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Wasted Nights

12月27日
診察&抗がん剤の日。

前回の診察で指摘され泌尿科までも巻き込んだ腎臓やばいよやばいよ騒動。
ドキドキもんで今回の腎臓部の採血の結果を待つと・・異常なし。
まぁ前回の値とほぼ変化なしだった。(やったー)

少し肝臓の値が怪しく上昇し始めてるのでお薬(ウルソ)処方復活。
毎食後2錠なので一気に薬が増える。
ここ数回点滴直後に起きているダルさ模様は肝臓が悲鳴あげてるからなのかもしれない。
サプリは欠かさず飲んでいるのだけれど、以前ドクターから言われた抗がん剤の破壊力は市販サプリで補充したところで足元にも及ばんというのは悔しいが真理だった。

他の値は問題ないので本日も予定通り抗がん剤ブチこんできて、これまた想定通りの副作用でフラフラになりつつもお金払ってさっさと帰ろうと会計待ちしてるところへ看護師さん登場。

「まーさんまーさん、センセが来月CT入れちゃったんですけどこの日予定大丈夫ですか?」

は?

緊急でない限りCTは2ヶ月ごとなので、今月12月11日にしたばっかだから次は2月中頃になるはず。
なんで?
すでに診察終わってしまってるので理由が不明。

診察後にまたなにか気になる所でもあったのか?
そう思うわなふつう。
なんでこのタイミングで言う?
不安抱えて正月迎えにゃならんじゃねーかっ!

この男・・

しばくぞ

***

いま、抗がん剤の副作用がピークでフラフラだ。
回数を追うごとにキツさが微妙に増し増しになってる気がするのだが、これもやはり体力が徐々に堕ちてきてるからなのだろうか?
わたしはいつまでこれに耐えれるのだろう?

それでもお天気なうちに掃除だの洗濯だの買い物だのって忙しくしてた。
やっとこさ相棒も洗車できて身体はしんどいけどひとつひとつ片付け出来てるので気持ちはスッキリかな?

ときどき言われるんだけど、冬にオープンカーって寒くないの?って。
意外に思われるかもしれないけど寒くないしむしろ冬場こそ快適なのだ。
オープンボディ専用設計なのでちゃんと風の計算もされてるのだろう、サイドウインドウ閉めてたら走行風がコックピット内にほぼほぼ入ってこない。
このクルマよく露天風呂って揶揄されるんだけど、足もと暖房つけてると身体はポカポカで頭だけスースーしてまさに言い得て妙。

脱線。

あと肌が超絶過敏になってきた。
これは以前もなったんだけど化繊(特にポリ)にすごくストレス感じるようになってきてて、これは普通に乾燥し過ぎてるからか?抗がん剤の副作用か?(神経にも来るので)
綿で問題ないかといえばそうでもない感じで、肌が繊維に擦れること自体にすごく過敏。
もう何も着たくないって感じでまさに裸族になって生活してる。

服が着れんと外へ行けんのだが?笑

***

まもなく2023年が終わる。
今年も相変わらず衝撃的な一年だった。

一番の出来事はやはり障がい者になったことかな。
普段は服で隠れてはいるけれど、裸になった自分の姿を見るとやはり今もまだ悲しみが込み上げてくる。
けれど生きることを選ぶにはこれしかもう選択肢はなかった。
引き換えに今わたしは好きなものを好きなだけ食べられるし、好きなお酒も酔い潰れるまで飲める日常を取り戻せた。

昔はまーからお酒とセックスを取りあげたら干物になるなって言われたくらい執着してた。
いや依存と言ったほうが正しいかな。

今も性欲はないことはないんだけど抵抗感はさすがにね・・

大好きだった温泉もサウナも行けなくなった。
正確にはストーマな人でも行けるのだけれどもやはり人目は気になるもの。

失った大きなものはこの2つかな。

あとなによりトイレがクソ面倒くさい。
半年経ったけど未だ慣れないねぇ・・
なんでわたしはこんなめんどうなことしてるんだ?って毎回思ぅ。
特に冬場トイレ寒いからさっさと出たいのに・・
いつになったらこれを日常と受け入れて慣れるのだろう?
慣れた頃には死んでるんかもしれんけど・・

とまぁオストメイトな方々からすれば非難されそうなこと書いてるけど今の私の気持ちの正直な部分を吐露するとこんな感じ。

来年はどんな衝撃的な事案が勃発するか?
良い意味でも悪い意味でもダラダラと過ごしていた過去の日々が懐かしくもありそして羨ましい。
なんでもそうだけど失って初めて大切だったってことに気づくんだよね。
人間は愚かだ。

***

これ書いてる今は大晦日。
1年が終わろうとしてるわけだけれど、いつものように1日が終わってまた次の1日が始まるだけじゃないか。
夜になってまた朝を迎えるだけ。
目覚めて生きていたなら今日も命あることに感謝する。
生きるってことはそれだけ刹那的なものだと思ってる。

無敵の時代だった20代の頃、酔い潰れて道端にぶっ倒れてるなんてことしょっちゅうだったし、クルマに轢かれる寸前だったこともある。(目が覚めたら目の前にタイヤがあってびっくりした笑)
愛欲に飢えてて異常な人間関係を作っては壊し作っては壊しを繰り返してた日々。
自分で自分のバカさ加減をよくわかってなかったから何でいつもこうなるんやろ?って泣き狂った夜も多かった。

でもさ、人生において無駄にした夜なんてないと思うんだ。
どんだけネガティブな夜でもその時の物語があったからこそ今の私が形成されてるんだと。
お酒の勢いでやらかしちゃった夜も、鬱の沼に溺れて息することすら出来なかった夜もぜんぶぜーんぶだよ。
自分がそう過ごしたかったからそうしただけ。
ちゃんとやりたいことやってたんじゃんわたしって、今はそう思うようになった。
生きて朝を迎えられたのなら、その夜はちゃんと意味があったんだって。
それでいいじゃん。

Let's live like we're immortal
Maybe just for tonight
We'll think about tomorrow when the sun comes up

'Cause by this time tomorrow
We'll be talking about tonight
Keep doing what we want, we want, we want
No more wasted nights

ONE OK ROCK「Wasted Nights」作詞:Taka・Pete Nappi・Janee"Jin Jin"Bennett・Jamil Kazmi

今日は1年の節目だから最後はエラソーにポジティブなこと書いて締めてみた。

私はもう未来の無い人なので過去は単なる思い出。
そして「今」だけ見て生きるようにしか出来ない。
でも未来ある人は過去を振り返り、時に反省し教訓にし、そして将来の自分への糧とすればいいと思う。
でもさ、人生途中で何が起こるかわかんないからね、未来の自分のディティールまで描きすぎると私みたいになっちゃった時に病んじゃうよ?笑

***

みなさまへ。

この1年、私の稚拙なnoteを読んでくださりありがとうございました。
元来わたくし承認欲求オバケなので、たくさんのスキやコメントいただき、大袈裟でなくて本当に生きる支えになりました。
とってもうれしかったです。

来年もあらゆることに頑張らないことを頑張る頑張らないマンで居続けてることと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

そして自分へ。

ちゃんと1年生き抜けたわたしえらい!

んじゃHave a Happy New Year🖐😉


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