「私は不完全だ」という幻は、妹との比較から?
noteを綴りながら内省を深めています。
行ったり来たりで 1本にまとめられていない点、ご容赦くださいませ。
私が逃げていたのは、『あなたには価値がない』と突きつけられてしまうことでした。
では、なにをもって『価値がある/ない』と判断すればいい?
当時の私には、『点数で判断できる勉強』しか、なかったんですね。
だから、『私には価値がないことはない』と証明したくて、勉強していたのです。
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そうはいっても、本当のところは誰かと比べられたくなくて。
だから、『学校で一番』というテスト結果を素直に喜べなくて。
でも、自分には勉強しかなくて。
ぐるぐる、ぐるぐる、してました。
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noteでそんなこんなを綴っていたからでしょうか。
今日、ふと思ったんです。
『自分の価値を存在しなければならない』と考えたのは、自分を誰かと比べていたのかな?って。
そして、
「あ!妹と比べていた!?」
という言葉が浮かんで、自分で驚きました。
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妹と私は、性格も好みも行動特性も、かなり違います。
妹は昔から、穏やかで、インドアが好きで、マイペース。
たいてい聴き手にまわる妹から
「お姉ちゃん、アホやなぁ」
と言われたのは、私が 6歳のころだったでしょうか。
遊びに夢中になって門限に遅れ、廊下に締め出されて静かに泣くしかなかった私に、妹は言うのです。
「声を出して嘘泣きしたら、お母さん、すぐに家に入れてくれるのに」
もうね、衝撃でした。
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私がマンションの廊下で
「開けてー!」
と泣けないのは、自分が恥ずかしいから。
それを2歳下の妹は、『母親が恥ずかしがって、ドアを開けてくれる』と見切っていたなんて。
妹の『本当の頭のよさ』を目の当たりにして「負けた」と感じていたことに、40年以上経って思い当たりました。
(勝ち負けを感じることではないのですが)
観察力・洞察力に優れ、人間関係における有効な手立てを考え、見栄を張らずに実行できる完璧な妹に比べて、「私は不完全だ」と考えていたようです。
比べる必要も、「負けた」と感じる必要も、なかったのにね。
次回に続く……かな?
〈私が私である〉ことの確信へ導く魔法使い
御影石 千夏
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