この世界に何を見る？〜「未来しかない」という豊かな可能世界
＜時間は未来から流れる ➡︎ いまこそ目覚めよう！＞の続編です。
あなたの『本当の望み』を知っているのは、他でもないあなた。
『本当の望み』を叶えたときの臨場感を先に味わっておくことで、自然と身体が動き、望みが叶うスピードが早まります。
眠りの森の美女は、魔女の呪いのために自分の力では目覚めることができませんでした。
一方、現世に生きる私たちは、呪いをかけられたりしていません。
何を見て、何を考え、何をするのかを自分で選ぶことができます。
では、私たちはこの世界に何を見るのか？
それを決めるのが「抽象度の高さ」だと私は思っています。
人は見たいものだけを見ている
有名な隠し絵で『妻と義母』に、「若い女性」を見る人もいれば、「老齢の女性」を見る人もいます。
2通りの女性が見える隠し絵だと知っていれば、「若い女性」を見ようとすれば「若い女性」を、「老齢の女性」を見ようとすれば「老齢の女性」を見ることができます。
ですが、隠し絵であることを知らなければ、「若い女性」か「老齢の女性」、そのどちらかにしか見えないでしょう。
これを人生にあてはめると……
「私は幸せだ」と考えていれば「幸せ」である証拠を見つけ、「私は不幸だ」と考えていれば「不幸」である証拠を見つけることになります。
なぜなら、人は世界を自分が見たいようにしか見ないからです。
これは無意識に起こるので、みずから意識的に働きかけて認知を変えない限り、これまでとまったく変わらない世界がいつも目の前に広がることになります。
あなたはこれからもずっと、過去の延長線上を生きていきたいでしょうか？
まずは知ることから始めよう
そもそも、何がどうあれば『幸せ』を感じるのでしょう？
どんな状態に『豊かさ』を感じるのでしょう？
隠し絵『妻と義母』に見えるのは2通りの女性だけですが、人生となると、選択肢は無限にあります。
無限の可能性が広がる世界で、あなたは何を見たいと思いますか？
どんな世界に生きたいと思うでしょう？
「人生は豊かだ」あるいは、「人生は苦痛でしかない」、どちらの心持ちを望むでしょうか？
自分のあり方の土台をつくるには、まずは知ることから。
知らないことには、「苦痛しかない人生」の証拠集めばかりしてしまうからです。
身につけた知識から考えを深め、抽象度を高めていかなければ、「豊かな人生」を見ることができない……
私はそう実感しています。
愛、感謝、豊かさを分かち合う
私は抽象度が高まるにつれ、「試練」としか思えない出来事が起こったときに「支援」が同時にあることが見えるようになりました。
目の前の人が「悪役」として立ち現れてくれた理由がわかり、愛と感謝が生まれたんです。
「未来しかない」という豊かな可能世界において、過去は関係ありません。
過去に何があったとしても、そこに囚われる必要がなくなるからです。
「私に大切な人がいるように、目の前の人にも大切な人がいる」
この境地に至れたとき、人は幸せを感じられるのだと思います。
あなたもまた、愛、感謝、豊かさを分かち合う幸せな人生を過ごされますように♪
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