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かわいい猫に癒されてみませんか?『黒猫ろんと暮らしたら』

こちらはSHElikesのライティング入門Day3の課題で執筆したものとなります。
TAさんからの添削部分を修正し、投稿します。

【TAさんからのFB】
◆スマホでの読みやすさを意識して改行をする
・全体的に2-3文で段落を区切る。
・段落ごとに1行空白行を入れてスマホでの読みやすさも意識する。

◆冗長表現を減らす
・「〜ということ」「〜することができる」などの冗長表現を多用すると文章が間延びしてしまったり、稚拙な印象になってしまうため。


おすすめ本紹介

今回ご紹介したいのは、AKRさん著の「黒猫ろんと暮らしたら」です。


本名は「くろあん」短くして「ろん」と呼ばれている黒猫と、飼い主であるAKRさんとの日常を描いたコミックエッセイです。

現在は3巻まで出版されており、飼い主初心者のAKRさんが、飼い猫初心者のろんを引き取ってからの日々が描かれています。

コミックエッセイなので文字が苦手な方にも読みやすく、猫が好き。可愛いイラストが好き。そんな方におすすめの1冊です。



人間っぽい猫、ろん

タイトルにもある通り、ろんの体は真っ黒。体が大きいオス猫です。元ノラの猫なのですが、この本で描かれているろんは、とても穏やかで甘えん坊な、まるで人間の子どものような猫なのです。


まるで人間って、と思われるかもしれませんが、ろんは人間の話すことを理解しているようなのです。こちらは、飼い主AKRさんの口癖である「こりゃ」についてのエピソードで描かれています。


いたずらをしているろんに対して、AKRさんが「こりゃこりゃ」と2回言うと、1度は飼い主の顔を伺うのですが、ろんはそのままいたずらを続行するのです。

では、「こりゃ」が6回続いた場合はどういう反応をすると思いますか?

なんと、まずい!といったようすで、その場から逃走するそうです。「こりゃ」の回数で深刻度を測っているようですね。


別のエピソードでは、飼い主初心者であるAKRさんが、布団を掛けてろんを寝かせていたというエピソードがあります。

夜の就寝時には、人間と一緒にベットで寝ているようで、ろんは自分が眠たくなると、「寝るよ~」とAKRさんを寝室まで誘導することもあるそうです。

ろんは人間の文化で生活し、人間っぽい猫になったようです。

このおすすめ文を書いてる筆者も、実家で猫を飼っていた経験があり、ろんの様子に「あるある」とクスっと笑ってしまうことが多いのです。「うちもそうだった~」と思い出し、共感しっぱなしです。

余談ですが、筆者の猫は自分で布団に潜り込めるはずなのですが、筆者が先に布団で寝ている時に限り、布団に入れてもらえるまで筆者の頭をガシガシと、猫パンチし続けてくるのです。(これが結構痛いのです。)

布団の中では、体と腕の間に入り込みゴロゴロ喉を鳴らす姿に癒される反面、ゴロゴロという音が気になって、いつまでたっても眠れないこともありました。

ただ、うちの猫はろんとは違い、朝起こしてくれることはありませんでした。家族の誰かが起き始めると、さっさと台所へ行ってしまい、朝ごはんにありついているのです。

寝る時はこの人と、ご飯はこの人がくれると、まるで「自分にとっての役割」がわかっているようです。ともすると、私は添い寝係といったところでしょうか。


家族のアイドル

2巻では、AKRさんが実家へ引っ越し、祖父母・父母・AKRさんとろんの5人と1匹での日々が描かれています。

引っ越す前までは、AKRさんが仕事へ行ってしまうたびに追いすがっていたろんでしたが、実家で暮らし始めてからは、鳴いて追いかけてくることもなくなったそうで安心。


変わったのは、ろんだけではなく家族にも変化が表れたのです。寡黙な祖父がろんと玩具の車で遊んでいる姿はまるで、祖父と孫かのようにも思えますし、父もろんとのエピソードを家族へ自慢する姿が描かれています。家族の話題の中心は常にろん。

引っ越すにあたって1番心配していたのは、猫が嫌いな祖母。徐々にろんとの関係を築いていき、一緒に昼寝をするまでに。口では否定してますが、黒猫グッズがどんどん増えていくツンデレな祖母の様子にもニヤニヤとしてしまいます。

普段大人だけで生活していると、盛り上がる話題が減っていってしまいますが、些細な、ろんの行動やエピソードを共有することによって、家族団らんのきっかけになる。

家族仲が悪かったわけではないと思いますが、ろんが生活の中に入るだけで、雰囲気が一段と明るくなり話題も増えていく。読んでいるだけで心温まります。


まとめ

今回は、「黒猫ろんと暮らしたら」をご紹介しました。みなさんも、可愛いイラストやクスッと笑えるお話でほっこりしませんか?


現在(2022年3月28日時点)2巻と3巻はKindle Unlimited対象となってます。また、興味のある方はブログも運営されているようですので一度覗いてみてください。


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