていくから
君も必ずどこかで幸せになってね


そして改めて
ここまで人の人生を変えてくれたクロスノエシスのメンバーさん、運営さん 出会ってくれてありがとうございました。こんなに幸せな気持ちで終われるのはきっと皆さんのおかげです。

クロノスから離れてた時に無理やり特典会に連れて行こうとしてくれた友人
ありがとう。君とはこれからも長く関係が続いていくと思うからまた後でここに書いたこと、書かなかったことの話しよう。とにかくここで言える事は、君が居なかったらクロノスに出会い直す事は無かったと思う。

クロノスのワンマンに初めて連れて行ってくれた友人
ふらめちゃんに、クロノスに出会うきっかけを作ってくれて本当にありがとう。君とも長く関係が続いていくと思うけど、こんなに幸せな気持ちでいっぱいな日々を迎えられたのは 君があの日クロノスに誘ってくれたからだと思う。ありがとうね

ふらめちゃん 
面倒臭いオタクでまじごめん!って常に思ってたけど、別にそこに対してイトウがそこまで反省してないのもたぶん知ってるよね 今まで沢山の幸せをありがとう 
ふらめちゃん無しじゃイトウは今のところ幸せになる未来見えな過ぎるけど、それでもふらめちゃんの今後の幸せを願ってるのは本当だよ いつもの728倍真剣に思ってます 自分のことを大切にするんだよ 今まで本当にありがとう ばいばい



2019/12/21 新宿Marz

「クロノスの為に、sodaさんに会う為に日々仕事や学校、日常を必死に生きていた彼らは皆 これからどう生きていくんだろう?なんて考えていた」

2023/05/20以降の僕はきっとクロノスとの、ふらめちゃんとの思い出を大切に心に閉まって生きていくんだと思う
3年半掛かってやっと答えに辿り着けたからこの記事に残しておくね。
僕が思い出せるように 忘れないように











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