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2024年の初買い戦利品

 中学生の頃から服好きで、その頃から年明けはお年玉を握りしめて初売りセールで洋服を買うのが楽しみであり、大人になってももはや習慣となってしまっているのですが、性懲りも無く今年も新年早々初売りへ。
基本的に年末年始は地元に帰省していることが多いので、ここ数年は初売りに行くとすれば成人の日前後の連休だったのですが、今年に関しては帰省しなかったので、2日の朝から新宿の伊勢丹メンズ館へ突撃。


そこで、今年買ったのはこちら。

Maison Margielaの定番アイテム、ドライバーズニットです。
マルジェラ自体はもちろん昔から知っているし、若い頃にエイズTなど所持していたこともありましたが、正直ミーハーな若造が着るブランドじゃないし似合わないなというのが正直なところでした。
それが30代も半ばに差し掛かった今、「一見普通だけど普通じゃない」マルジェラの定番商品が急に魅力的に見えてきて、自然と惹かれてきて、昨年夏にジャーマントレーナーを買ったりしていました。

そんな中で伊勢丹メンズ館のマルジェラで見かけたのがこれ。
マルジェラもセールをすること自体は知ってましたが、まさかこんな定番品まで値下げされているとは思わず、見つけた瞬間手に取って店員さんに試着をお願いし、流れるように購入していました。
近年値上がりが激しく今となってはこのドライバーズニットも定価20万円近くしますが、なんと40%オフの約12万円で購入できました。


カラーはなんとも言えない奥行きのあるブラウン。
現在はこのブラウンの他にブラック、ネイビーの3色展開ですが、売り場にはこの色だけでした。
普段ならブラックを買いたいところですが、昨年バトナーの黒のドライバーズを購入していたため、むしろブラウンが気分でした。

ブランド初期から展開するドライバーズニットですが、直近では22年にマイナーチェンジしており、今回購入した物はシーズン的には23SS(内タグから判別)ではあるものの、仕様は22年の物と全く同じです。

素材はコットン60%、ウール40%の混紡素材に変更されており、以前の秋冬物のウール100%、春夏物のコットン100%のちょうど間を取ってオールシーズン使いやすい仕様に。
少しザラっとしたドライなタッチで、毛玉にも非常に強そうです。


編み地も非常に綺麗で、見ていてうっとりします。
そして現行タイプの大きな特徴として、ジップの引き手にレザーのタブが付きます。
これに関しては特に昔からのファンの方は否定的かもしれませんが、個人的には良いアクセントになると感じます。
特にブラウンのニットにブラックのレザーのコントラストが良い。
ジップは何も刻印のないオリジナルの物になっています。
ややマットな表面処理。


カレンダータグ。
現行モデルは4と14に丸がついており、ユニセックス展開となっています。
故にサイズ展開もXSからとなっています。


身長168cmと小柄なのでSサイズでジャスト。
あまりオーバーサイズで着るアイテムではありません。
サイズ表記の上の行の「2023 01」の表記で23SSのアイテムと判別可能です。
01が02になると秋冬です。


朝の時点ではまさかマルジェラを買うとも思っておらず、ドライバーズも「流石に20万は手が出ないな」と思いながら昨年バトナーを買ったのですが、思いがけず良い買い物ができました。
正直12万円でも少し悩みましたが、年明け一発目でこんな良品に出会ってしまってみすみす逃す手はないだろうと思い購入に至りました。


基本的に洋服に一生物なんて物はないと思っていますが、30年近くにわたって展開されているマスターピース的アイテムなので、ほぼ一生物と言って良いアイテムだと思います。
何より、ここで記事を書いている時点で買ったことへの高揚感が凄まじく、満足感があります。
これから長い付き合いになりそうです。

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