明日ありと思う心の仇桜
6月1日、診察・抗がん剤の日。
採血後、診察室に入り血液検査の結果を見せられて、また白血球ダダ下がりになってた・・
てわけで今回抗がん剤はドクターストップ。
週末温泉に行こうと企ててたんだけど自粛せざるを得なくなった。
白血球(好中球)が危険領域になったのはこれで2回目なんだけど、先週は抗がん剤入れてないんだよねぇ。
だから何でこんなに下がったのか原因不明。
今まで抗がん剤の副作用だとばかり思ってたんだけど、もしかしたら他にも要因あるのかな?わからん・・
ドクターも「う~~~ん」と唸るだけ(そこはちゃんと突っ込めよ!医者だろ・・)
白血球上げる薬を処方してもらったんだけど、これは前回下がった時も劇的に回復した実績ある薬なので、来週また来ることになった。
採血して数字が問題ないところに上がっていたら(てかたぶんそうなる)抗がん剤やりましょうと。
白血球の話で長々引きずり回されてようやくCTの話へ。
おかげで痺れ止め増やしてほしいと頼むの忘れたじゃねーか!(激おこ)
ドクター「CTは異常ないです。良い方向ですよ」とアッサリそれだけ・・
異常ないってことはないだろ・・癌が消えて無くなったってわけでなし。
痛みのことも訴えたのだが、CTでは異常はなく血液検査でも炎症反応出ていないし、触診はしてくれたものの「何でしょうねぇ・・」ってわからない様子(そこもちゃんと突っ込めよ!医者だろ・・)
私「最近体重が増えてきてお腹がちょこっと出てきて・・前に手術でお腹開いたんですけどそれで突っ張ってるってことはないですよねぇ?」
ドクター「あぁそうですねぇ、それありえますねぇ」って・・
おい!
おいっ!
おいっっ!
「1週間様子見てください」
ほら出た!医者の常套句。
そんな呑気なこと言って、明日急に具合悪くなって動けなくなったらどうすんだよ!?
わいひとりなんやぞ??
前の抗がん剤の副作用で猛烈な腹痛(小腸が炎症起こしてた)に襲われ、ひとり部屋で誰にも届かない「痛ぁーぃ痛ぁーぃ痛ぁーぃ」を連呼し、のたうち回ってたトラウマがあるんだよ私には・・
今のドクターはそんな過去があったことは伝え聞いていないのだろう。
(前のドクターの時の話だから)
不満たらたら・・
***
お口直し・・ならぬお目直しに話題変えて・・
時間軸的には前後するが、ホタル観賞の数日後、とある花を見に行ってきた。
ネッ友さんが教えてくださった情報だ。
ブルーポピーって名前、かわいらしいね。
3000m級の高山でしか見られない花らしく、栽培が難しいのだそう。
公式サイトでは6月中旬まで見頃って書いてあったのだが、もう花びらが落ちてるのもけっこうあった。
気温上がってきてるからねぇ・・
早めに見に来てよかったよ。
密集しては咲いてないので絵的にちょっと寂しかったが、なかなか見ることの出来ない珍しい花を鑑賞出来た。
ネッ友さんに感謝。
他にもクリンソウも見頃だとスタッフさんに教えていただいた。
かわいい花だね!
エーデルワイス。
生で見たのは初めて。
コマクサ。
これもかわいいね。
高山植物の女王と呼ばれてる!なるほどぉ。
突然の通り雨にびっちゃんこになった(^^;
山の天気は変わりやすいって言われるけど、山の天気もよくわからん・・
***
昔は「明日出来ることは明日やろう!」なーんて馬鹿げたこと言ってた時期もあったけど、人の命だって花の命だって虫や動物の命だっていつ終焉を迎えるかわかんないもの。
1日という単位に限って見れば私には時間がある。
神様が最後に与えてくださった時間なのだろう。
脅迫的観念に陥るのはよくないことだろうけど、明日になれば状況が大きく変わって自分が望んでいたことが叶えられないかもしれない。
諸行無常だ。
身体が動けるうちに季節や旬という自然の道理に従って行動したい。
寝てたって動いてたって私の運命は変わるわけではないのだから。