《最高の価値観》を明確にする方法を創り出したDr ジョン・F ・ディマティーニの生涯
「やりたかったのにできなかった」
「ほしかったのに買ってもらえなかった」
という幼いころの《欠落感》が、独自の才能を育むことをご紹介してきました。
《欠落感》とは?
《欠落感》のギフトを伝えてくださっているのが、「バリューファクター®︎」を開発した人間行動学の権威 Dr ジョン・F ・ディマティーニです。
私は「バリューファクター®︎」の公認ファシリテーターとして、《最高の価値観=人生で最も大切に思っていこと》を言語化するお手伝いをしています。
Dr ディマティーニは、
「幼いころの欠落感(void)が人生で最も高い価値をおくもの(highest value 最高の価値観)をつくりあげた」
と言います。
《欠落感》とは、
・「足りない」「不足している」と感じていたこと
・欠落を感じ「満たしたい」と思い続けていること
を指します。
あなたも子どものころ、
「なくて嫌だった」
「足りなくて悲しかった」
「自分だけができないことが辛かった」
と感じたことがあるのではないでしょうか?
そうした「足りない!」という思いが、あなたの《最高の価値観=人生で最も大切に思っていこと》をつくった、だなんて、ピンとくる人は少ないかと思います。
そこで今回は、ヒントとして、《最高の価値観を明確にするワーク》を産んだ Dr ディマティーニの人生をご紹介します。
大きな《欠落感》と人生を変える出逢い
Dr ディマティーニは
・生まれつき脚と腕がねじれていたため、脚と腕に矯正器具
・1歳半のときには口を適切に動かせないため、口の筋肉を強化する補助器
を付けられていたそうです。
「歩くに恥ずかしいから外してほしい」
と父親に伝えたのは、彼が4歳のとき。
「それが外れたら、自分が行きたいところを自由に走りまわりたい」
と願っていたそうです。
小学1年生のとき、本を読むことや話すことが難しかった彼は、障がい者用のクラスに編入。
そこでかぶらされた帽子が、彼は嫌でたまらなかったとか。
そんなある日、担任の先生が彼と両親を呼び、こう言ったそうです。
「あなたの息子さんは生涯、読み書きも、人前で意見を言うこともできず、大きな成功も期待できないでしょう」
両親の不安と懸念を感じた彼は、勉強ができる友人に質問しては授業の要点を聞き出し、なんとか小学校を卒業したそうです。
都会から郊外への引越しを機に、勉強を教えてくれる友人を失い、14歳で退学。
その後、彼は得意だったスポーツに打ち込み始め、最終的にはサーフィンを愛するようになりました。
テキサスからカリフォルニアまでのヒッチハイクを経て、ハワイでサーフィンをしていたころの彼は、ホームレス(人目につかないジャングルでのテント生活)。
17歳のとき、知らずに食べていた毒性のある植物の中毒のために生死をさまよった後、ポール・ブラッグ氏に出逢います。
彼の講演を聴き、Dr ディマティーニは決意します。
「私も彼のような仕事がしたい。
心と身体、魂にまつわる宇宙の法則を学びたい。
世界中を旅して、人を導く師、哲学者になる。
地球上のすべての国に降り立ち、リサーチの結果を人々と共有したい。
彼のように、生き生きした素晴らしい人生を生きよう」
これを機に彼は実家に戻り、辞書にある単語を覚えることを始めました。
やがて彼は、本を読めるようになり、学ぶことに夢中になり、高校卒業資格試験に合格し、医学部に進み、カイロプラクターになりました。
その後、医療関係者に経営を教えるようになり、講師業界への道が拓けたそうです。
《欠落感》が《最高の価値観》につながる
Dr ディマティーニは、補助器を付けていことから
「自分が行きたいところを自由に走りまわりたい」
と願い、学習障害だったことから
「宇宙の法則を学び、世界を旅して分かち合いたい!」
と願っていました。
彼の強烈な《欠落感》は、彼の《最高の価値観》
1.教える
2.研究する
3.旅する
に如実に現れています。
これまでに彼は、200以上の学問分野を修め、3万冊以上の本を読み、100冊以上の本を書き、世界中で講師・講演家として活動しています。
働く必要がないほどの巨万の富も築いてからも、彼の生き方は変わりません。
《最高の価値観》を満たしていると、若返る?
私が彼から直接「バリューファクター®︎」のトレーニングを受けたのは、2017年と2019年。(2021年はオンライン開催)
《最高の価値観》を満たす日々を送るDr ディマティーニは、65歳と思えないほど若々しいのです。
かつて教師から
「あなたの息子さんは生涯、読み書きも、人前で意見を言うこともできず、大きな成功も期待できないでしょう」
と言われた彼は、そのすべてを実現しました。
知識や自由を「足りない!」と感じる強烈な《欠落感》から、彼は知識を吸収し続け、心と身体、魂にまつわる宇宙の法則を探求し続けてきました。
深く広く学び続ける彼の能力、体得した宇宙の法則を世界中の人びとに教える能力は、彼の《欠落感》がもたらしたものです。
65歳の時点で彼は、1年に350回講演をし、1000回のインタビューを受け、絶えず人に教え、65ケ国2073都市という世界中を旅しているのです。
学び続け、教え続け、旅をし続けてきた彼は、《最高の価値観》を生きる最高のロールモデルそのもの。
私も彼のように、《最高の価値観》を満たし、《欠落感》から得た自分の才能を最大限に生かしながら、歩み続けていくと決めています。
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参考資料
・Dr ジョン・F・ディマティーニ 『正負の法則 一瞬で人生の答えが見つかる』
・YouTube『ディマティーニ博士 x 本田健の特別対談動画』
・YouTube『引き寄せの真実』4本
Dr ディマティーニ バリューファクター®︎公認ファシリテーター
御影石 千夏
▼プロフィール