声が出ない、記録/発声ができるようになったその後の話
3/18の朝、起きたら声がでなくなっていました。理由は心因性失声症です。
その後、4/5に声の専門家の人に相談する機会があり、裏声を使った高い声であれば発声ができるようになりました。
いまだに地声は出せないままですが、裏声を使った会話はできる生活に戻っています。
ここまでは前回までのnoteに、詳しく記録してあります!
4/19に再び先生のところへ近況報告をしに行きました。先生からも周囲の友人からも「だいぶ音が安定してきた」「聞こえやすくなった」と言われます。
毎朝、飼っている文鳥に話しかけるのですが、その時に地声が出るかを確認して、あとは基本的に裏声で生活しています。
日常会話では、負担も違和感もなく発声できています。慣れすぎて失声症だということを忘れることもあるくらいには馴染んでしまいました。笑
ちなみにこの声、どうやって出してるの?とよく聞かれるのですが……
裏声ですが、無理に出そうとしているわけでも、どこかがしんどいわけでもなく。大きな声を出そうとするときは少し苦しいのですが、出せる音の範囲で長時間喋るのは、なんともないです。
言語化が難しいのですが、声が出る位置を変えているというか。体のどこかにある「つまみ」みたいなモノで調整して、出せる声を見つけているような感覚……!笑
私の好きな声優・神尾晋一郎さんが「僕、楽器(声)が良いんですよね」と、時々言っているのですが、本当に声って楽器なんだなあとこの状態になって改めて感じました。
いまはこの楽器(声の位置)で出せる「ドレミファソラシド」の弾き方は覚えたけれど、オクターブを上げたり下げたりした音はまだ弾けないから、つぎはそこをキレイに出すための練習中です。
そしてまだボリューム(音量)を出せないけれど、これは慣れと使い方だと思うので、ちょっとずつ習得していくつもり。
私は声に対するコンプレックスや使命感が大きいため、今後また地声で話していると、つぎにストレスや悩みができてしまったときに、失声症が再発する可能性があるかもしれない、と言われました。だから、この声を使い慣らして大きな声や低い声も安定的に出せるようにすることを勧められています。
地声が出るようになったらどうするか、はまだ悩んでいますが……
どちらにせよ今は地声が出ないので、とにかく普通におでかけして、この声を使って喋って、慣らしている真っ最中です。
そして今日の昼間にふと「高くて聞き取ってもらえないことがあって、それは話し方を変えたらもう少しマシになるかも」と、思って。でも、話し方のクセは地声のままで、気が抜けるともとの話し方になっちゃうんですよね。これは地道に努力していくしかないのかなあ。
仮に地声が出てその声に戻すとしても、間のとり方とか速度を変えたら、地声に対するコンプレックスも少し和らぐような気もします。
周りのおかげで、みんなのおかげで日常に近い生活を送らせてもらっているので、私もちょっとずつ変化をつけていかなきゃなあ。
せめて少しでも聴き取りやすくなってほしい!
それにしても、声が出せるとお話する人も増えるから、誰かに声で気持ちを伝えられるぶん、noteを書く頻度が減ってしまうね!笑
ということで地声ではないものの、発声はできているため、このシリーズはいったん終了にしようと思います。
でも普通にnoteは更新するし、なにか変化があったら記録していきますので、引き続きよろしくお願いします!笑
最後に、ちょっとだけ書きたいことを。
この一年、そして数ヶ月で、だいぶと心が強くなったと思います。いろんなことがありすぎたし、結果こういう症状になって、働き方や人との関わり方、考え方、どう接したらいいのかとか、後悔しないようにするにはどうすべきなのかとか、今まで以上に考えたと思います。
たくさん考えて選んで、傷ついて、それをいろんな人に癒やしてもらったり励ましてもらったりしながら、また立ち上がることもできて。
辛いことも苦しいことも、課題もまだまだたくさんあるのですが……
私は癒しがあったり、声が出なくても仕事ができたり、生活できたりする環境があるだけ幸せなんじゃないかなと。
そういう経験や実感は、今後なにかに活かせればいいな。
あとは自分の心とか身体をもう少し大事にしてあげたい。
私自身、あんまり無理をしている感覚はないけれど、その鈍さが問題なのかも。自分のことを気づいてあげたら、声が出なくなるなんてこともなかったかもしれないので。
そういう意味でもnoteをもっと有効に使って、自分と向き合えるツールにしていきたいです。
ということで!
読んでくださってありがとうこざいました。
みんなも自分を大事にするんだぞ〜〜〜!
私の心と体の養分になります。ありがたや。